自然洞 麺舗 埼玉・北浦和東口





やや曇り気味ながら淡いものの陽射しが射して、春霞さえも杉花粉とPM2.5に見えた、強い南風が吹き荒び朝の通勤電車を遅延させていた三月弥生後半の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、強い南風は陽が暮れても相変わらず吹き荒んでいた、そんな午後七時過ぎだった。

北浦和の人気無化調ラーメン店として、そこは当然気になっていた一店で、もう少ししてから行こうと考えていたが北浦和のカッパ氏のmixiの書き込みに、今回つい反応して仕事帰り立ち寄ることにした。

そんなわけでまた北浦和行きのバスで北浦和に出て、やや歩いてその店頭へやって来た。そう遠くない場所には、公立高校東大進学率第一位の年も少なくない実績を誇る県立浦和高校が在る。

自然洞と言うと東京末広町にある、高級鳥料理専門店の鳥つね自然洞が思い浮かぶものだ。おそらく聞くまでもなく、関係ないところだろう。折りからの強風で店先の暖簾は、垂れる暇もなく翻っていた。

さっそく浦高生のソウルフードらしいラーメンを求めて入店すると、先客の半分近くはクラブ活動帰りなのか、そんな在校生らしき高校生がラーメンをすすっていた店内だった。

右手直ぐの場所に券売機があり、そこで自然洞ラーメン白を選んで、大盛とチャーシューのボタンを連打。空いていた右手奥寄りのカウンター席に腰掛けながら、チケットを厨房におられる方に手渡した。

12年前の2001年に開業して2011年5月10日に西口店がオープンし二店舗体制となったこちららしい。

目の前の方が店主なのかそこら辺を確認させて貰うと、西口店がオープンした時に社長がそちらへ引っ越して行ったのだそう。なるほど。

それにしても風情のある店内で、築60年の木造家屋らしい。二年前の大地震の時は、もはやこれまでかと覚悟したほど揺れたそう。

まもなく後続客が続いて入店して来て、空いていたカウンター席が全て埋まった。ふと振り向くと、そこに現在の営業時間と定休日が記されていた。

なお券売機の周囲には実に様々なインフォメーションがあるこちらで、そこにはこの東口店を任されている厨房の方は年間800食自店舗のラーメンを食している旨が記されていた。

その方によるオススメトッピング例は、大変に参考になりそうと言えた。こうして店内の様子を眺めていると、浦高生にとってこちらのラーメンがソウルフードであることがよく判った。程なく到着。

なかなかにファンタスティックと言える、ビジュアルのラーメンがやって来た。なんともビンビンと来るオーラなことだろう。

それではと行かせて貰えば、これがとんでもない美味さと言うしかないもの。塩味と正油味の中間の味わいらしい。

モッチリとした中太麺がそれにしても素敵なもので、間違いなく自家製麺だろうとお聞きすると、120万円した製麺機で打ったものだそう。

かなりモチモチしていたので何日か熟成させたものだろうとまたお聞きすると、打ち立てのものでそのぶん多加水なのだそうでおそるべしと言うしかなかった。

角煮のような煮豚を頬ばれば、淡雪のごとく口の中で消えて行った。気がつけば完食。これで無化調とは、やはりおそるべしだ。

ワイルドな麺に繊細な持ち味のあるスープで、その風情は実に可憐極まるものだった。いや、かなりとんでもなく、とっても実に果てなく良かった。

(左フォト) チャーシュー自然洞ラーメン白大盛/券売機周りの案内/店頭外観 (2013.03.18)


 自然洞 麺舗 (ジネンドウ メンホ) 東口店

 住所:埼玉県さいたま市浦和区北浦和1-21-13  定休日:木曜日  営業時間:11:30〜22:00

 アクセス:JR京浜東北線北浦和駅東口下車。ロータリー先の北浦和駅東口交差点を直進して、
       前方五差路の左斜めの道路を400mほど歩いて行った左側にあり。