札幌ラーメン どさん子
浦和大牧店 埼玉・浅間下 ※閉店





一夜毎に涼しさが増して、初秋と呼んでもさしつかえなくなって来た九月長月後半の木曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、日暮れの時間も早まって来て穏やかに涼しいそんな午後七時過ぎだった。

しばらく前から実はこちらの存在を知って、西川口にあるどさん娘に訪れたこともあって気になっていた一軒となっていた。

ここしばらくでは、千葉勤務時代はJR新検見川駅前の店に訪れて、創業50周年を記念してオープンした八重洲地下街の店にも訪れている。

どさん子は若い頃ずいぶんお世話になった味噌ラーメンチェーン店で、現在のように記録はとっていないが地元だけでなくかなりの店舗を訪れている。

そんなわけでそんなこともあって涼しさも手伝って、今夜辺り仕事帰りに行って見るかとなって、路線バスを利用してその店頭へやって来た。

Dosankoのローマ字が入口の上でネオンとなって輝いており、見慣れた下のクチバシがラーメンどんぶりになっているペリカンマークには「世界のマーク・世界の味」の文字が刻まれていた。

さっそく入店すると先客が一人に、厨房にはフランチャイズ契約のオーナー店主が一人の、小じんまりとしたフロアが広がっていた。

メニューリストを手に取ると、好きな味のラーメンに餃子5個と小ライスが付いて、825円のラーメンセットなる提供メニューを見つけた。思わずそれを味噌ラーメンでお願いした。

なかなか味のある店内で、よき昭和後期の風情の香りがするフロアだった。お聞きすると開業して35年になる浦和大牧店だそう。

すると昭和53年頃にオープンしたところだろう。すぐ近くには何軒か訪れた中華料理店の萬来軒があり、敷地には広い駐車場を有するこちらだった。

牛丼の吉野家やマクドナルドに紳士服のコナカが等が営業している周辺で、そうした意味で立地はかなり良い場所と言えそう。

活況時代には二人雇って奥さんを入れて4人で回して年商6000万円を打ち出し、埼玉県ナンバーワンの実績を誇った時代もあったそうだ。

そんな店主の自慢話しが、店内で聞けるのも嬉しい限りだった。昔は周辺にもどさん子が何店か営業していたそうだが、今では浦和周辺ではこちらぐらいだそう。

店主はもう70歳過ぎているそう。あと何年厨房に立てるか判らないなんて言うぼやきにも、やはり日本の今が映っているのかもしれない。程なく到着。

まるで味噌ラーメンに菜の花が咲き乱れたかのように黄色いコーンが散らされて、モヤシが二郎ほどでないにせよかなり盛られてやって来た。

それではと行かせて貰えば、味噌の味わいが老練の店主だからこそ引き出せる風合いがたまらないもの。麺はそれほど太くない麺のこちらで、それでもモチモチした感覚が素敵でとても良かった。

それでにしてもモヤシもあってなかなか減らない味噌ラーメンで、餃子にも手を付ければこれまた実に美味しい餃子で御飯もまたしかりであった。

気がつけば完食。こうして口にして見ると、埼玉県ナンバーワンの実績を誇った時代があったことが理解出来るボリュームとその美味しさだった。

いや、優しくも荒々しくもある味わいで、何とも二律背反的要素を感じる味噌ラーメンと言えて、かなりなかなか実にとても果てなく良かった。

(左フォト) 味噌ラーメン/セット餃子/店舗外観 (2013.09.19)


 札幌ラーメン どさん子 浦和大牧店

 住所:埼玉県さいたま市緑区東浦和7-43-5  TEL048-874-2048  ※本部公式サイトはこちら

 定休日:火曜日※祭日の時は営業して翌日休業  営業時間:11:00〜24:00

 アクセス:JR武蔵野線東浦和駅下車。国際興業バス浦90・東浦80-2系統浅間下経由浦和駅東口
       行きに乗車して浅間下(せんげんした)バス停で降車。200mほど浦和駅方向に歩いた
       国道463号沿い左側にあり。JR浦和駅からもアクセス可。

.

最寄りバス停は東浦和駅から100円区間の浅間下。

その昔味噌ラーメンチェーンと言えばどさん子だった。

お馴染みクチバシがどんぶりのペリカンマーク。

掃除が行き届いて昭和の風情がありながら清潔な店内。

悩んだらラーメンセットがお得の浦和大牧店。

ラーメンセットの小ライスも美味しかった。