ラーメンの店 どでん 埼玉・緑区三室





そよ風の妖精が囚われの身になってしまったかのように、また朝から容赦のない暑い陽射しが注ぐばかりの七月文月半ばの週明け日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、夕方頃に一雨落ちたらしくそれもあってかそんなそよ風が夜風となって比較的過ごしやすい午後七時過ぎだった。

今夜もまたそこはがっつり気分となって、ふとこちらのことを思い出して再度訪れることにした。マルジ系となる八戸ご出身店主のがっつり系ラーメン店のこちらだ。と言うわけで久しぶりに、そんなこちらの店頭へやって来た。

店内に空き席が無かったのか一足先に店先へ立ったご夫婦らしき二人が、中に入らず店頭のベンチに腰を下ろしていた。

そこに私が来て店先に立つと、一人なら店内に座れる席が在るのでお先にどうぞとのこと。お言葉に甘えてドアの前へ立つと、三人組のグループ客がちょうど帰って行くところだった。

こうなるとご夫婦が先だなとなって中に入らず避けていると、お店の方が出て来られ、そのご夫婦に入店を促していた。その後ろにいた私は、そこでご夫婦に対して先に入るよう手でその仕草をして先に入って貰った。

そして私もその後でチケットを買うよう促されて、中に入ってラーメンのチケットを購入。券売機のボタンを見ると、つけめんの提供が開始されていたこちらだった。

またどうやら明日からは夏季営業時間となるようで、その営業時間のシフトを変えることがその傍に案内されていた。

それによれば2月に訪れた時は夜営業のみのこちらだが、しばらく前から昼営業が始まっていたらしく、それが平日はまた夜営業のみとなって土日祝日だけ昼営業も営業する旨が記述されていた。

本来のサマータイムとは逆となる営業体系だが、夏に火鉢にあたって仕事をするようなラーメン店の厨房だけにそれは納得できるものだった。

券売機で買ったチケットをお店の方に手渡して一度外に出て待つところとなったが程なく入店出来て、その頃になると後続客がさらに増え続けて外列がさらに長くなるところだった。

席に荷物を置いて一番奥にある冷水器へ行ってコップに冷水を注ぎ、その近くにあった紙オシボリと樹脂製のレンゲを手にしてカウンターの席へ戻った。

外に並んでいた方が数人入って来たが、いつの間にかその後ろへさらに人が並んでいた。何はともあれこれはタイミングが良かったようだった。

ニンニク入れますか?となって、ニンニク少なめ野菜ましあぶらましとコール。程なく到着。するとあぶらましは小茶碗状の容器にその分が入れられてやって来た。

野菜の上に充分な脂を掛けていたので、さらにその追加分みたいだったからそこまではさすがに要らないと思い小茶碗はお詫びして返却させて戻った。

それではと行かせて貰えば、醤油スープには脂がほとんど浮かないこちらのラーメン。前回の時は脂がもっと野菜の上に掛けられていたが、今回一度あぶらましをしていただけにそれなら脂ましの小茶碗は貰って置くべきだった。

何はともあれ野菜多めで麺もかなり入って、それでもそのがっつり度に何度か難破しそうになるほど。脂の海に溺れることは無かったが、麺の海にもう少しで果てるところだった。

気がつけば完食。外へ出ると10人近い方が入店を待っていた。いや、今回も壮絶に素敵で、かなりとんでもなく果てなく確実に良かった。

(左フォト) ラーメンやさいまし/券売機/店舗遠景 (2013.07.14)


 ラーメンの店 どでん

 住所:埼玉県さいたま市緑区三室1207-4  TEL048-607-1129  定休日:(平日昼営業なし)

 営業時間:平日18:00〜24:00◆土日祝日11:00〜14:00/18:00〜24:00 ※夏季営業時間

 アクセス:JR京浜東北線北浦和駅東口下車。東口ロータリー奥の二つ先十字路周辺にあるバス停
       の1番バス乗り場から東武バス浦31系統さいたま市立病院行きに乗車して、教育センター
       前バス停で降車。逆方向に少し戻った十字路手前右手にあり。








大雪が懸念された首都圏ながら積雪はそれほどでも無かったが、電車がその見込みダイヤの影響で乱れていた二月上旬の水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、そんな朝のドタバタもあってふとガッツリと行きたくなった午後七時過ぎだった。

社内の方から以前は二郎だった店が、店名を変えても同じラーメンをずっと提供していた店のことを教えて頂いた。

その店が最近になってまた店名が変わったが、それでも似たようなラーメンを提供しているらしい。気になっていただけに、それならばとなった。埼玉県内で二郎と言えば、大宮駅周辺にある大宮店があるくらいだ。

そんなわけで地元の人間で無い私だけに、そもそも浦和に二郎の系列店は無かったはずと、思いながらもその店頭へやって来た。十字路の横断歩道を渡った場所にあるこちらで、信号が赤になったので店頭撮影もあるしと立ち止まる。

見ると盛況そうな店内だが、特に中も外も行列は無くスムーズに入店出来そうだ。

信号が青に変わったので前へ進むと、その数メートル手前で左手から大学生のグループ客がぞろぞろと来てタッチの差で先を越された。

数えるとこれが8人の団体さんで、思わずさっきは小走りで直ぐに入店して帰りに店周りを撮影すれば良かったと悔やんだが後の祭り。

やむなくその後ろに着いた。会話を聞いていると何度も足を運ぶ常連さんらしく、その一人にさり気なく以前の店名をお聞きして全ての謎が一気に解けた。

その店名は「富士丸」だそうで、なるほどその昔は通称マルジの「○二郎」で、確かに二郎が付く店名と社内の方が言っておられた意味が理解出来た。

まだマルジだった時に西新井大師店へ訪れた時のインパクトあるラーメンの記憶がふと甦った。

2004年7月に○二郎としてオープンして、2007年8月に富士丸になったこちらが、昨年の11月5日に富士丸の方が独立したようだ。団体さんがいなければ富士丸の店名も知らずに食すところだった。

さて先にチケットを買ってから並ぶようで、団体さんが全員買い終えてから入口ドアの前にある券売機に立つ。豚増しはかなりの豚が入るようで、おとなしくラーメン少を選んで味玉のボタンを連打。

一旦外へ出て並んで待っていると目の前に案内があり、読むとB-1グランプリ第7回九州大会でゴールドグランプリに輝いた八戸せんべい汁の煎餅がラーメントッピングとして楽しめるよう。

どうやら店主が八戸ご出身もあって二枚100円で提供しているらしく、スープを吸わせて口にすればかなりいいらしい。

かなりの団体さんの人数だったがタイミングが良かったらしく、そう待つことも無く入店出来た。入店してチケットを手渡す際に100円を支払って八戸せんべいもお願いした。

お店の方に店名の「どでん」の意味を確認させて貰うと、青森の方言で「びっくり」と言う意味があるらしい。ニンニク入れますか?と来たので、ニンニク少なめ、ヤサイはマシでとお願いした。程なく到着。

なるほどバラロールチャーシューが横たわるように八戸せんべいが置かれていた。

軽く浸して口にするとモチモチしてなるほど良かった。それではとがっつり行かせて貰えば、富士丸のラーメンが去来する美味しいラーメン。

極太麺は特に素敵で自家製麺らしく近くに製麺機が置いてあった。豚の塊もさすが凶暴な味わいで、野菜の盛りも二郎系の名に恥じない、まさしく店名通りどでんな量だった。

店主に八戸せんべいが良かったことを言うと、もっとスープにしっかり浸して食すといいとのこと。

二枚目をそうして口にすると、まるでワンタンと言うか麺を食しているかのような感覚になる程モッチリしてこれまたどでんだった。

かなりの麺量ながら、ともあれそこは気がつけば完食。コープ寄りに店名の旗がひらめく専用駐車場もあるこちらだった。

いや、なかなかとんでもなかった、素晴らしきガッツリ系ラーメンと言えた。

(左フォト) ラーメン少+味玉・八戸せんべい/インフォ/店頭外観 (2013.02.06)