手打らーめん 珍来 埼玉・西川口東口





澄み渡る青空から爽やかな陽射しが初夏らしい新緑に、溶け込むように燦々と注いでいた六月水無月前半の週明け日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、やや曇りがちながら雨の降る気配もなかった、夜風も爽やかなそんな午後七時過ぎだった。

川口周辺の駅前界隈に四店舗が営業している珍来で、これまでに蕨東口店川口店、そして西川口西口店と訪れて来た。

どちらも暖簾分けの正式名称「事業協同組合珍栄会中華チェーン」である珍栄会グループ各店で、それぞれがこれまで別経営らしかった。

残る店舗が西川口駅の東側に位置するこちらで、今回珍来で気になるメニューがあったので、この際だからとまだ訪れていないそんな西川口東口店へ仕事帰り立ち寄ることにした。

と言うわけで西川口で途中下車してまた東口側に出て、そこから若干歩いてそう遠くないこちらの店頭へやって来た。

店頭には100円引き日替りサービスの案内があり、これは駅の向こう側の西川口西口店と同じ内容のもの。どうやら西川口の二店舗は、珍来公式サイトの店舗紹介で同じ店主が映ることからも判るように、同じ経営の二店のようだった。

さっそく入店して空いた席に腰掛けて、予定通りソース焼きそばと餃子3ケをお願いした。後続客が続いて、俄かに活気づく店内となって来た。

実は社内ラーメン通のK氏は珍来のソース焼きそばは褒めるほど美味くはないがクセになる良さがあって、ついつい珍来に行くとそのソース焼きそばばかりをオーダーしてしまうのだそう。

珍来でソース焼きそばを食したことは一度も無かっただけに、それはいったいどういう味わいなのか気になるところとなってしまった。餃子もまた口にしたくなったこともあって、この珍来へやって来た次第だった。

お店の方が目の前におられたので開業年についてお聞きすると、去年の11月で三十周年を迎えたこちらだそう。すると1983年頃に開業したところだろう。

話しの流れの中で、蕨東口店の店主は、こちらで修業して独立された店主であることが判った。そんな蕨東口店は、オープンしてから今年で12年ほど経ったお店だそうだ。程なく到着。

見た目は特によくあるソース焼きそばだが、口にして見るとなるほど甘口の中濃ソースが多めに入って、野菜の風情が良いもの。上部にたっぷりと乗った青海苔もそうだが、下部にさりげなく添えられた紅ショウガが、また実に良き付け合わせと言えるものだった。

珍来らしい太めの中太麺がかなり弾力のあるもので、実に楽しい食感がたまらなかった。モヤシと中太麺の太さの絶妙さと言ったらなかった。

そこに大ぶりの餃子がまた素敵な美味しさだけに、その相乗効果が相俟ってとっても満足感の高いソース焼きそばとなっていた。気がつけば完食。

千葉県船橋市にはソースラーメンと言う地ラーメンが今でも存在しているが、それもまた本来美味しさをウリにして口にするものでなく、そんなクセになる感覚を楽しむものだと言えそう。

いや、これはなかなかとてもクセになりそうな良さがあった珍来のソース焼きそばだった。餃子もやっぱり良かった。

(左フォト) ソース焼きそば/餃子3ケ/店頭外観 (2013.06.09)


 手打らーめん 珍来 西川口東口店

 住所:埼玉県川口市並木3-10-10  TEL048-252-2000  ※公式サイトはこちら

 定休日:無休  営業時間:11:00〜翌2:00

 アクセス:JR京浜東北線西川口駅東口下車。ロータリー左奥斜めの道路を進んで、まもない十字
       路を右折。通りに出たら左折して程ない左側にあり。

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西川口西口店と同じ経営のこちらでサービスも同じ。

メニューリストも西口店と、寸分違わぬ内容。

JR西川口駅東口からそう遠くない通り沿いにある。