中華料理 萬来軒 一徳 埼玉・蕨東口





青空を隠す曇り空が陽射しも隠して、気温もそう上がることもなかった六月水無月上旬の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、午前中には晴れ上がったが気温はそう上がらずに陽が暮れた午後七時過ぎだった。

二週間前にこちらの関連店である周辺の北町で営業する萬来軒を訪れて、その流れから代田橋に総本店があることをネットで見つけて先週はそちらにも足を運んで見た。

実は先にその存在を知ったのは、蕨駅東口近くにあるこちらだった。今夜こそこちらを訪れようとなって、また仕事帰り蕨で途中下車して東口ロータリー左手の飲食街とあるアーチを潜ってその店頭へやって来た。

白い暖簾には食事処萬来軒と電話番号以外に、一徳と言う名前が記されていた。先日北町の萬来軒へ向かった時に、こちらの店先を通り過ぎた際に実は気づいていて気になっていた。

なんとも意味ありげな名前で、それが店名の一部なのかどうなのか今夜は確認したいところだ。さっそく入店すると数人の常連さんらしき先客がおられて、そこそこに御繁盛されている様子だった。

セットメニューが一番奥の壁面に案内されていたが、ラーメンとチャーハンがセットになったものはなかったので、そこはまたラーメンとチャーハンを一緒にお願いした。

近くの北町と代田橋にある萬来軒にも訪れて、そんな訪問を趣味に持って来店したことをご説明すると、喜んで迎え入れてくれた店主とその奥様だった。

四ツ木の流れを汲む新小岩方面にあった萬来軒で修行した叔父さんが北町を創業させたそうで、そこで修行してこちらを開業させた店主だそう。

こちらが今年で40年だから、向こうは42〜43年になるそうで、その北町は途中で現在の店主に変わったそうでそこら辺は向こうでお聞きした通りだった。

見ると店名が刻まれた大鏡がこちらにもあり、その店名内容は向こうとほぼ変わらなかった。

流れを汲む四ツ木萬来軒が無いのは何故だろうと思ったが、新小岩のお話しを聞いてそう言うことかと理解出来た。

場所はJR蕨駅東口の周辺に位置するこちらだが、住所は川口市芝新町となるようだ。程なく到着。

それではとラーメンから行かせて貰えば、あっさりした醤油スープの味わいは希望と言う名の糸を紡いで来た時代の懐かしいまでの素敵な風情を持つもの。

ヤワメの麺は単に柔らかいものでなく、その風合いがその持ち味を押し上げるものだ。こちらのチャーシューもまたかなり素晴らしく、メンマやナルトもやはり良かった。

チャーハンも実にいい風合いで、心を穏やかにさせるなかなかの味わいがたまらなかった。気がつけば完食。

店名の下にあった一徳は、店主のお名前だそう。それだけをお聞きして精算を済ませて店を後にした。

ふと北町の向こうが蕨の1号店で、こちらがその2号店になることに気づいたが、向こうが萬来軒ならこちらは萬来軒一徳だとして、暖簾にご自分の名前を刻んだことが容易に推測することが出来た。

いや、かなり実にとても素敵で味わい深かった、振り返らずに前だけを見ているような、そんな素晴らしいラーメンとチャーハンだった。

(左フォト) ラーメン/チャーハン/店頭外観 (2013.06.03)


 中華料理 萬来軒(バンライケン) 一徳

 住所:埼玉県川口市芝新町2-19  TEL048-267-7270

 定休日:日曜日  営業時間:11:30〜24:00

 アクセス:JR京浜東北線蕨駅東口下車。東口ロータリー左奥の飲食街とあるアーチを潜って進み、
       その先の十字路を奥の方を左手に入って行き少し歩いた右側にあり。

.

東口ロータリー左奥の飲食街アーチを潜って行く。

メニュー豊富なこちらで、セットメニューは奥の壁に。

関連店が刻まれた大鏡がこちらにもあった。