あじ平 埼玉・浦和中尾





やや曇りがちながら陽射しも出て、ともあれ雨の心配は無さそうな空模様の四月中旬の木曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、気温も穏やかな午後七時過ぎだった。

時に横浜勤務時代にラーメンチェーンあじ平の葉山店を訪れたものだが、あじ平そのものについてはそちらで触れている通りで、そんなあじ平が浦和周辺にもあるとして気になっていた。

かなり前からあるラーメンチェーンだけに、こうしてラーメンを食べ歩いていると、そんな良き風情が残る中でラーメンを楽しみたいとなるもの。

秋葉原家電量販店時代に外商営業で都内を駆け巡った際に幾つかのそんなラーメンチェーンでよくかっ喰らったのも今ではいい思い出なのかも知れない。

そんなわけで仕事帰りに、その店頭へやって来た。場所はさいたま市緑区役所からそう遠くない、バス通り沿いで営業しているこちらだった。

実は先日訪れた浦学前某店へ向かう途中で見掛けて、そう言えばとなっていた次第だった。ふと見ると店頭には何とも怪しげなで大きな自動販売機が設置されていた。

「あこがれの人気ブランドからレアアイテムまでお宝ザクザク」と自販機の上部に記されていて、一夢1000円と言うことらしい。

幾つかのフォトが貼られていて腕時計やらデジカメが出て来ることもあるようだ。

ときたま観光地のドライブイン辺りで見掛けた気がするが、こうした首都圏で見たのは初めてのような気がする。

ともあれさっそく入店すると、そこそこに盛況と言える店内が待っていた。お好きな席にどうぞと促されて、右手のテーブル席が落ち着けそうだったのでそこに腰を下ろした。

メニューを広げて、みそチャーシューを注文。ライスがサービスだそうで、それならばとお願いした。店内は昭和後期か平成初期のラーメンチェーンらしい内装と言う感じだった。

オーダーを済ませて注文品が来るのを待っている時に気がついたが、肉醤麺と書いてルージャンメンと読ませるメニューがこちらイチオシの提供メニューらしく後続客の何人かはそれを注文していた。

しょうゆ味とみそ味があるらしく、どちらも玉ねぎと挽き肉を自家製ラー油でピリ辛味に炒めたものが具材として入るラーメンのようだ。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、豚骨ベースに鶏ガラも使った感じの清湯スープに、ブレンドした味噌ダレがまったりと来るもの。葉山店の味噌ラーメンと画像を較べると、ここまで違うかと判る。

赤味噌や白味噌など6種類の厳選味噌をブレンドして、一カ月ほど熟成させてから利用しているらしい。箸で上げた麺はやや太めの中太系で、国産小麦を使ったこだわりの中華麺だそう。

期待を裏切らないその戦略性は、やはり老舗ラーメンチェーンらしさを彷彿としていた。厚めのチャーシューも美味しく、途中ライスを口にしながらも、気がつけば完食だった。

厨房には若い従業員の方が数人しかおられなかったので、こちらがいつ頃オープンしたのかお聞きしても判らないかなと思いながらも駄目元で精算時さり気なく確認させて貰った。

すると地元の方だからだろうか、少なくとも20年は営業しているこちらであることを教えてくれた。そこで帰宅してからそこら辺をネットで調べて見ると、どうやら開業してから25年経っているようだった。

直ぐ近くでは若い子供連れのご夫婦が仕事仲間と一緒に入店していて、ラーメンを美味いと言いながら啜って、そのそばでラーメンを一生懸命口にしていたお子さんが印象に残った店内だった。

将来その子供が大きくなって仕事仲間と入店して来る姿が容易に思い浮かんだ。いや、こちらもまた実になかなか良かった、そんな味噌チャーシューと言えた。

(左フォト) みそチャーシュー/店舗外観/店頭の自販機 (2013.04.11)


 あじ平 東浦和店

 住所:埼玉県さいたま市緑区大字中尾1504  TEL048-874-5820

 定休日:無休  営業時間:平日土曜11:00〜24:30(24:00LO)◆日曜祝日11:00〜23:30(23:00LO)

 アクセス:JR京浜東北線他浦和駅東口下車。東口ロータリー2番バス乗場より国際興業バス浦和
       駅・東川口駅・浦和美園駅方面の浦01浦02浦02-2浦09他系統の路線バスに乗車し、9つ
       めの緑区役所入口バス停で降車して進行方向へ300mほど進んだ左側にあり。

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国際興業バスに乗って緑区役所入口バス停で降りる。

国内に多く点在する老舗ラーメンチェーンの一店だ。

ラーメンを注文したらライス無料サービスがあった。

ランチタイムは禁煙となるらしい。

店頭には一夢1000円の自販機があった。

バス通りの国道463号沿いで営業しているこちら。