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 ■ 水戸電気鉄道 【鉄道】

 
昭和12年駸々堂旅行案内部製図発行二十八万分一地図・最新「茨城県」より 昭和11年日本遊覧旅行地図より周辺路線図


当鉄道は、水戸駅と石岡駅を結ぶ電気鉄道として計画され、現在の常磐線は当時未だ電化されていませんでしたので、その路線よりも短い距離と時間で、収入が見込まれる予定だった様です。ところが監督官庁が当路線の電化を開業前に許可せず、路線敷地買収も捗らなかった結果、車両はガソリンカーと蒸気機関車等となり、現在の水戸駅からかなり離れた場所にしか始発駅が出来ず、奥ノ谷まで開業しましたが資金が続かず、経営も赤字から脱却出来なかった為、昭和12年に休止に追い込まれ、昭和13年に残念ながら廃止となってしまいました。



 

昭和4年・軟券・無賃乗車証※(表・裏)※おそらく優待乗車証の類い


 【主な沿革】

 1929.11.10(S04) 水戸電気鉄道として下水戸〜常陸長岡間開業
 1931.10.01(S06) 柵町〜下水戸間開業
 1933.12.30(S08) 常陸長岡〜小鶴間開業
 1934.11.01(S09) 小鶴〜奥ノ谷間開業


 1936.−.−(S12) 柵町〜奥ノ谷間全線休止
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 1937.07.03(S12) 水戸電気鉄道は常陽運輸に改称
 1938.12.02(S13) 柵町〜奥ノ谷間全線正式廃止

 【廃止路線データ】

 柵町 紺屋町 下水戸 蓮乗寺下 古宿 一里塚 中古澤 古澤 矢頭 常陸長岡 小鶴 奥ノ谷

 ※昭和9年10月20日改正時点 柵町〜奥ノ谷間 行程30分・26銭・営業キロ数合計11.2km・15往復(柵町発5:15〜23:30)

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