麺処 雄 神奈川・東神奈川





悠久の時間続けられている宗教的な儀式のように、深まる秋に同化していた青い空から午前中らしい淡い陽射しが注いでいた11月半ばの水曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな午後8時過ぎだった。

購入したラーメン本にも掲載されていたこちらで公式サイトも設けられて、某ケータイラーメンサイトで星も一つだがついていて、気になる一店舗となったので会社帰り立ち寄って見る事にした。

そんなわけで先日のように京浜東北線電車にひと駅だけ乗って、改札からスカイウォークと地続きの場所で、それだけにそこからおよそ百歩程度で来た気分で店頭にやって来た。

大抵こだわり店に辿り着くまでは最寄り駅から10分は歩かないと駄目なケースが多いだけに、自動ドアを開けて中に入った時は正直言って半信半疑な気持ちになっていた。

先客ゼロがその気持ちにまた追い討ちを掛けていて、券売機が無い事を確認しつつ後精算方式かと思いその奥寄りのカウンター席へ腰を降ろした。

するとお店の方に券売機でチケットを購入するよう促されて振り返れば、そこに死角で気が付かなかった券売機が鎮座していてそうだったのかだった。

ビル入り口に店名の代わりに看板に表記されていた鶏白湯らーめんをそこで選んで、昨日が爆盛りだっただけにサイドメニューのボタンを連打する気に今夜はならなかった。

そう思った時にそう言えば星が一つ付いて、こちらが無化調であった事をふと思い出した。それならばと100円の白ごはんのボタン を連打した。

昨年末の12月28日にオープンした自家製麺のラーメン店で、スープはもちろんタレまで自家製らしく、和食経験が長い店主のお店らしい。

店名が何処かで聞いた事があるだけに、ここだけのお店なのか確認させて貰うと、支店は無く間違いなくこちらだけのお店だそう。

何を見てここを知ったのか店主らしき方が聞いて来られたので、公式サイトを印刷した紙をお見せした。超らーめんナビの名前でも挙げるべきだったか。程なく到着。

小ぶりな鶏チャーシュー三枚が整然と並んで、まるで鶏白湯らーめんのお手本のようなビジュアルだ。それではと行かせて貰えば、かなり基本がしっかりとした味わいのいかしたラーメン。

独学でいきなり凄いラーメンを作ってしまうラーメン店主がたまにおられるが、それは非常に稀であり大抵は料理の基礎が出来ている方が、やはり美味しいラーメンを提供してくれるものだ。

こちらもそんな地盤の上で作られたものらしく、それは瑞々しくも映る素晴らしさが丼の中に在った。

複雑な旨味は鶏以外の牛骨や豚ガラも若干利用しているそうで、和食経験があるだけに魚介もしつこくならない程度に瀞みも程よく味わい深さを演出していた。

低加水気味の自家製麺の風合いもいい感じであり、ちなみに鶏の骨は首の部分がいいダシになるらしく多用しているらしい。

麺が無くなった頃残ったスープに白ごはんをオジヤよろしく全て投入。これがとっても美味しく、後味に至るまで完璧な良さであった。

途中一人だけ後続客が入って来たが、駅の傍ながら判り難い場所のこちらと言えた。それにしても美味いスープは、おじやにしても愉しめる。いや、かなりとっても、素晴らしく良かった。美味し。

(左フォト) 鶏白湯らーめん/店舗入口/店舗ビルからJR駅ビルを臨む (2011.11.16)


 麺処 雄      ※公式サイトはこちら

 住所:神奈川県横浜市神奈川区東神奈川1-12-5リーデンスフォート横浜207 TEL080-3409-5333

 定休日:不定休  営業時間:11:00〜15:00/17:30〜23:30 ※日曜11:00〜15:00

 アクセス:JR京浜東北線東神奈川駅下車。改札を出て左側へスカイウォークを降りずに進んで、
       京急仲木戸駅手前の左手にあるリーデンスフォート横浜へ入って行きその奥にあり。



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