中華料理 吉田飯店 神奈川・関内





白系統で柄の付いた絨毯のように白雲が渇いた青空に広がっていた十二月師走半ばの火曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、それほど寒くもなかったそんな午後八時過ぎだった。

今夜はJR関内駅周辺の気になるラーメン店へ仕事帰り立ち寄ろうとその界隈を歩けば見当たらず、電話をかけてもその電話番号は使われておりませんとなってどうやら閉店してしまったようだった。

そこでもう一軒の気になる店もあったのでそこに辿りつけば、たまたま定休日だったのか今度はシャッターが閉まって営業していなかった。

もはや今夜はどうしようと途方に暮れかかった頃、そうだと機転を利かしてたまに参考にするラーメンデータベースのスマホアプリを立ち上げた。

するとそのアプリの地図に現在位置から目と鼻の距離で、こちらの店舗情報が現われ、その店頭に立てばなんとも風情よく佇む姿にもはや今夜はこちらしか考えられなかった。

そんなわけで入店すれば、そこそこに盛況なこちらのフロアが広がっていた。厨房から中国語のやり取りが聞こえて来て、接客担当係の方は中国の若いお姉さんが居た。

日本人が経営するこじんまりとした中華店をイメージしてた入ったが、どちらかと言えばしばらく前から営業している中華チェーン店の支店という様相の店内だった。

よく見れば関内店となっており、ともあれオーダーするかと店頭で案内されていたサンマー麺をお願いして、半チャーハンの対応を確認すると350円とのことでそれも注文することにした。

さりげなくお店の方にお聞きすると、京急仲木戸駅周辺に本店が営業している中華店の支店になるこちらであることを教えて頂いた。

先客が精算を済ませて帰って行くと、程なくして後続客が入店して来て、どこからか昭和のエッセンスを感じ取れたそんな中華店だった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なかなかボリュームの良いサンマー麺で、680円という提供金額ながら様々な具材が入ったいた。

基本のモヤシに豚のバラ肉、人参・玉ねぎ・ニラ・キクラゲがアンカケの瀞みと一体になっていた。細縮れ麺は久しぶりややカンスイが感じられたので、コショーを振りかけてさらに食べ進めた。

チャーハンにも手をつけるとこれがとても素晴らしい風合いのもので、ヤキメシ的な要素とチャーハン的な要素が見事に融合した持ち味がかなり良かった。やや多めで嬉しい盛り付け具合だった。

普通チャーハンに付いてくるのはレンゲだがこちらはスプーンで、そんな洋食的な面が余計ヤキメシらしさを醸していたのかも知れない。気がつけば完食。

ドンブリを良く見ると海王の文字が入っていた。ハイワンと読む中華店が県内に幾つかあり、そんな店と何かしら関連があるところだろうか。

また本店は以前は中華吉田家と言う店名だったようだ。横浜中華街でもリニューアルした際に、店名を変えて臨むことは珍しくない。いや、なかなかとても良かった。

(左フォト) サンマー麺/半チャーハン/店舗外観 (2013.12.17)


 中華料理 吉田飯店 (ヨシダハンテン) 関内店

 住所:神奈川県横浜市中区蓬莱町1-2-7  TEL045-251-2598

 定休日:無休  営業時間:11:00〜23:00

 アクセス:JR京浜東北線関内駅北口下車。改札口を出たら右手へ出て回り込むように国道16号の
       大通りを左手へ進んで行く。ほどない羽衣一丁目交差点を左折して、100m程歩いた左側
       にあり。



京急仲木戸駅周辺に本店が営業している中華店。

比較的広いフロアは、なかなか盛況だった。

見上げれば今夜は、満月の夜だった。