酔亭 神奈川・横浜山手





昨夜の強く寒い季節風も朝方にはほぼ止んで、緩やかな風が草花を軽く揺らす程度となっていたものの、冷え込みは変わらず真冬を演出するように気温が落ちていたそんな晴天の一月睦月下旬休日月曜日だった。

またネットで横浜市内のラーメン店を何気なく探していると、たまたまこちらの情報がヒットして思わず気になるところとなった。味噌らーめんと水餃子がウリの店らしい。

随分前のテレビ朝日系列のグルメ番組「裸の少年」で、あの支那そばやの佐野実氏がラーメン店を訪れる企画の中で紹介され、氏に賞賛された実績もあるこちらのようだ。

そんなわけで本日もまた横浜まで出て、京浜東北線電車に乗り換え山手駅で下車。

周辺で営業する奇珍樓を訪れて以来の下車駅で、久しぶり改札を抜けると以前とは違う場所に出た。どうやら駅の改修工事が行われて出入口が変わったようだ。

元の出口はどの辺かと探せば、バス停の奥に思い当たる建物が見えてあそこかとなった。そこへ進んで鉄道ガードを潜ると、見覚えのある商店街が目の前に広がり安堵した。

その道路を歩いていると時折り右手の路地から石段の先に高台の家が見えて、横浜山手地区らしい風景にしばし足を止めては手にしていたデジカメでその眺めを収めた。

そんな大和町商栄会通りを突っ切って横浜本牧通りに出たら右折。さらに歩いて行くと、妙香寺台入口交差点に、こちらが風情も良く佇んでいた。店舗の空調機器が不調なのだろうか、その修理業者が来ているらしく室外機を分解した部品の一部が店先に置いてあった。

さっそく入店すると券売機の無い店内で、いわゆる鰻の寝床のように奥までカウンターが伸びていた。そんな長いカウンターの中ほどの席に腰を下ろして、手元にあったメニューを広げてから予定通り味噌らーめんをオーダー。

やはり定評ある水餃子も行くかとなって、それもお願いすると三個と五個が選べるそうで、ラーメン自体のボリュームが良さそうなこともあって三個の方を選んだ。

横浜中華街の中国料理店で修業を重ねた店主が、もっとJR山手駅寄りで2000年にオープンさせたこちらだそうで、九年前に今の場所に移転して現在に至るらしい。店頭やフロアにかまどを模したようなスペースがあり、それが店内の雰囲気をグッと高めていた。程なく到着。

水餃子が先に来たのでそちらから手をつければ、なるほどこれはかなり素晴らしく美味しい水餃子。まさしく案内通りのモチモチの分厚いどっしりとした皮に、野菜の甘味と肉の旨味がぎっしり詰まった肉汁溢れる肉餡が入る手作りの特製水餃子で良かった。

まもなく味噌らーめんも到着したのでそちらも行かせて貰えば、これがなるほど佐野実氏も認めるはずでかなり素敵な美味しさ。太麺が絶妙な熟成具合で、プリプリした風情がなんとも良かった。挽肉やキャベツ等がたっぷりと入って、ボリュームも良いもの。豚と鶏のダシを合わせたものらしい。

提供するラーメンは全て独学で編み出したものだそうで、何処とも違うシフトながらその店主のセンスは素晴らしいものがあり感動領域とも言えるものがあった。

札幌・岩田醸造紅一点の赤味噌と白味噌を利用して十日間熟成させた味噌ダレだそうで、なんとリンゴ・タマネギ・ニンニク・人参・生姜等も練り込んだものらしい。気がつけば完食。水餃子は到着したら、ラーメンよりも先に全て食した方がよさそう。

帰りがけ思わずお土産販売用の冷凍餃子を、二人前購入して店を後にした。来月の4日は、臨時休業らしい。いや、かなり絶大に果てなくとんでもなく、何処までも素敵で水餃子共々とても良かった。

(左フォト) 味噌らーめん/水餃子(3個)/店舗外観 (2014.01.27)


 横浜本牧通り 味噌らーめん 水餃子 酔亭 (ヨイテイ)

 住所:神奈川県横浜市中区麦田町4-99  TEL045-624-3749  ※公式サイトはこちら

 定休日:水曜日(祝祭日営業)  営業時間:11:00〜15:00/18:00〜23:00

 アクセス:JR京浜東北線山手駅下車。改札を出たら駅前バス停の奥にある道路を右折。ガードを
       潜って大和町商栄会通りを突っ切って行き、横浜本牧通りに出たら右折。30m程歩いた
       右側にあり。妙香寺台入口交差点前。途中坂道も階段も無く、徒歩およそ7分。



最寄り駅はJR山手駅で、2000年この駅周辺で開業した。

この大和町商栄会通りを突っ切って行き本牧通りを右折。

ちょっと路地を入ると、坂道と石段がある周辺道路事情。

横浜本牧通りの妙香寺台入口交差点前にあり。

心落ち着く雰囲気の良い店内だった。

水餃子をオーダーしたら、ラーメンの前に平らげよう。