鶴一家 神奈川・横浜西口



レールの上を走るJRの臨時列車の如く台風26号が予測通り朝の通勤時間帯に首都圏を襲い、いつもよりかなり早く自宅を出たがいつもより一時間遅れて勤務先に入った十月神無月半ばの水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、台風一過の夜空かと思えば軽く雨がぱらつく程度に降っていた午後八時過ぎだった。

そんな今夜は何処に行くか一昨日の夜から決まっていて、うっかり忘れてしまった上着を引き取りにやって来た。さりげなく入店して券売機の前に立ち、前回の時に気になっていた鶏がらラーメンを選んで、また今夜もとミニネギチャーシュー丼のボタンを連打した。

券売機のボタンはよく見ると英語でも表記されており、国際港の横浜港であることを実感させた。おもむろに奥へ進んで待ち構えておられたお店の方にチケットを手渡と、醤油か塩味が選べるそうでそこは醤油と答えると、一番奥のカウンター席に促された。

その際に上着の忘れ物をして電話をした者であることを告げると厨房の見慣れない方に、ああ預かってますよと笑顔で言葉が返って来て、それに対してあらためてお詫びの言葉を足して返した。

忘れ物の上着はシワが出来ないよう木製のしっかりしたハンガーに大事に掛けられて来て、背中の直ぐ上にあるフックに掛けて頂いた。

評判のいいこちらだけにこんな今夜でもそこそこに盛況な店内で、街灯も少ない路地の途中に在るラーメン店にしては流行っている方だと言えた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、揚げネギが多めに浮くあっさり醤油に、細ちぢれの麺が泳ぐ支那そば風の何処か粋なスタイルに感じるもの。

こちららしく大判の海苔が立てられてホウレン草が添えられ、そこに大きめのチャーシューが置かれなんとも具だくさんの鶏がらラーメンだった。

今夜も美味しいミニネギチャーシュー丼で、気がつけば完食。この飽きない感覚が、やはり素敵なこちらと言えた。いや、かなりとても果てなく実に良かった。

(左フォト) 鶏がらラーメン/ミニネギチャーシュー丼 (2013.10.16)


 鶴一家 (ツルイチヤ)   ※公式サイトはこちら。  ※下記データ(2012.02.23)情報更新

 住所:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1-7-34  TEL045-324-5568  定休日:無休

 営業時間:平日・土曜(休日前日以外)11:00〜翌5:00/日曜祝日・休日前日11:00〜24:00

 アクセス:JR横浜駅東京寄り北改札下車。左手のきた西口から外に出て真っすぐ進んで車道に
       出たら右手の橋を渡り四つ目の右路地を入り十字路を越えてさらに歩いた左側にあり。






冬の大気が流れ始めたように気温が朝方下がって、ようやく秋の次の季節が意識出来た十月神無月半ばの三連休最終日の祭日月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、気温が持ち直して穏やかに涼しい、そんな寄せては返すさざ波のような季候の午後八時過ぎだった。

2010年2月15日にオープンした、こちらもまた早い時期に再訪したかった家系ラーメン店で、ふと思い浮かんで今夜の仕事帰りはこちらにするかとなった。

そんなわけで、その店頭へやって来た。周囲は横浜駅からそう離れていない場所ながら、街灯も少ない裏通りと言う雰囲気だ。

以前は「博多豚骨ラーメン だんだん」という店名が刻まれた自立電照看板が立てられて営業していたが、今回来て見るとそれが見当たらなかった。

さっそく入店して券売機の前に立ち、豚塩ラーメンのボタンにそれを選んで、サイドメニューも行ってしまえとなってミニネギチャーシュー丼のボタンも連打。

奥へ進むと一番奥のカウンター席に促されて、ハンガーに上着を掛けてからそこへ腰を下ろした。そこそこに盛況な店内で、ファンが多そうなこちらと言う感じだった。

家系店らしく好みの確認があり、そこは全て普通でお願いすることにした。さりげなく「だんだん」について厨房におられた方にお聞きしてみた。

すると、チャーシューなども変えて臨んだが採算が厳しくなってしまい、そちらのブランドはやめて看板を下ろしてしまったことを教えてくれた。

程なく到着。それではと行かせて貰えば、やはりこのラーメンもまたなかなかの味わいが素敵な美味しさでたまらないもの。

柚子が大判海苔の上にさりげなく乗って、それが何とも粋な風情を醸していた。チャーシューも実に美味しく白ネギがまた素敵だった。

心落ち着かせる雰囲気がある家系ラーメンと言えて、しみじみとした味わいにほっと息を付かせるそんな風合いが良かった。

ミニネギチャーシュー丼もゴロゴロとした肉が入って、青ネギのコントラストがまた食欲を掻き立てとてもうまかった。気がつけば完食。

いや、なんともいかしてるなかなかの美味しさが光る、とても良かった豚塩ラーメンとミニネギチャーシュー丼だった。

(左フォト) 豚塩ラーメン/ミニネギチャーシュー丼 (2013.10.14)







首都圏の空はプレミアムバーガーのバンズのように分厚い雨雲に覆われていた、自宅周辺では小雪もちらつく1月後半大寒らしい週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、冷たい小雨がそぼ降る午後8時過ぎだった。

こちらのもう一つの店舗用の券売機を利用して、そのもう一つのラーメン店を紹介したい思いを胸に抱いてやって来た。

そんなわけで傘をすぼめて中に入れば、メガネのレンズに水蒸気が付着して真っ白となり、チケットを買うどころではなかった。

こんな日は日本全国のラーメン店のかなりの店で、入店客が入るなりメガネを入口辺りで拭き拭きしていることだろう。

綺麗に眼鏡を拭き終えて再度掛け直して首を回しつつ、さてと奥の券売機の前に立てば、これがなぜか真っ白。思わずまたメガネを拭き直そうとなったが、よく見れば押せないように大判の白い模造紙で覆っているだけだった。

お店の方にお聞きすると、今夜は既に「だんだん」用の豚骨スープが無くなってしまったのだそう。土曜日だけにそんなケースもあるのだろう。

それならばやむを得ないところで、それであればどうするかと手前の券売機を見れば、限定ラーメンらしい鶏白湯野菜たっぷりヘルシーラーメンなるメニューを見つけた。

限定は季節のラーメンとあるボタンを押すように案内されていたのでそれをタッチ。

チケットを手渡すと目の前のカウンター席へ案内されそこへ腰を降ろした。後続が続く店内。扉が開く度に、外の冷たい空気が幾分店内へ流れた。程なく到着。

風流な白髪ネギがそびえ立つ、鶏白湯系スープによる野菜がたっぷりと入った、そんな限定のヘルシーラーメンと言うことのようだ。

それではと行かせて貰えば、見た目タンメンで口にしてもそのイメージが揺らぐことはないほどにタンメンそのもの。マイタケのようなキノコが多めに入って、粗くすり潰した黒胡椒がかなり多めに入ったものだった。

鶏白湯スープもあって、チャンポンを食べている感覚にもなったが、魚介具材が入ってない分そのイメージは直ぐに払拭されて行った。

中太麺が風情豊かな面持ちを示しており、その麺が素敵なだけかなり素晴らしい限定ラーメンと言えた美味しラーメンだった。気がつけば完食。いや、なかなか良かった。

(左フォト) 鶏白湯野菜たっぷりヘルシーラーメン/店舗のドア (2012.01.21)







肌寒い気候が続くものの、新年を迎えたばかりの青く透き通った空から、爽やかな陽射しが注いでいた1月も5日目の木曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな午後8時過ぎだった。

先日訪れて美味しいラーメンを堪能させて貰ったが、その際に家系ラーメン店のこちらでも濃厚魚介つけ麺を提供しているとして気になっていた。

魚介風味をまとった濃厚な家系のスープが、太麺であろうそんな麺に寄り添うように絡んで来て、それをすするなんて想像するだけでとても素敵そうだった。

そんなわけで年が明けてまもない本日、仕事帰りまたこちらへやって来た。さっそく入店して券売機で予定通り濃厚つけ麺の大盛を選んだ。

振り返るとお店の方にカウンター席の奥まった場所に促されてそこへ進むと、券売機の横にもう一台の券売機が置いてあることに気づいた。そして右手のフロアは壁は取り払われているものの、境界線を境にして違う店舗の内装となっているこちらだった。

そんな状況を目の当たりにしながらも促されたカウンター席へ座れば、目の前には二つの店名と二つの営業時間が案内されていたインフォメーションがあった。

なるほど前回来た時はあまり気がつかずに入店したが、今回入り口にこちらの看板と共に「だんだん」と名前が入った看板もあったことに気がついていた。

てっきりお隣りもラーメン店かと思ったが、どうやらそういうことでは無く入り口と厨房は一つで、二つの店舗が共存するラーメン店のこちらであった。サブブランドでも別ブランドでも無い、ダブルブランドのこちらとなるのか。

あらかじめ麺を茹でるのに時間がかかる旨案内されたが、それほどでも無かったのでその時点で極太麺ではないことが判った。ちなみにつけ麺の大盛は無料対応のよう。程なく到着。

ざっくりと斜めに切られた白ネギにホウレン草も添えられており、それがいかにも家系ラーメン店のつけ麺らしかった。つけ汁の底には、ゴロッとした肉の塊が幾つか沈んでいた。

それではと行かせて貰えば、中太やや太の太麺と言っても差し支えない程度の太ストレート麺。

つけ汁には揚げネギまで浮いていて、濃厚の風合いに魚介の風情も実に豊かに現れているもので、それはもう気がつけば完食だった。スープ割りまで濃厚なのはさすが家系ラーメン店と言えた。

帰り際それはさりげなくふと疑問に思った、店舗が二つならば店主さんも二人おられるのかお聞きして見ると、そんなことはなく一人で兼任しているのだそう。

いや、麺に至るまでオリジナル性がありながらも王道的で、とてつもなく果てしなく素晴らしいそんな濃厚魚介豚骨つけ麺大盛だった。

(左フォト) 濃厚つけ麺大盛(汁・麺) (2012.01.05)


昨夜の荒れた天候も光る雲の合い間から覗かせた青空が、過ぎ去った事を示唆していた濡れた路面に落ち葉1週間分近く落ちていた11月後半の週明け日曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、いつもと変わらないもののいつもより残業で遅くなった午後9時過ぎであった。

今夜はそんな残業も手伝って横浜駅西口周辺となって、気になっていたこちらへ立ち寄る事にした。店頭へやって来て、入店すると直ぐ券売機が店内にあった。そこでデフォルトっぽい豚骨ラーメンを選んで、サブメニューも行くかとなって、ミニネギチャーシュー丼のボタンも連打した。そこそこの先客に後続客が続いて人気店の様相のこちら。

空いた席にバッグを隣席に置きながら腰掛けると、膝の場所にバッグを掛けるフックが在るのでそこを利用して欲しいと促されてそのお店のご指示に従った。昨年の2月15日にオープンしたまだ歴史は少なさそうな家系ラーメン店だが、だんだんと言う居酒屋らしきお店の系列店らしかった。

目の前の厨房には、大橋製麺と銘が刻まれた麺箱が詰まれていた。程なく到着。こちらもまた大判海苔が三枚突き刺さっていた。先にミニネギチャーシュー丼が来て口にすれば、刻み青ネギの色合いが素敵なサブメニューで、ブツ切りのチャーシューにごま油が掛けられてこれがかなり良かった。

そしてラーメンにも手をつければひと味違った家系ラーメンで美味しさひとしおな素晴らしさ。店名の鶴一家の「鶴」は町名の鶴屋町から来ているのは直ぐ判ったが、「一」は一番の一かと思いきやそのラーメンスープの風情から壱六家系の「壱」が導きだされた味わいと言えた。

大橋製麺らしい中太麺が絶妙な柔らかさで、家系スープにとても合っていた。ラーメンに入るチャーシューもなかなかで、気がつけば完食。いや、実に美味しいひと味違う家系ラーメンだった。

(2011.11.20)


店頭外観

豚骨ラーメン

ミニネギチャーシュー丼