中華料理 鶴廣 神奈川・横浜西口

涼しくなったとは言え20℃辺りを前後する気温が続いて、湿度が上がれば上着が邪魔になる時さえあるここ数日の10月下旬の月曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、まさしく今夜もそんなで穏やかな午後8時過ぎだった。

先日は横浜中華街を訪れたものだが、それは満艦飾な店頭の中国料理店が群雄割拠して何処も店頭で呼び込みに精を出して熾烈を極めていた。そんな数店にも今後足を運んで見たい所だが、むしろ興味をそそられるのは昔から営業していそうな市内の中華料理店で、今日はネットで探したそれっぽい一店のこちらへ会社帰りに訪れる事にした。




そんなわけで横浜駅からそう遠くない環状1号沿いにあるこちらの店頭へやって来た。店先には木製の麺箱がさりげなく置かれていて、見るとそこには私市商店と言う文字が刻まれていた。

同商店は横浜に多くの中華料理店が出来始めた頃の昭和24年に創業した、横浜市保土ヶ谷区に本社が在る餃子の皮にも力を入れている製麺所らしい。閑話休題。

さて実際に店舗を前にすると或る程度お店が見えて来るもので、ざっと創業20〜30年と言った雰囲気がそこから感じ取れた。入店すると左手に厨房がありその前にカウンター席が配されていて、右手には幅広のテーブル四人席が四卓ほど在った。

空いている事もあってかその内二卓は単身客が利用していて、もう一卓空いていたがさすがにカウンター席へ促されるだろうと推測した。すると女将さんらしき方が一瞬悩んだ仕草を見せた後で、なんと最後のテーブル席に促してくれて、その指示に従うようにそこへ腰を降ろした。

こうなると千円以上オーダーしないと申し訳なくなるもので、そんな時の中華の定番とも言えるラーメンとチャーハンをお願いした私だった。

入店する少し前に若い二代目らしき方が原付のオートカブに乗って出前から帰って来たばかりで、初代の店主と手分けして作ったのか然程せずしてオーダー品が同時に両方とも到着した。

それではと行かせて貰えば、昭和50年代中盤の風情が漂うラーメンの味わい。店内や店主夫婦から見てもそんな感じで、さりげなく女将さんに「創業30年くらいですか?」と尋ねると「30数年やってます」と教えて頂いた。おそらくは昭和50年代前半に創業したこちらのようだった。

チャーハンもラーメン同様に丁寧さが伺える美味しさで良かった。ツボ漬けがサービスで一緒に付いて来て、これがまたいい感じだった。ラーメンもチャーハンも結構ボリューミーで、比較的廉価な金額設定なだけに、若いサラリーマンに喜ばれそうなこちらと言えた。

気がつけば完食。サンマーメンがこちらにもあったがそんな中華メニューだけでなく、カツカレーやかつ丼もそんなメニューの中に並んでいた。いや、これがなかなか良かった。

(左フォト) ラーメン/チャーハン (2011.10.24)


 中華料理 鶴廣 (ツルヒロ)

 住所:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-33-14米林ビル1階  TEL045-312-2267

 定休日:日曜日・祝日  営業時間:11:00〜15:00/17:00〜21:00 ※土曜日〜20:30

 アクセス:JR横浜駅西口下車。ロータリー正面の道を進んで首都高速を潜った先の鶴屋3丁目
       交差点の歩道橋を上がって左奥の階段を降り、そこから右側へ少し歩いた右手にあり。

  

  2011.10.24 昭和50年代前半に創業したこちらの店頭外観。   2011.10.24 横浜駅周辺環状1号沿いの出前も対応する中華店。



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