鶏喰〜TRICK〜 神奈川・横浜吉野町





青白い空が大気を包みながら広がり、淡い陽射しが注いでわずかに気温を上げていた十一月霜月後半の水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかに涼しいそんな午後八時過ぎだった。

先日神奈川県内のラーメン店を紹介する最新版ラーメン本を勤務先近くの書店で購入した。

それをいつでも見れるようバックに普段から入れていて、朝方通勤電車の中で何気なく見てそういえば行ければ行きたかったなと言う店がそこに紹介されていた。

それがこちらで昨年11月20日にオープンした比較的新しいラーメン店で、すでにかなりの人気を博しているらしくその本でも新店部門第3位のランキングとなっていた。

そんなわけで横浜駅から地下鉄で6駅先の吉野町が最寄り駅で、自宅方面とは逆方向で少し遠かったが、まあ明日は休みだし仕事帰り行ってみるかと思い立った。

というわけで横浜市営地下鉄のブルーラインへ久しぶりに乗車。車内で午後九時閉店だがラストオーダーが30分手前だったら間に合わないが大丈夫だろうかと疑心暗鬼になりながらも吉野町へ到着。

店頭に到着するとそれも杞憂に終わった。スープ終了次第閉店のこちらだけに危惧してしまったか。スープが終わっていなければとなるが、どうやら閉店時間がラストオーダーのこちらのようだった。

ともあれ入店するとまもなく閉店時間と言うのに、かなり盛況なフロアが広がっていた。券売機の無いこちらで、それでも一番手前の二席ほどがうまく空いており、そこに促されて腰を下ろした。

手元にあったメニューリストを広げて醤油らーめん気分だったので、「鶏の醤油」の中から味玉鶏醤油らーめんをオーダー。

そこには「金沢の生醤油「ひしほ」小豆島の醤油をブレンドした、ストレートに鶏を感じるクリアなスープ、まずはコレ!!店主おすすめ」と記されていた。

ちなみにらーめんは、鶏と鰹の醤油と塩味もラインナップされていた。またサイドメニューを注文しようとその仕草をした時点でご飯が売り切れとなったらしくその旨言われてしまい諦めるしかなかった。

向こうから大盛の提案があり、それならそうするかとなって、提案通り大盛でお願いすることにした。店名といい、なかなか面白いラーメン店だ。

イタリアンシェフの経験がある店主らしい。店頭に描かれた鶏の絵がなかなか素敵だが、あちこちに様々なリアクションをして描かれていて店主が描いたのだろうか。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほどかなりとっても素敵な丸鷄らしい味わいが実にたまらない美味しさ。醤油の工夫具合が、また素晴らしい。

鶏ガラやモミジに手羽先などの鶏食材も入れ込んで野菜と共にコトコトとじっくり煮込んだスープのようで、そんな野菜の甘味感が良かった。

内麦の「春よ恋」など3種の小麦粉を利用してそれを自家製にせず三河屋製麺に特注して、スープにその分だけ力が入っている感じがあって良かった。しなやかな持ち味の特注麺も絶賛もの。

味玉で利用する玉子は、千葉・船橋で定評のある押木養鶏場の紅孔雀を利用しておりこれまた素晴らしかった。紅孔雀と言えば千葉高品で営業する梨の花で提供している玉子だ。

気がつけば完食。今週の23日土曜日は、都合により休業する予定だそう。いや、かなりとんでもなく果てなく、どこまでもとってもひたすら良かった。

(左フォト) 味玉鶏醤油らーめん大盛/メニューリスト/店頭外観 (2013.11.20)


 らーめん 鶏喰 〜 TRICK 〜

 住所:神奈川県横浜市南区吉野町4-20  定休日:月曜日  ※公式ツィッターはこちら

 営業時間:平日11:00〜14:00LO/18:00〜21:00LO◆土日11:00〜14:00LO ※スープ終了次第閉店

 アクセス:横浜市交通局ブルーライン吉野町駅下車。出口3から出て右手へ進み程ない十字路の
       右手の角にあり。



最寄り駅はブルーライン吉野町駅で出口3のすぐそば。

鶏を喰うと書いて、トリックとはこれ如何に。

ラーメンは、鶏の醤油・鶏と鰹の醤油・塩味の3種。

麺は春よ恋など3種の小麦粉を利用した三河屋製麺製。

玉子は千葉の人気店梨の花でも利用する紅孔雀。

吉野町交差点に昨年出来た既に周辺の実力店。