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水色の空からの陽射しにも、春の足音が遠くから聴こえて来そうにさえなりそうな、2月如月も下旬となって来た休日の火曜日だった。
時に週二日の休日の朝は嫁さんと二人分のためた洗濯物を、全自動洗濯機の中に放り込むことから始まる。
朝食を済ませるころには終了のチャイムがなって、それらをベランダに干してからラーメン行脚にいつも出掛けている。
今日もいい天気だけに自宅へ帰る頃には、ワイシャツなどの薄手物は乾いていることだろう。ちなみに結婚して14年目になるが、諸般の事情で子供はいない。
以前にも触れたが新婚旅行の行き先は長崎方面で、ハウステンボスや長崎新地の中華街などを観光したものだ。
そんなことを思い出したからと言うわけでもないが、ふと横浜中華街へまた行って見るかとなって、気になっていたこちらへ出掛けることにした。
そんなわけで今日もまた横浜へやって来た。東急線電車に乗り換え、終点のみなとみらい線横浜・中華街で下車。
中華街東門交差点から朝陽門を潜って左手の南門シルクロードを歩き、天長門から右手の関帝廟通りへ入り、関帝廟を越えて少し歩いた左路地の入口にこちらの看板があった。
何度となく横浜中華街へ来ると関帝廟を訪れているが、こんな近くに中華街の人気老舗店の一つがあるとはつゆぞ知らなかった。
正午から開店らしくまだ始まっていなかったが、さすが人気店だけに既に常連さんらしき方お一人が単行本を読み耽りながらその開店を待っていた。
正午まで10分以上あったので、その後ろに並ぶことなく周辺を散策。関帝廟にも入って、賽銭を投げてお参りもしたりした。
最近何かとテレビで紹介される機会が多い横浜中華街で、店先でその時のビデオを流しているお店も見受けられた。
以前閉店が続く不況にあえぐ中華街を紹介したが、これで多少は良くなってくれると嬉しいものだ。
さて、そろそろ大丈夫だろうと店頭に戻れば、ちょうど女将さんが白地に広東料理の赤い文字が目立つ暖簾を店先に掛けている最中だった。
入店を制されていて待っている際に、創業してどれくらい経つのかお聞きして見ると今年で48年目だそう。昭和20年に製麺卸しとして開業したこちららしいが、広東料理店は昭和39年頃創業のようだった。
暖簾が落ち着くとどうぞとなって、入店して先客二人の間のテーブル席に腰掛けた。まもなくお茶が来た際に、予定通り葱油麺と表記されていた、いわゆるねぎそばをお願いした。
豚足そばが人気のこちららしく、後続客の方はそれを注文されていた。あとで遠目に見ると素ラーメンにトンソクが別皿で来ており、そのトンソクがかなり美味そうだった。
テーブルには禁煙マークがあって珍しく灰皿の無い中華店で、携帯電話の使用禁止を厳しく案内して思わず赤羽某店を思い出してしまった。
一度建て替えたのか店舗はそれほど古くない感じだった。それでも何処か風情のある空間となっていた。程なく到着。
これがかなりに優美な面持ちを感じる、そんな中華そばがやって来た。さすが初めて庶民にラーメンが提供された横浜中華街の一店らしい風流なビジュアルと言えた。
手打ち麺のようで店頭にそう紹介されていたが、なるほど不均一の幅の平打ち麺が一方向に折り畳まれていた。そのビジュアルに思わず八王子のみんみんのラーメンが脳裏を過った。
その上に胡麻油辺りに和えられた、細く裁断された長ネギと中華ハムが一定量盛られており、風情の良さがそこから感じられた。
それではと行かせて貰えば、そこはかとなく優しい鶏の味わいが実に素晴らしい味わい。
麺も感動級であり、葱の具材に至るまでシンプルこの上ないものの、その存在感はかなり凄いと思わせるものが在った。
気がつけば完食。豚脚麺とあるとんそくそばを周りの方が食されていて、何度見てもやはりかなり美味しそうだった。いや、ねぎそばもかなり凄くとんでもなく、実にとっても美味しかった。
(左フォト) 葱油麺(ねぎそば)/関帝廟通り入口/店舗外観/関帝廟 (2012.02.21)
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純広東料理 徳記 (トッキ)
住所:神奈川県横浜市中区山下町166 TEL045-681-3936
定休日:水曜日 営業時間:12:00〜15:00(日祝〜16:00)/17:30〜20:45
アクセス:横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街駅出口2下車。関帝廟通沿い中華
学院周辺の路地を入った奥の右側にあり。関帝廟通り沿い入口に看板あり。
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| ★おまけ ※以下は「金の餃子御代家」番外特別編レポート |
徳記での精算を済ませて挨拶して外へ。もう一軒行こうかと考えて今回中華街へやって来たが、徳記さんがかなり良かっただけにそれを止めることにした。一般的にラーメンは胃で味わう料理とも言えて、こうした感動の中華そばに出会ってしまうと、思わずそんな思いを優先してしまうものだった。
しかし点心なら軽くいいかなと思っていたら、関帝廟通りを右へ折れてまもない横浜居留地商館跡らしい横濱バザールの1階左寄りに金の餃子と案内された餃子店がちょうど在った。そんなわけで6個360円のプライスにも引かれてそれだけ食すことにした。ノーマルとピリ辛の2種類があって、半々にも出来るとのことでそれにして貰った。
御代家なる店舗らしいそうだが、醤油やタレをつけないでどうぞとなって行かせて貰えば、なるほどかなりの美味しさ。建物の中にテーブルと椅子があるそうで、そちらに持って行ってから口にした。これが肉汁溢れるジューシーな仕様で、鹿児島産黒豚に青森産ニンニク、北海道産玉ねぎに高知産生姜に沖縄の塩を利用した国産にこだわった餃子なのだそう。
広東省で開催された数年前のコンテストで優勝した実績もあるらしい。金額から考えても点心の街である横浜中華街の隠れた人気店と言えそうなこちらの美味し餃子だった。
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| 金の餃子 御代家 住所:神奈川県横浜市中区山下町166 横濱バザール101−A TEL045-663-7955 定休日:水曜日(祝祭日は営業) 営業時間:11:00〜19:00 |
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| 2012.02.21 横濱バザール左寄りで営業している金の餃子 御代家。 |
2012.02.21 こちらは御代家特製、金の餃子。 |
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