天龍菜館 神奈川・横浜中華街





2週間ぶりにまた横浜中華街を訪れて、老舗中華店の中華そばを堪能。そちらを出て何軒かの候補店の中から、二軒目は少しだけ離れたこちらを訪れることにした。

数年前に先代創業店主が残念ながら引退してしまい、二代目店主が引き継いで営業する中華街の外れに位置するこちらだ。

歩き慣れない周辺をさらに進んで行き天仁茗茶がある角を曲がると、黄葉が進む街路樹の先にベイスターズの本拠地である横浜スタジアムを臨む通りの右手に風情も良くこちらが佇んでいた。店先のさまざまな案内に、中華街の中華店とは一線を画する感じがあった。

こちらの場合むしろそれが、好印象でその気にさせた。例えば「中華街では一番小さな店ですが味は抜群!本場の味と雰囲気をそのままお楽しみいただけます」と手書きで記されていた。

さっそく入店すると先客が入口辺りに二人おられて、仲間同士らしく語らいながらこちらの料理を愉しんでいる最中。その横を通り抜けると右手に女性従業員の方がおられて、特に場所を促すこともなかったので、フロア左奥が落ち着けそうだったので壁面に横付けしたテーブルに腰掛けた。

店頭でも案内されていたが、店内のメニューリストを手にしても麺類メニューや定食セットメニューの殆どは500円から600円の価格でなるほどかなりの安さ。

ヨネスケさんがテレビでこちらを紹介している画像フォトが所々に貼られていた。あまりあるメニューに決め切れず、とにかく決めなければとなっている内に500円のネギソバをお願いすることにした。

そしてついせっかくだしとなって、スープ・小皿・デザートが付くらしい600円のトンポーロー飯セットをオーダーすると「ご飯少なめにしましょうか」と来られたのでまぁ連食だしとそれでお願いした。

三階に厨房があるこちらだそうで、インターホンらしきものでオーダーを連絡していた。ダムウェーダーの近くにあるのだろう。

しばしすると後続客が続いたと思ったら続々入店して来て、瞬く間に狭いフロアはかなりの混雑となって、ゆっくりしていた先客のお二人は遠慮して精算を済ませて帰って行かれた。

それから数分すると三階におられた店主がそんな状況を察知してか降りて来て、私の注文した品をダムウェーダーから下ろして持って来てくれた。

実はその前に女性従業員の方に、開業してどれほど経つのかお聞きしたが、10年以上程度しか判らなかった。そこに店主登場だけに、素早くさりげなくお聞きしてみた。

すると代継ぎして3年になるそうで、先代は17年間営業していたことを教えてくれた。と言うことは創業して20年におよぶこちらとなるようだ。すると1993年頃に営業を始めたところだろう。

それではと行かせて貰えば、細切りされたネギとチャーシューの下にモヤシまで入ってなかなかのボリュームのネギソバ。これで500円なら、大満足のものと言えた。

トンポーローハンも、何とも絶大に美味しいもので実に良かった。小皿は大根の浅漬けで、スープはネギソバをオーダーしているので省略してくれた。杏仁豆腐も、これまた多めで良かった。

気がつけば完食。ふと見ると店主の似顔絵キャラクターグッズが販売されていた。キーホルダーや缶バッジにマグネット類で、商魂おそるべしなこちらと言えた。

それにしても常連さんには、無くてはならないこちらであろう。いや、かなりお得でありつつも、とんでもなくとっても実に半端なく良かった。

(左フォト) ネギソバ/トンポーロー飯セット/店頭遠景 (2013.11.28)


 廣東家郷料理 天龍菜館 (テンリュウサイカン)

 住所:神奈川県横浜市中区山下町232番地  TEL045-664-0179

 定休日:不定休  営業時間:11:00〜24:00

 アクセス:みなとみらい線 元町・中華街駅下車。2出口より外へ出て傍の中華街東門交差点から
       中華街に入り、前方三叉路真ん中の中華街大通りを奥まで進み善隣門を潜り左折し西
       門へ向かい二つ目の十字路を右折。少し歩いた右側にあり。JR石川町駅からも近し。



創業20年のこちらだが、現在の店主になってから3年。

中華街では一番小さな店ですが味は抜群!だそう。

壁面にはこれでもかと貼られた廉価メニューの数々。

店主似顔絵オリジナルキャラクターグッズおそるべし。

小皿は大根の浅漬けで、コップはお茶。

デザートは杏仁豆腐で量は多めになっていた。