翠香園 神奈川・横浜中華街





爽やかに広がる秋色の青空から、明るい笑みがこぼれるように穏やかな陽射しがふり注いでいた十月も月末最終日の休日木曜日。

このところ休日になると横浜中華街を散策しているが、何気なく歩いていると甘栗を立ち売りする人がそこかしこに見受けられて、お兄さんお兄さん!と決まって声をかけて来る。

そんな通りを歩いていると、左右に多くの中華飯店が営業している中で、中国菓子を販売する売店もかなり見受けられる周辺であったりする。

前回訪れた際に久しぶり買って見るかとなって、よく入る店へ入店して気に入った中国菓子をみつくろって6〜7個ほど買って帰途に着いた。

そんな折り中華街で初めて中国菓子の製造・販売をおこなったお店であるこちらを知るところとなった。

そんな中国菓子の販売で1926年に創業したようだ。戦後まもない頃は、旅館業も営んでいたらしい。昭和54年から中華料理店を始めたと言う。

と言うわけで今回はそんなこちらが気になるところとなって、市場通り沿いで営業するその店頭へやって来た。こちらも広東料理の名店だそう。

同じ建物の右手に元祖中国菓子の売店があり、その左手が中国料理店の入口となっていた。その建物自体はなかなかの荘厳な面持ちで、名店に相応しいエントランスと言えた。

さっそく入店すると奥から接客担当の方が来て、テーブル席に案内を受けて指定された席へ着席した。

こちらでもゆったりと食事したいところだが、またもう一軒予定しているだけに、汁そばだけにするかとなって骨付き豚バラそばだけをオーダー。

美味しそうな一品料理や点心も数々ラインナップされているこちらであった。タラバガニ料理に力を入れているこちらのようでそんな案内が目に止まった。

海鮮料理に定評があるこちらだそう。新鮮さには気を使って提供しているそう。上品な仕上がりの料理の数々に、遠方から来店する客も少なくないらしい。

広い客席フロアーに比較的多めの先客が居て、さすが人気店のこちらであった。後続客も続いており、バランス良く配分しながらテーブルを埋めていた。

客席フロアも名店に相応しい、くつろげる雰囲気があり良い感じだった。程なく到着。それではと行かせて貰えば、こちらもまたなかなか素敵で美味しい汁そば。

骨に付いた肉は柔らかくも濃厚な味わいで、チンゲン菜だろうか新鮮な食感の風情がいい。細ストレートの麺に、コク豊かな醤油スープの風合いも良かった。

気がつけば完食。精算を済ませてふり返ると、中華料理の客席フロアから外に出ないで売店へ行けるドアが用意されていて、言うなればそんなVIPドアから元祖中国菓子売店へ入店。

六個パッケージの餡子入り胡麻団子の元祖煎堆(チントイ)と、はなまるマーケットで紹介されたらしいココナッツカスタードパイ(二個入り)を購入して店を後にした。

いや、なかなか実にとても果てなく、絶大にかなり良かった。

(左フォト) 骨付き豚バラそば/元祖煎堆/店舗周辺 (2013.10.31)


 中国名菜 翠香園 (スイコウエン)

 住所:神奈川県横浜市中区山下町148  TEL045-661-1266

 定休日:月曜日  営業時間:中華11:30〜21:00/売店10:00〜21:00

 アクセス:みなとみらい線 元町・中華街駅下車。2出口より外へ出て傍の中華街東門交差点から
       中華街に入り、前方三叉路真ん中の中華街大通りを100m程進んだ十字路を左折して
       市場通りに入り50mほど先の右側にあり。徒歩およそ6分。



こちらも市場通りで営業する広東料理の名店。

荘厳な雰囲気が素敵な店頭。

客席フロアがゆったりとして落ち着けた。

中華街で初めて中国菓子の製造・販売をおこなった。

海鮮料理に定評があるこちらだそう。

外に出ることなく元祖中国菓子売店へ行ける。