新町立麺食堂 スタンダップ
神奈川・神奈川新町 ※閉店





青空は霞みがちながら淡い陽射しが注ぎ冬型の気圧配置に北風がそよいで、思わずアメ横周辺で以前に購入した厚手の青いスタジアムジャンパーを久しぶり袖を通して出掛けた早春の二月如月上旬休日木曜日だった。

そんな今日は昼間しか営業していない、仕事帰りにはやっていないこちらがしばらく前から気になっていてそろそろ落ち着いた頃だろうと立ち寄ることにした。と言うわけで本日もまた横浜まで出て、京急電車に数駅だけ揺られて神奈川新町で下車。

周辺には京急の新町検車区と言う名の車輌基地があり、思わずこちらへ向かう前にそちらへ立ち寄って散策。しかし以前ほどの鉄道熱は無くなっていて、そこそこに切り上げこちらの店頭へやって来た。

こちらは博多一風堂系列チェーンの店長を歴任されて来た方のラーメン店だそう。2011年4月12日に開業した立ち呑み炭火焼やきとり店「はねや」の昼営業ブランド店として、2014年1月20日にオープンしたばかりの立ち食いラーメン店だ。

ラーメンで立ち食いと言えば、日本橋たいめいけんの立ち食いコーナーがすぐ思い浮かぶものだ。また有楽町などの新角や、荻窪などの天亀そばと言ったラーメンを提供する立ち食い蕎麦店への訪問した記憶も蘇りそう。

さらには餃子をウリにして油そばも提供している渋谷の立吉を訪れたことがあったが、こちらと一番近い形態の店舗と言えそう。

余談となるが立ち呑みの居酒屋と言えば20代の頃、会社の先輩と夜遅くまで立てなくなるまで立ち呑み店で呑み明かした記憶も今ではいい思い出と言えそうだ。

何はともあれ店頭でお店の方が呼び込みをしているなか入店すると、なるほど椅子の無い立ち呑み居酒屋らしい店内が広がっていた。コの字型のカウンターに透明の下敷きに入るラーメンメニューが記されたリストが幾つも置かれて入店客を待っていた。

サイドメニューも用意されていて、チャーシューごはんや鶏茶漬けなるものまであった。そんなリストから塩ソバをオーダー。

すると大盛がサービスとのことだったが、出来ればもう一軒のつもりだったので今回は辞退。

まもなくして厨房の方が、白ネギが刻まれたカゴを目の前に置いた後で、ご自由にお使い下さいと一言添えて行った。立ち食いの蕎麦店でたまに見るサービスだが、ラーメン店でこれをする店はほとんどあまり聞かない。

東京銀座で営業する「元祖博多チャンポンハカタノチカラ」などの店長を歴任されて来た方だそう。その店主以外に数人の方も厨房におられた。程なく到着。

それではと刻み白ネギを多めに入れさせて貰い行かせて貰えば、神奈川淡麗系らしい持ち味が実にたまらないもの。丸鶏と鶏ガラに昆布と鰹節と数種類の香味野菜を弱火でじっくり炊き出したスープだそう。

ラーメンと言えば決め手は油だが、こちらではボンジリと言われる鶏の尾付近の肉から抽出した鶏油と、香味野菜で香り付けした香味油をブレンドしたものを利用しているらしい。

それによって鶏だけでない愉しさを演出しているところなのだろう。そうした意味で揚げネギの卓越した風合いが良かった。

麺は栃木県産小麦イワイノダイチを使用した丸山製麺の特注麺だそうで、しっとりと来るその風合いがまた良かった。また塩ダレには内モンゴル湖塩のいわゆる岩塩に属する、天外天塩なる自然塩を利用しているらしい。

気がつけば完食。最近になって朝ラーメンも始めたこちらのようで、朝営業の時間帯は八時から十時半まで営業しているようだ。いや、かなりとんでもなく絶大に何処までもとっても素晴らしかった。

(左フォト) 塩ソバ/薀蓄/店頭 (2014.02.06)


 新町立麺食堂 スタンダップ

 住所:神奈川県横浜市神奈川区新町15-10  TEL045-441-4799

 定休日:日曜日  営業時間:8:00〜10:30/11:00〜14:30

 アクセス:京急本線神奈川新町駅中央口下車。改札前の道を左手に進み国道15号を左へ歩いて
       行きそう遠くない左手にあり。徒歩およそ3分。



周辺には京急の新町検車区が在る。

神奈川淡麗系ラーメンが愉しめるこちら。

オーダーすると入れ放題の刻み白ネギが置かれる。