らーめん 信楽茶屋 神奈川・鶴見





しんとした青空から陽射しが注いで、放射冷却現象らしき気温の低下ながら、それ程の寒さでも無かった11月下旬の祭日水曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、とりあえず雨は止んでいた午後8時過ぎだった。

昨日鶴見某店を訪れてその店主が修行したと言うこちらの店名を初めて知る所となった。鶴見でかなりの人気店であるらしく、大変気になる所となり会社帰り立ち寄る事にした今夜だった。

知人の人が作るラーメンと、そうで無い人が作るラーメンの味わいに違いが出るように、仕事帰りとオフの日に食べるラーメンにも違いが出るもので、そんな所を愉しめるのもラーメン食べ歩きの冥利だ。

そんなわけで京浜東北線電車に乗って、また鶴見へやって来た。殆ど降りなかった駅だけに、何処かでワクワクするものが自分にあるのかも知れない。

そう言えば臨海地区まで延伸する鶴見線の始発駅で、階段を上がって改札を通る際に、その電車が今日も発車のベルが鳴るのを待っていた。それを横目に改札を抜けて、駅からそう遠くないこちらへやって来た。

平成11年に創業したラーメン店で、その昔の江戸時代に東海道を人々が歩いて往来した頃、現在営業している場所に信楽茶屋と言う名前の茶屋が実際に存在していたのだそう。江戸名所図会にも著されているらしい。

ちなみにその茶屋は、その後蕎麦屋に商いを転業して、昭和初期まで営業していたらしい。蕎麦屋で閉業して行ったそんな茶屋が、平成の現代においてラーメン店としてその名前がよみがえったと知ると、やはりそこは何ともな浪漫を感じるものだ。

しかも豚骨スープに鶏ガラスープ、そして魚介スープを最後に合わせた元祖トリプルスープで無化調と聞けばなおさら気になったこちらであった。

店内へ入ると券売機の無い店内で、厨房を囲むようにカウンター席が奥まで続いていた。その奥の方が空いていたので、そちらまで進んでから腰を降ろした。そこそこの先客が入る店内。メニューリストを手にすれば様々なタイプのラーメンが並んでおり、二郎系らしきラーメンまであった。ご時世である。

二郎系ラーメンに心揺れながらも、そこはデフォルト系で行かねばとなぜかここではなびいて、その醤油らーめんを選んでサイドメニューは煮豚ご飯にした。そして徐にネットで見つけて印刷した半熟煮玉子無料券を出してお願いした。

リガードと言う企業が運営するラーメン店らしく、直ぐ近くにあるモツ料理利店に、なんと千葉県君津市内にあるこちらの2号店も経営しているそう。

千葉県とも繋がりがある事を知って驚いた。木更津南ICから国道127号を山側へ1km進んだ場所にあるよう。信楽茶屋の頭に「とろちゃ」と名前が付くらしい。やはりさりげなく色々と話し掛けて見るものだ。

後続が続くと思ったら私の左手に4人の家族客が座って、右手には2人の夫婦客が腰掛け見事満員御礼の店内にこちらの人気の高さが判った程なく到着時だった。

それではと行かせて貰えば、ラーメンの味わいは昭和50年代系に近いもの。何処となく懐かしく感じられ、何処となく画一化した味わいの風情がタマらないもの。そこに入る青ネギに味玉と、チャーシューも良かった。

煮豚ご飯はそんな刻んだ煮豚を餃子焼き機を利用して炙っていてその姿勢に感服した。その分これが実に美味しいサブメニューと言えた。

気がつけば完食。いや、なかなかとても美味しかった醤油らーめんと煮豚ご飯だった。

(左フォト) 醤油らーめん+半熟煮玉子/煮豚ご飯/店頭外観 (2011.11.23)


 らーめん 信楽茶屋 (しがらきぢゃや)

 住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1-18-2徳永ビル1階  ※公式サイトはこちら

 TEL045-504-5668  定休日:無休  営業時間:11:30〜翌2:30

 アクセス:JR鶴見駅東口下車。改札を出たら左手へ進んでその先の右寄りの階段を降りる。外に
       出たら左手に歩いて行き車道に出たら左手へ進んで行き、カーブ辺りの右手にあり。



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