麺家 三士 神奈川・横浜東口





解放された水蒸気のように遥かな青い表層が青空となって、春待つ街に陽射しを注がせていた2月前半の木曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな午後8時過ぎだった。

横浜駅東口傍の横浜ベイクォーター5階に、しばらく前まで秋葉原にもある我流風(がるふ)が在ったようだ。しかし昨年6月から、麺家三士と店名が変わったらしい。

その提供するメニューをネットで見れば我流風そのもので、どうやらリニューアルして営業を続けているこちらのようだった。立川の関連店へ訪れたことだしと、会社帰り立ち寄ることにした今夜だった。

そんなわけで横浜駅きた東口から外へ出て、やけに沢山の人が歩いていたやや薄暗いベイクォーター連絡通路を通って、エレベーターを利用してこちらへやって来た。

単なるラーメン店ではないようで、促されたテーブル席へ腰掛けて前を見れば、様々なブランドの薩摩焼酎等かなりの一升瓶が並んでいた店内。

鹿児島黒豚しゃぶしゃぶやモツ鍋など多彩なメニューが、地元の酒と共に愉しめる鹿児島料理店でもあるこちらだった。

とは言え原則はラーメン店のスタイルは維持している感じで、メニューは酒類メニューもあったが、ラーメンだけのリストブックも用意されていた。

しかもラーメンがかなりのラインナップだったが、魚介豚骨つけ麺は黒豚の白湯に魚介のWスープによる仕様だそうで、そんなインフォにほだされてしまった。

よく見れば今流行りの大盛無料の文字に、今夜はもうこれしか考えられなかった。その金のつけ麺なるメニューを、もちろん大玉でオーダー。並玉270gに対して、大玉360gも同額と言うことらしい。

なお激辛タンタンに漆黒味噌なるつけ麺もあって、特玉450gは150円増しで、特大玉540gは260円増し、銀河玉720gは480円増し、さらに宇宙玉1100gは920円増しって誰が頼むのか。

店内をあらためて眺めると、以前のレポートで横浜は中華店を居酒屋のように利用する方が多いと紹介したことがあったが、こちらもまたそんな感じを受けたものだった。

とは言っても変なドヤドヤした風情は無い店内であり、居酒屋と言うよりはむしろ洒落たバーのような雰囲気さえあった。程なく到着。

ビジュアルからして、なかなかのつけ麺。白胡麻が振られて、刻み海苔が多めに添えられていた。太麺の艶やかな表面は、大盛無料を無理してやっているようにさえ思えた。

それではと行かせて貰えば、それにもまして黒豚の白湯に、白胡麻と魚介が利いた持ち味がたまらないもの。肉の具材も多めで嬉しかった。

そしてやはり太麺は個性を表出させながらも、なかなかのシフトを著すものと言えた。その太麺にはもち粉が練り込まれているそうで、その豊かなコシと食感はそこから来るものらしい。

スープ割りをおそるおそる確認すると二つ返事で白湯スープが入ったポットが来て、残ったつけ汁にそれをたっぷり入れて口にすれば白飯を追加オーダーしたくなるほど素敵で良かった。

精算時に店名についてお聞きすると、坂本龍馬に縁のある店名なのだそう。スタンプカードを手渡してくれて、それを見るとあと4杯食べれば一杯ラーメンが無料のようだった。

ビール・サワー・焼酎・梅酒・ソフトドリンク呑み放題もつ鍋コースが、お一人様5000円ポッキリだそう。いや、実にとても美味しかった。

(左フォト) 金のつけ麺大玉(汁・麺)/店頭外観 (2012.02.09)


 麺家 三士 - SANJI -

 住所:神奈川県横浜市神奈川区金港町1-10横浜ベイクォーター5F TEL045-441-2662

 定休日:無休  営業時間:11:00〜23:00

 アクセス:JR横浜駅きた東口下車。きた東口出口前の横浜ベイクォーター連絡口を歩いて行き
       同商業施設エレベーターなどで5階へ上がって行く。

  

  2012.02.09 鹿児島料理も愉しめるこちら。   2012.02.09 夜の帳が下りた横浜ベイクォーター。



喜劇らーめん食べ歩きTOP