らぁめん 夢 神奈川・東神奈川





青い空からまばゆいばかりの陽射しがふり注ぐものの、手がかじかむほどの真冬の冷え込みが続いていた一月睦月も下旬となって来た火曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、これから雨模様の予報が出ていた、そんな午後八時過ぎだった。

どうやら東神奈川駅周辺に幾つかの有名店で修行された後、町田の「一番いちばん」に三年近くおられた方が独立して、つい先日の18日からラーメン店を開業させたようだ。

一番いちばんと言えば白河とら食堂で修行された方が、2002年から世田谷区梅ヶ丘で中華店をリニューアルさせて始めたラーメン店で、2008年に町田へ移転して現在に至っているようだ。

石神本でもかなり前から紹介されて大いなる宿題店となっていたが、まだ一度も暖簾を潜ってはいなかった。そこで修業された店主のラーメンは、どんな味わいなのだろうか。そんなわけで、気になるところとなって、さっそく訪れることにした。

というわけでJR京浜東北線電車に一駅だけ乗って、東神奈川駅で下車しその店頭へやって来た。店先には以前営業していた「ミュージックパブたかこ」の袖看板がそのままになっていた。

さてと近寄れば暗い店頭になっておりもしやとさらに近づけば、閉店を知らせる貼り紙が貼られており愕然とするしかなかった。腕時計に目をやると、まだ午後八時半くらいの時間だった。

中にまだ人が居る様子だったので、明日以降の営業日や閉店予定時間を確認してから店を離れるかと、ご挨拶しながら中へ。

すると先述したこちらの店主の高橋氏が厨房に一人おられて、自己紹介をしてから本題のことを触れようとした。

するとまだもう一杯くらいなら、わんたんらーめんならば作りましょうとありがたいお言葉が帰って来た。そこで券売機でそのチケットを購入。

こちらのカウンター席にどうぞとなってその席へ着席。やはり町田の一番いちばんで三年間修行されたそうで、それ以外の修行店もお聞きしたが大人の事情でオフレコの範疇となった。

ふと見ると逆浸透膜の純水を作る浄水器が据え付けられており、飯田商店で見掛けた吉野屋商会さんが東北復興支援を目的に作られた「あきらめねぇよ!!」タオルが二種類壁面に貼り付けてあった。

まもなく目の前に置かれたのが、小皿に乗せられたレンゲと針の無い注射器。ラーメン店でレンゲは必ずと言って良いほど見て来たが、注射器をラーメン店で目の前に置かれたのは初めて。おそるべし。

なお夢と書いてムーと読ませる店名は、以前可愛がって飼っていた犬の名前だそう。そんな世間話しに花が咲いているうちに程なく到着。

それではと行かせて貰えば、絶え間ない実に素敵な新体験とも言えそうなほど素晴らしい白河らーめんの味わいがたまらないもの。

後半になってから味変させると言う注射器の液体をドンブリの中へ。白河ラーメンが見事に煮干ラーメンとなって、まるで荻窪ラーメンと言いたくなるもの。

数種類の煮干をブレンドして作った煮干の香味油だそうで、注射器だけに煮干ワクチンとでも呼びたくなる趣向と言えそう。チャーシューに肉ワンタンもかなり美味しいもので、気がつけば完食。

何気なく厨房を見ているとカラフルなコップを整理している店主。奥様が探して買って来てくれたのだそう。思わず菜@本八幡を思い出すほどに瓜二つなカラフルなコップだった。

それにしても、表現するならば69'N'ROLL ONEの影響を絶大に受けた白河ラーメンと言いたくなるもの。いや、これまた絶大に壮大に途轍もなく、美味さ無限大の感動できた味わいで良かった。

(左フォト) わんたんらーめん/煮干香味油/店頭と第二京浜 (2014.01.21)


 らぁめん 夢 (ムー)

 住所:神奈川県横浜市神奈川区二ツ谷町1-21桜井ビル1階 TEL 非公開 ※ツィッター

 定休日:未定 営業時間:11:30〜15:00/18:00〜21:00 ※ただし材料切れ次第閉店

 アクセス:JR京浜東北線東神奈川駅西口下車。第二京浜を渡った奥の階段を降りて横浜方面へ
       300mほど歩いた通り沿い二ッ谷交差点50m程度手前の右側にあり。徒歩約5分。



周辺は街灯も少なく、ひっそりとしていた。

飯田商店で見たタオルが飾られてあった。

菜@本八幡を思い出すカラフルなコップ。