決定版!新横浜ラーメン博物館ウェブガイド2013 ※前回2012年版はこちら
  IKEMEN HOLLYWOOD/札幌すみれ

ツツジが咲く界隈。

新横浜ラーメン博物館正面玄関。

中村屋店主とご縁のある海外ラーメン店。

ゴーストバスターディップは目の前で炙ってくれる。

ジョニー・デップならぬ、ジョニーディップ。

スープ割りもちゃんと用意されている。
 








冷え込みも若干収まって春が加速して、青空が水蒸気でまた白んでいるものの勢いのある陽射しが注いでいたそんな四月卯月下旬の休日火曜日だった。

しばらく前に新横浜ラーメン博物館でまもなくハリウッド発のラーメン店がオープンを迎える情報をお送りしたが、今回試食会の機会を得て新横浜ラーメン博物館の最新情報をまた発信しようと出掛けることにした。

以前から新横浜ラーメン博物館が開館20周年企画の一環として、ワールドワイドなご当地ラーメンの発掘をしていたようだ。そんな成果の一つがイケメンハリウッドなるお店で、4月24日にグランドオープンを迎えるそう。

そんなわけで京浜東北線電車に乗って多摩川を越えて、東神奈川で横浜線電車に乗り換えて一年ぶりの新横浜ラーメン博物館へやって来た。通常休日曜日の昼間であれば、気兼ねなく来れて有り難いものだ。

入口で受付が始まるのを待っていると、某柏大御所御大がおられて思わず御挨拶。一緒にまもなく始まった受付を済ませて入場。イケメンハリウッドは、イベントがよく催される一番下のフロアにあった。

さっそく店舗前の列に並んで、御大とそれぞれ違うこちらではディップと呼ぶつけ麺を選んで、お互いのオーダー品の撮影と軽い試食をする約束を結んだ。

私は直前にカセットバーナーでマッシュルームをソテーするゴーストバスターディップを選んで、御大はこちらの店舗紹介で大きく案内されている人気俳優のジョニーデップみたいなジョニーディップを選んだ。試食会と言うことで無料なだけに、二人とも温玉付きにして貰った。

今回の海外のラーメンを探す企画で、ラー博の担当者は17ケ国26都市で200店舗のラーメンを口にして来たそう。そんな中でのアメリカ・ハリウッドの店だが、どうやら神奈川・海老名の人気店中村屋と縁があるらしい。

その昔はロサンゼルス等の大都市でしか見られなかったラーメン店だが、最近ではシカゴやフィラデルフィア等の都市の街角でも見受けられるようになっているそうで、アメリカ国内ですでに約300店舗ものラーメン店が営業しているらしい。

そんなことを聞くと立川ラーメンスクエアのフロアが、ニューヨーク・マンハッタンの街角をイメージしているのもうなずけるものだ。そうしたジャパニーズフュージョンは、今やアメリカにとどまらないらしい。

そう待つこともなく店内へ入れて、中でもそう待つこともなくつけ麺がやって来た。ふと振り返ると某市川在住のラーメン評論家が後ろにおられて思わず御挨拶。

ちなみに店内等にノーラーメンノーセールと言う表記があって準備中の意味かと思えば、よく見るとノーラーメンノーライフと記されていて、ラーメン無くして人生無しと言う意味であることを隣りの柏御大が教えてくれた。

2011年8月にハリウッド地区のブレア通り沿いにオープンしたハリウッド本店では、「ゼブラディップ」なる人気メニューもあるようだが、しばらくしてから提供もあり得るそうで、当分のあいだ予定は未定と言ったところのようだ。

お店の方は一様に帽子とネクタイをしていて、どうやら店主は松田優作氏の大ファンらしく、代表作・探偵物語の工藤俊作役の格好を真似たスタイルのようだった。程なく到着。

ゴーストバスターディップは、なるほどやはり直前にカセットバーナーでマッシュルームを炙っており、まさしくゴーストバスターズを連想させた。

そんなメニューは豚骨ベースのつけ汁に、生クリームやトリュフオイルに刻んだ食す直前にソテーされたマッシュルームが入るもの。チャーシューが薄くスライスした肉で、燻製したような感じであったがこれが美味しかった。

香りも豊かで、確かにアメリカンナイズされた感覚が素敵と言えた。太麺はパスタを太くした感じのものだが、その割りにはコシもあって良かった。

ジョニーディップは同じく豚骨ベースのつけ汁だが、バジルや松の実にオリーブオイル・ニンニク・2種のチーズが入るもので、どこかオリエンタルムードもあってこれまた良かった。

スープ割りが果たしてあるのか心配だったがちゃんとあるそうで、黒い肌の方がモーニングコーヒーを注ぐように白いポットでスープを注いでくれて、これがなかなかアメリカンでありながら最後までつけ麺として楽しめた。

気がつけば完食。なおラーメンもあるこちらで、鶏ベースのスープに枕崎産鰹節を削ったものが添えられるボニートラーメン等がラインナップされていた。

ここで御大と分かれて、昨年8月30日にオープンした「すみれ」へ。限定チャーハンが良さそうだったので、ハーフサイズの正油ラーメンのボタンも連打して入店。

すでに閉店したラゾーナ川崎店で味噌ラーメンを以前楽しんだが、機会があれば次回は是非とも正油ラーメンと思っていただけにちょうど良かった。入店してカウンター席の右端に促されて、そこへ腰を下ろした。

ラー博8年ぶりの復活と言うことらしい。しばらく前まではお母さんの方の「らーめんの駅」が営業していたが、味噌ラーメンがこし味噌に対して粕が入った味噌を使っているのだそうでまた違った味わいが楽しめるようだ。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、そこはさすがな美味しさの正油ラーメン。油とスープの一体感も実に素晴らしく、チャーシューがまためちゃくちゃ美味しかった。

限定チャーハンがまた泣ける旨さで、一緒に来たスープがこれまた実に良かった。真っ黄色のタクワンは、ご愛嬌と言ったところだろう。気がつけば完食。

ところで新横浜駅からこちらへ向かう途中の曲がり角に、いつの間にかしらマイブームの星乃珈琲店がオープンしていた。

帰りにもちろん季節限定のスフレパンケーキを食して帰途についたが、このパンケーキはやはり実にオススメと言うしかなかった。

これから初夏に季節の羅針盤が向き始めて、いい季候の中ゴールデンウィークを迎えるが、そんな折りに新横浜ラーメン博物館を訪ねて見ては如何だろうか。

いや、どちらもかなりとんでもなく美味しく、素敵で果てなくとっても実に良かった。

(左フォト) 温玉ゴーストバスターディップ(IKEMEN)/ミニ正油・チャーハン(すみれ) (2013.04.23)


 新横浜ラーメン博物館 詳細 ※公式サイトはこちら。 ★以下は平成25年4月現在の内容です。

 住 所:神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21 TEL 045-471-0503 休館日:無休

 最寄駅:JR横浜線・新幹線 新横浜駅徒歩5分。横浜市営地下鉄 新横浜駅8番出口徒歩1分。

 〔JR新幹線・横浜線 新横浜駅北口からのアクセス〕

 スカイウォークに出て日産スタジアムへ向かうように、案内板の指示に従って階段を降りる。地面に
 降りたら前方の道を進んで行き、二つ目の十字路を右折して次の左路地を入り進んだ左側にあり。

 入場料:大人(中学生以上)300円/小学生・60歳以上100円 ※小学生未満無料 ※年間パス800円

 営業時間:開館 月〜土11:00・日祭日10:30/最終入場21:00〜23:00の間で変動あり。

 ※175台収容可の駐車場あり。

 【東京駅からの電車アクセス】

 東京→[JR京浜東北線]→東神奈川→[JR横浜線]→新横浜  または

 東京→[JR新幹線・品川寄り自由席840円]→新横浜

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中に入れば今日も昭和33年の路地裏。

1階土産フロア横の「世界のラーメン事情」

「世界のラーメン事情」の隣りに「IKEMEN誕生物語」。