北海道旭川ラーメン ぺーぱん
神奈川・横浜吉野町





春霞が首都圏の空に広がり気温もさらなる温かさとなっていた、明日はまた冷え込むらしくこのひとときだけとなりそうな二月如月上旬の休日月曜日だった。

先日はこちらを訪れる予定だったが、ひょんなことからその日は違う店となって、仕切り直して本日こそと出掛けることにした。

と言うわけでまた横須賀線直通電車に乗って、横浜で市営地下鉄に乗り換え吉野町で下車。

駅から数分ほど歩いて行くと、すぐ前方に高速道路の高架橋が横切っていた。その周辺に在る一方通行の道路沿いに風情よく佇むこちらだった。

入店するとまだ正午前もあってか、数人の先客が居るだけだった。この陽気だからなのか入口の引き戸が開いていて、軽くなびくそよ風が入って来て開放的な雰囲気となっていた。

さっそく右寄りの厨房前のカウンター席に腰掛けて、メニューからやはりこれかなと正油ラーメンをお願いすることにした。

アイヌ語で甘い水の川と言う意味を持つペーパン川が流れる旭川周辺だが、そんな川沿いの近くにおられたのかお聞きして見た。

するとその周辺の瑞穂・米原・豊田の三地域を総称して米飯(ぺいぱん)地区と呼ばれている界隈らしく、その豊田地区におられたそうで、旦那さんいわくバスの行き先もペーぱん行きとなっているそう。

平成7年7月23日創業の旭川ラーメン店で、その人気店である昭和27年創業の天金でラーメン作りを教えて貰った女将さんのラーメン店のこちらだ。

その流れを汲み、麺も同じ藤原製麺から仕入れているそう。振り返るとその製麺所の段ボール箱が、春風そよぐ外に詰まれてあった。

千葉から来たことを話すと五井周辺にも藤原製麺が卸している旭川ラーメン店があるそう。

その店名をお聞きするとド忘れで直ぐに出なかったので、後でネットで調べて見ると北國ラーメンなる店名が出て来たがそちらだろうか。

湯切りがなかなか丁寧な女性店主。そのお姿を見ていると、蓬来軒@新検見川の女性店主が思わず雰囲気が似ておられて脳裏に浮かんだ。

旦那さんの昔の実家周辺に有名店青葉があったそうで、その昔は焼き鳥店だったそうで蕎麦屋からラーメンを教えて貰いラーメン店を開業した経緯があったことを教えて頂いた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほどこれは絶大に素晴らしい旭川ラーメンと言えるもの、。チャーシューもかなり素敵で、そのラーメンの魅力に数秒で取り憑かれていた。

豚骨と鶏ガラを丸二日間以上かけて炊き上げたスープのようで、油分から来る旨みと合わさって心にバラが咲き誇る美味しさとはこのことだった。

旭川ラーメンと言うと魚介ダシが一般的だが、こちらは魚介は利用していないものの、そこから感じられる風情は王道一直線な美味しさもあって不思議なほど何処か旭川らしさを醸し出していた。

まさに気がつけば完食。南相馬市原町区には、こちらで修業された店主が営業するゆーからが在るようだ。いや、かなり途轍もなく果てなく春煌めくほどに、何処までも絶大にまったく良かった。

(左フォト) 正油ラーメン/店頭外観/吉野町駅 (2014.02.03)


 元祖北海道旭川ラーメン ぺーぱん

 住所:神奈川県横浜市南区高砂町3-34細田ビル1階  TEL045-243-0595

 定休日:水曜日  営業時間:平日11:30〜21:00◆土日祝日11:30〜16:00/17:30〜21:00

 アクセス:横浜市交通局ブルーライン吉野町駅西3出口下車。階段を上がったら右手に出て程ない
       交差点を右折。200m程進んだ高速道路手前の睦橋交差点を右折して少し歩いた左側に
       あり。徒歩およそ4分。