ラーメン 大桜 神奈川・東神奈川



軽く包んだ粗品の包装紙のように雲がやや青空を隠して、その分だけ冬と言う季節らしかった1月半ばの水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、肌寒さが加速していた午後8時過ぎだった。今夜はJR東神奈川駅の西口ロータリー前にある、こちらが気になるところとなって会社帰り訪れることにした。そんなわけでまた一駅だけ電車に乗ってこちらへやって来た。

かなり昔からラーメンを調べるためネットを徘徊していると、何度か取り留めなくこちらの店名を目にした記憶がある。とは言え今回どちらの系統のラーメンを提供している店なのかさえも、理解しないで券売機の前に立っていたりする。

ともあれラーメンと角煮が入るらしいざく丼なるサブメニューのボタンを連打。奥へ進んで促されたカウンター席へ腰掛けながらチケットを渡した頃には、漂う香りと行き交うラーメンを見てこちらが横浜名物と言える家系ラーメンを提供しているラーメン店だと理解出来た。

好みを聞かれて、いつものクセでついアブラオオメとお願いする。厨房にはお店の方が3人おられて、皆一様に紅橙色のTシャツを着て忙しく立ち回っていた。本店は1996年に創業した十日市場店らしく、この東神奈川駅前店は2008年4月にオープンした比較的新しい支店のようだ。

横浜家と違う横濱家で修行した店主が経営する、れっきとした家系ラーメン店らしい。程なく到着。それではとラーメンから行かせて貰えば、なかなかの出来映えの家系ラーメン。

口にする前は壱六家系かな?と思ったが、食べ進めたラーメンのドンブリから身体を起こすと、明らかに壱六家のそれと違っており思わずキャベチャーあった?と探したほど。それほどに六角家の遺伝子を感じる味わいだった。色々考えるとやはり違うのかと思ったが、中太麺にチャーシューのこだわりにもそんな風合いが何処かにある気がした。

またトロトロで大ぶりの角煮が入ったざく丼が実に素晴らしい美味しさで、思わず無心で食らってしまった。紅生姜が入っていて、これが良い箸休めだった。

そんな紅生姜から赤い彗星のシャア転じてザクとなって、そこからザク丼とマニアックな推測をしてしまったが、お聞きすると店名の「おおざくら」からざく丼と言うことで、なんて事はなかった。気がつけば完食。

帰宅してからネットで調べて見ると、今は違うようだが横濱家は当初近藤家店主が立ち上げた家系ラーメン店らしく、近藤家と言えば六角家で修業した店主のお店で、心の中で点と点が線で繋がっていた。いや、なかなかの味わい深い家系ラーメンだった。

(左フォト) ラーメン/ざく丼 (2012.01.11)


 ラーメン 大桜 (おおざくら) 東神奈川駅前店

 住所:神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1-7-10  TEL045-432-0749

 定休日:年中無休  営業時間:11:00〜翌2:00

 アクセス:JR京浜東北線東神奈川駅西口下車。第二京浜を渡って右手の階段を降りてから桜ビル
       方向へ降りて右手へ歩き、西神奈川交差点へ少し進んだ左側にあり。



  2012.01.11 替玉はやっていないことを明言している券売機。   2012.01.11 JR京浜東北線東神奈川駅西口前にある店頭外観。



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