元祖ニュータンタンメン本舗
神奈川・東神奈川





春は名のみの風の寒さやと、早春譜さえも口ずさみたくなる程の清涼とした青空から陽射しが注いで、残雪が未だ日蔭などに残る二月如月も下旬となって来た金曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、今夜もそこは穏やかに寒いそんな午後八時過ぎだった。

実は昨日横浜へ出掛けて地元に戻ってから、久しぶりヘアカットして頭をさっぱりさせて帰宅した。髪を切り過ぎてしまったようで、帰り際に風邪では無いもののくしゃみが出てしまった。

なるべくスタミナがあって、出来れば辛いラーメンにするかと思い描いた。そこで思い付いたのがこちらで、そういえば今回の横浜勤務で、まだ元祖ニュータンタンメン本舗へ訪れていなかった。

そんなわけでそんな仕事帰りにピッタリと言える、JR東神奈川駅の直ぐ傍で営業するこちらの店頭へやって来た。さっそく入店すると、今夜も大盛況なフロアが待っていた。

席を見回して探すとちょうど満員御礼状態のこちらで、「そちらでお待ち下さい」と言うお店の方の指示に従って、しばらく席が空くのをカウンター席の後ろ側辺りで待つことにした。

奥では居酒屋気分でこちらを利用している方も居れば、軽く食事だけしに来た方も居て、とりあえずビールで喉を潤す方も少なくなかった。

そんなテーブルにはビール瓶と共に、美味しそうなこちらの餃子が置かれていて、思わずそれを見て咽がごくりと動いた。

ちなみに辛さが選べるこちらで、その案内が入口近くに表記されていた。ひかえめ・普通・中辛・大辛・めちゃ辛と判り易いビジュアルを交えて紹介されていた。

前回はこちらで辛さを普通にしたが、それでは物足りなかったことが、ふとフラッシュバックした。今夜はそれなら中辛で行くかとなった。

シンプルに辛さ普通のタンタンメンだけオーダーして愉しむ方も居たが、ニラ入りタンタンメンの方も居てそのビジュアルに心打たれた自分に気づいた。

そんな風に観察していると、先客数人が精算を済ませて帰って行った。

一席だけ空いたカウンター席の方に促されてそこへ腰掛け、注文の確認を受けて思わず口にした言葉は全てをトレースした「ニラ入りタンタンメン中辛と餃子をお願いします」だった。

ふと見上げると白い紙が貼られていて、よく見ると「価格改定のお知らせ」と記されていた。

読んでみると昨今の原材料高騰と水道光熱費高騰の影響が年々上昇して、コスト削減や業務改善に取り組んで来たものの、今度の消費税増税を機に一部商品の価格改定を行う旨が綴られていた。

そして少し離れた壁面には、こちらだけのタンタンメンを案内するポスターがあり思わず目についた。幾つかの文字が躍るものだった。

タンタンメンはおいしいだけじゃない!? 元気の素のニンニク、ダイエットのトウガラシ、必須アミノ酸のタマゴ。 つまりおいしく元気にやせられる総合栄養食!それがニュータンタンメン!と言うことらしい。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、もう癖になりそうな怒涛の味わいがたまらないもの。このラーメンが港町ヨコハマで生まれたこと自体に、大いなる浪漫さえ感じることさえ出来そう。

餃子がむちゃくちゃ素敵で、三日続けて餃子を口にしたが、こちらもまた絶大に素晴らしかった。気がつけば完食。いや、かなり果てなく絶大に素敵でとっても良かった。

(左フォト) ニラ入りタンタンメン中辛/餃子/店内の案内 (2014.02.21)


 元祖ニュータンタンメン本舗 東神奈川店

 住所:神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1-1-7  TEL045-322-5229  ※公式サイトはこちら

 定休日:水曜日  営業時間:平日11:00〜翌2:00/祝祭日11:00〜翌1:00

 アクセス:JR京浜東北線東神奈川駅西口下車。第二京浜を渡った奥の階段を降りて横浜方面へ
       少し歩いた右側にあり。



昭和42年創業の元祖ニュータンタンメン本舗の支店。

辛さは五段階から選べる。中辛がちょうど良い感じだった。

この四月の消費税増税で、こちらも値上げとなるらしい。




まだらに霞む雨雲が微量の雨を滴らせていた、しばらくはそんな前線が関東地方の湿度を上げて行きそうな2月上旬の月曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、時折り霧雨がそぼ降ってアスファルトが濡れていたブルーライトな午後8時過ぎだった。

横浜へ勤めるようになって既にかなりのラーメン店へ訪れたが、そんな折りに要所要所の場所で昭和42年創業の元祖ニュータンタンメン本舗の店舗を見掛けていた。

横浜周辺にはなくてはならない、そんなラーメンチェーン店だと言えそうだ。その系列チェーン店に蒲田店以来まだ訪れていなかったので、今夜こそと会社帰り立ち寄ることにした。

創業者である五十嵐源吉氏は青森のご出身だそうで、一代でこの不動の人気のラーメンチェーン店を築き上げたのだそう。その創業者が作り上げたタンタンメンは非常に独特なもので、溶きたまご・ニンニク・唐辛子をメインに利用した胡麻を使わない担担麺だった。

株式会社みなもとが経営する元祖ニュータンタンメン本舗で、その直営店は京町店・綱島店・鷺宮店・新城店・片倉店の5店舗のみだそう。それ以外の各店舗はFC店だそうで、こちらも独立して行ったFC店舗らしい。

そんなわけでかなり前から訪問候補店にしていた、東神奈川店のこちらの店頭へやって来た。さっそく入店すれば、これが実に盛況な店内。支店にも様々あると聞いていたが、おそらくこちらはかなりの人気支店なのだろう。

券売機は無い店内で好きな席にどうぞと促された。カウンター席はほぼ埋まっており、空いたテーブル席に腰掛けてメニューボードを見上げた。みそラーメンがあり気を引かれたが、デフォルトのタンタンメンに対してメンマ入り・ニラ入り・ザーサイ入り・チャーシュウ入り等とあり、それならばとメンマ入りてお願いすることにした。

よく見ると中辛・大辛・めちゃ辛の他ひかえめもできるようだったが、特に辛さに触れなかったので辛さは普通で通ったのだろう。そう言えば蒲田店でも辛さは同じ表記で、そちらでは中辛を愉しんでいた。

後続が続いてほぼ満員御礼状態となったが、その頃には先客の数人が精算して帰って行き、なんとも絶妙な入店客バランスが続くこちらであった。昼間から営業する支店もあれば、黄昏時から始まる支店もある元祖ニュータンタンメン本舗さんのようた。程なく到着。

スープの雰囲気は先日訪れたばかりもあって反町たんたんを思い出した。鶏ガラベースのスープに溶きたまごと挽き肉がたっぷりと入って、表面が唐辛子によって赤く染まるタンタンメンだ。顔を近づければ、ニンニクの香りがふわりと来るもの。

それではと行かせて貰えば、中太麺のモチッと来る風情がまた良かった。メンマもいい感じで、伸びやかな味わいに酔いしれる美味しさだ。

こうしたチェーン店の支店を訪れると型にハメたそんな味わいに終始するケースが少なくないが、そんなこともなく絶妙にしてキレのある旨味が迸るものと言えた。気がつけば完食。いや、なかなか実にとっても良かった。

(左フォト) メンマ入りタンタンメン/店舗遠景 (2012.02.06)※2012.02.10修正