らーめん 直久 神奈川・川崎



夜半には吹雪も収まったらしく青空から爽やかな陽射しが注ぐものの降り積もった雪はかなりのドカ雪となって、首都圏の交通網は大打撃を受け運転を見合わせる路線も少なくなかった二月如月前半の日曜日。

朝方はそれを見越して早めに出たが、地元私鉄の線路はかなりの雪で覆われており、踏切警報機は鳴り続け雪の爪痕の大きさに唖然とするばかりだった。

ともあれ今日も仕事が終わって外に出れば、止まっていた路線も運転を再開していて、どちらかと言えば比較的平穏な午後八時過ぎだった。

とは言え残雪に足を取られることを危惧して、何処にするかと決めたのがこちらだった。京浜東北線電車に乗車すると、雪の影響とは違う原因で遅れていて、若干断続運転をしながらも川崎に到着した。

階段を上がって行き、改札口があるコンコース内で営業する、そんなこちらの店頭へやって来た。ビジュアルインフォメーションを見ると、新メニューが始まったらしく、新商品と記されたメニューがあった。

近づいて確かめると豚バラらーめんと言うもので、味付けされた豚肉を盛り付け味玉も乗せてボリュームを良くさせ、付け合わせにカイワレも添えたものだそう。

店頭の券売機の前に立ちそれにするかとも考えたが、八王子系直久らーめんの案内に今は無き西国分寺店で口にした時のイメージが良かったことを思い出してそれを選ぶことにした。サイドメニューに半チャーハンがあり、手が出しやすい価格設定に思わずそのボタンを連打。

チケットを手にして入店して、そのすぐ傍にあった搬出口にまた差し出した。そう待たずにオーダーした品が差し出されて、近くのテーブルにプレートごと手にしてそれをそちらへ移動させた。

先ずはラーメンから行かせて貰えば、背脂のミンチが軽く浮くあっさり醤油スープに、微塵切りに近いタマネギが添えられてやはりなかなかの美味しさと言えるもの。以前に西国分店で食した時は薀蓄が近くに綴られていたがこちらでは見当たらず以前とは仕様的に違うものかも知れない。

半チャーハンはしつこい感じも無く、いい腹の足しになるもので、気がつけば完食だった。久しぶりに直久の公式サイトを開くと、大正三年に甲府で創業した蕎麦店は更科と言う店名であることが案内されていた。

更科と言えば当ラーメンサイトでしばらく前にも登場した蕎麦店で、ラーメンを提供しているお店が多いことで知られている。いや、なかなか素敵で良かった八王子系直久らーめんだった。

(左フォト) 八王子系直久らーめん/半チャーハン (2014.02.09)


 本場の味 らーめん 直久 JR川崎店     ※公式サイトはこちら

 住所:神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-1JR川崎駅構内  TEL044-245-4502

 定休日:年中無休 営業時間:平日7:00〜22:30/土日祝9:00〜22:00/正月三が日11:00〜21:00

 アクセス:JR川崎駅構内改札内階段上コンコース西寄りにあり。






新春に似つかわしくも青空から陽射しが燦々と注いで、箱根駅伝の最初のランナーが東京の大手町をスタートしたことをウェブニュースが伝えていた1月2日の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、88回を迎えた駅伝は東洋大学が往路優勝を果たしていた穏やかな午後8時過ぎだった。

昨日川崎某店を訪れた際そのうち訪れようと思っていたこちらも営業しているとして、こちらに落ち着くところとなった今夜であった。そんなわけで京浜東北線電車に乗って、また川崎で途中下車。階段を上がればこちらの店頭が目と鼻の距離だった。

直久自体は大正五年に甲府の蕎麦店として創業した会社の店舗だそうで、昭和42年10月銀座東芝ビル(現銀座TSビル)に直久の屋号でラーメン店として始めた創業90年を超える会社なのだそう。

以前訪れた西国分寺店は残念ながら閉店してしまったが、当時営業していた場所はJR西国分寺駅構内中央線下りホームにあったものだ。その時のレポートでもこちらについて触れているが、JR川崎店は実際来てみると改札前のコンコースの中の西口寄りにあった。

店頭左手に券売機があり、近づくと丁度南武線電車が駅に到着したばかりで、その前が少し賑やかとなったのでそれをやり過ごしてから店頭撮影を済ませてその後でそこに立った。

特にこれと決めていなかったが、期間限定とあった餅が入る力らーめんも気になったものの、やはり寒い所為もあってか味噌チャーシューの気分となって選んで大盛のボタンを連打した。

中へ入ると搬出口があって、そこにチケットを差し出してオーダー品を受け取ってからカウンターで立ち食いするスタイルとなっていた。

先客は8人程度でどうやら出来上がるのを待つ人は居なく、手際良く仕上げられたラーメンが程なく出来上がり、それを受け取ってあらかじめ陣取ったカウンターまで運んだ。

往年のどさん子を思い出すほどに、黄色いコーンが沢山入っていた。チャーシューは大抵ビジュアルで旨さが判るもので、これはなかなかに素敵な艶と弾力感がそれを保証していた。

それではと行かせて貰えば、これぞデス・イズ・ザ・ラーメンと言うもの。無化調ラーメンは高級ラーメンとでも語って来そうな勢いさえ感じられたものだった。ついまたスープを飲み干してしまった。

コーンはそんな味噌ラーメンの歴史が感じられ、カイワレの具材にも一時代前の味噌ラーメンが浮かんで来た。公式サイトを開いて見ると他支店の殆どはお正月休みとなっていたが、こちらは三が日のあいだでも午前11時から午後9時まで営業しているようだった。

味噌スープは味噌汁を飲むようにあっさりしていて、中細麺がそれにあって絶妙だった。チャーシューに至っては、もう果てしなく良かった。気がつけば完食。いや、敷居が低く手軽に入れ、なかなか好きになれたラーメンだった。

(左フォト) 味噌チャーシュー大盛/店頭券売機ボタン/店頭外観 (2012.01.02)