もりの中華そば 神奈川・綱島





青い空はやや白く霞みながらも、勢いが増して来た陽射しを存分に街角へ注がせていた、三月弥生もそう先ではなくなった二月如月下旬の久しぶり連休となったそんな水曜日だった。

横浜周辺にまだ幾つもの気になるラーメン店が存在するが、まだ訪れていない中でもう一軒行くとしたら何処だろうかと考えた時に浮かんだ内の一軒がこちらで、念のための次候補店を胸に秘めながらもこちらへ出掛けることにした。

そんなわけで昨日と同様に横須賀線直通電車に飛び乗り、本日ばかりは武蔵小杉で東急線に乗り換え。連絡通路が出来て以前と遠方の距離はそう変わらないものの屋根と壁面に守られ、動く歩道も有りかなり快適な移動が出来るようになった。

武蔵小杉から乗車した東急線電車は目黒線だったので、日吉が終点で降ろされ隣りのホームに来た東横線電車に乗り継ぎ一駅だけ乗車。ともあれ綱島には、正午前には到着した。

改札口を抜け西口を左に出ると、商店街の様相を呈する周辺が広がっていた。程ない県道106号線を右折するとそこはバス通りとなっていて、時折り横を路線バスがゆっくりと通り過ぎて行った。

実はまたスマホアプリで現在位置を確かめながら歩いていて、八分ほど歩いただろうか前方にセブンイレブンが見える頃こちらが営業している店舗の道路があった。そこを入って行くと、こちらが風情よく佇んでいた。

それにしても現在地が地図上の何処なのか判るスマホアプリは、逆方向を歩いてしまった経験もある方向音痴気味の私にとって素晴らしいものというしかなかった。

さっそく入店すると、そこはもう既にゆるぎない人気店のこちらだけに、先客で盛況な店内が広がっていた。若干空いた席もあり、タイミングよく入れたところなのだろう。

何を食すか特に決めずに来たが、券売機で味玉入りの中華そばを選んだ。振り返ると、ちょうど入口寄り壁際の落ち着けそうなカウンター席の先客が帰って行き、そこに座らせて貰った。

2011年11月11日にオープンしたこちらで、昨夏訪れた頓知房(とんちぼ)の店主と同じく、名店に数えられる平成八年創業の多賀野@中延で修行された店主だそう。

さりげなくどのくらい向こうで修行されたのかお聞きして見ると、四年ほどおられたことを教えて頂いた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、すべてがさりげないバランスの中で繰り広げられる、食材の旨味のオンパレード感が実にたまらないもの。特に何かを誇張させることなく、それでいて後ろに引き下がるものは何一つ無かった。

それだけに全ての食材感が、穏やかな波打ち際のように引いては寄せてを繰り返し、まろやかな口当たりを造作していた。国産の豚・鶏・鰹節・鯖節・昆布などの食材を利用したものだそう。

大栄食品の麺もなかなかのコシがありながらも良い喉越しがあり、総括させて貰えばスープや麺のシフトは違っても、間違いなく多賀野イズムがそこに繰り広げられるものと言えた。

もはや今日はこれ以上のラーメンを口にするのは止めようと言う気になり、鶏そぼろごはんがあったのでそれを希望し追加オーダーさせて口にしたが、これまた甘辛でとても美味しいものだった。

気がつけば完食。いや、絶大に壮大に途轍もなく、かなり果てなく素晴らしい味わいで良かった。

(左フォト) 味玉そば/鶏そぼろごはん/周辺のバス通り (2014.02.26)


 もりの中華そば

 住所:神奈川県横浜市港北区綱島西3-22-14  ※公式サイトはこちら

 TEL045-532-1202  定休日:火曜日および第二火曜の翌日となる水曜日  

 営業時間:11:30~14:15頃/18:00~20:45頃 ※土・日・月・祝祭日は昼のみの営業

 アクセス:東急東横線綱島駅下車。改札口を抜け右手の西口を左に出て、程ない県道106号線を
       右折。八分程歩くと見えて来るセブンイレブン前の左路地を入り、100mほど歩いた周辺
       の左側にあり。



2011年11月11日開業の多賀野で修行された店主のお店。

おしながき。中華そば・つけそば・鶏そぼろごはんあり。

最寄り駅は東急東横線の急行も停車する綱島駅。