ラーメン マリモ 神奈川・横浜西口



青空に浮遊する白雲の合い間から白く浮かぶ月が年の瀬の首都圏を見ていた、冷え込む朝方の十二月師走下旬月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、夜風がそれほど寒くも感じなかった港町の午後八時過ぎだった。

今夜は祝日だけに遠出も出来ず、それならばまたこちらへ立ち寄って見るかとなった。というわけでその店頭へやって来た。

また横浜勤務となっただけに、既に何度か周辺店を訪れた際に店先を横切っていたものだ。そこには新しい案内が増えていた。

それは二つあり一つは「体に優しいあと味スッキリこだわりのおいしいラーメン」で、もう一つは「創業昭和49年、老舗ならではのコクとダシの効いたこだわりの旨味スープ」と記されていた。

薀蓄は作り手の思いがしたためられた、そんなキャッチコピーと言えそうだ。

以前創業36年近くとお店の方にお聞きして昭和50年辺りの開業かと逆算したことがあったが、当たらずとも遠からじで最近はそれも考慮して必ず年数の末尾に頃を付け足している。

ともあれさっそく入店すると奥へ促されて、厨房前のカウンター席に腰掛けながら壁面天井寄りのメニューボードを見て、そこから正油ラーメンにまた味付け玉子もお願いした。

以前にも触れたが、鶏ガラとゲンコツのスープの中に、リンゴも投入しているこだわりのスープのこちらだそう。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、確かに昭和後期前半らしい老舗ならではのコクとダシの効いたこだわりの旨味スープ。

以前と較べて加水高めの感じの中太麺という感じで、この麺がかなりとても良かった。それにしてもコーンが、良き時代のラーメン店を思わせるものだった。

味付け玉子も美味しく、気がつけば完食。いや、かなりとてもなかなか実に何とも素敵で良かった。

(左フォト) 正油ラーメン+味付け玉子/今夜の店頭外観 (2013.12.23)


 ラーメン マリモ

 住所:神奈川県横浜市西区南幸1-2-3  TEL045-314-0288

 定休日:無休  営業時間:11:00〜0:00 ※金曜日11:00〜翌0:30

 アクセス:JR横浜駅東京寄り北改札下車。左手のきた西口から外に出て直ぐ左側にある路地を
       入って行き、少し歩いた右手にある狸小路を進んでそこを出た所の左側にあり。



入口左側のビジュアルメニュー。こだわりの味マリモ。

体に優しいあと味スッキリこだわりのおいしいラーメン。

老舗ならではのコクとダシの効いたこだわりの旨味スープ。




青空が軽くもやついてやや青を白めているものの、淡い陽射しが爽やかに街を照らしていた11月下旬の週明け日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな午後8時過ぎだった。時に昨夜は寒くて某店で味噌ラーメンを食したが、想定外の中国辛味噌ラーメンが出て来た。

それはそれで美味しくて良かったものの、イメージしていたものを食べたい気持ちが心の中で浮遊する所となった。

そう言えばこちらの味噌ラーメンも美味しい情報を過日耳にしていて、それならば今夜はこちらで味噌ラーメンで行こうとなった。

そんなわけで会社帰りに入店。席へ着く前に入口のお兄さんへその味噌ラーメンに味付け玉子トッピングも一緒にお願いした。

それから空いていた厨房に背を向けて、入口側に向いたカウンター式のテーブル席へ腰を降ろした。

厨房前のカウンター席には、お子さんを連れて来たお父さんの親子が、それは美味しそうにラーメンを口にしていた。

ふと見上げると月めくりカレンダーが壁に掛かっている事に気づいた。そこには豊島区東池袋の住所に続いて、サッポロ製麺と言う製麺所の名前が刻まれていた。

おそらくその麺を利用しているこちらなのだろう。前回は何故か気がつかなかった。程なく到着。それではと行かせて貰えば、何処か懐かしい味わい。

そう、こんな味噌ラーメンが食べたかったのだ。ドンブリの底にはコーンが沢山沈んでいて、もうコーンはいらないと思うまでよく味噌ラーメンを食べた頃の事まで思い出してしまった。

サッポロ製麺らしい中太の麺は熟成させていない風合いがあって、それがまたとても良かった。

ほっこりした味付け玉子にメンマもいい感じだったし、日本の味噌らしいそのバランス感がなかなかと言えた。

奥の子供が成人になってここを訪れた時、そのラーメンに対して自分のソウルフードだと思うかも知れない。

そして夜遅くまで残業して腹ぺこになって疲れた体で口にした時には、さぞかし何処よりも美味いと思うに違いない。

それこそが、ラーメンなのだから。気がつけば完食。いや、かなりとても実に良かった。

(左フォト) 味噌ラーメン+味付け玉子/同拡大画像 (2011.11.27)
 




青い空は昨日と変わらない爽やかさなものの北風が秋の深まりを誘って、ゆく季節を加速させていたそんな10月下旬の水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、陽が落ちた分さらに寒かった午後8時過ぎだった。

時に二年前川崎周辺で多く営業する元祖ニュータンタンメン本舗の蒲田店を訪れた事があった。そこでは勝浦タンタンメンのようにゴマを入れないタンタンメンを提供していた。

その代わりにラー油の中には、かき卵を入れた独特なスタイルを貫いていた。周辺住民に受け入れられているとして、ご当地ラーメンの一つとして数えられていると紹介させて貰ったものだ。

こうして横浜勤務となってそんなタンタンメンについて調べて見ると、なるほど全く関係ない川崎が近い横浜界隈のラーメン店が、サンマーメンと共にそのラー油かき卵のタンタンメンを幾つかの店で提供している事が判った。

これはもう立派なご当地ラーメンだ。こちらもそんな一店として、今回会社帰りに立ち寄る事にした。

そんなわけで店頭に立てば、横浜西口狸小路の出入り口にあるこちらで、先日訪問した某店の直ぐ傍に位置していたが死角でその時は気がつかなかった。

店内へ入って行くと駅前に近い良い場所にある事も手伝ってか、比較的とても盛況な店内と言えた。空いている席へどうぞとなって、厨房前のカウンター席の左寄りに腰掛けた。

メニュー表を探すと見つからないと思ったらちょうど頭の上にあり、見上げながら「辛い」と表現されていたので一寸悩んだが、予定通りそのタンタンメンをお願いした。程なく到着。

一見して青ネギが多めに入っている所為か、元祖ニュータンタンメン本舗のタンタンメンとは微妙に違うものの、ゴマが入らないラー油にかき玉子がたっぷり入ったもので、なるほどな元祖ニュータンタンメン本舗系と言えるタンタンメンだった。

普段ウリとするラーメンは味噌ラーメンらしく、塩ラーメンやつけ麺もメニューに並んでいた。鶏ガラやゲンコツに、なんと果物のリンゴも利用してじっくりと煮込んだスープのこちらだそう。

雑誌の切り抜きが幾つか壁に貼られていて、それらから察してだいたい創業36年近くらしく、すると昭和50年には営業していた事だろう。

気がつけば完食。辛いと表記されていたが新参者の入店に辛さ抑え目にしてくれたのか、定かではないが食べ終えた頃でも特に汗が出る事もなくそこそこ辛い程度であった。

後精算でその際に現在の営業時間を確認させて貰った。いや、なかなかよく出来たそんなタンタンメンだった。


(左フォト) タンタンメン/店頭外観 (2011.10.26)