麺屋 かめせん 神奈川・石川町





青い表層から真冬らしい淡い陽射しが注いで、ウェブでは昼辺りから気温が三月並みになることを伝えていた朝方の一月睦月下旬金曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、確かにそう冷え込んでも無く穏やかに寒い午後八時過ぎだった。

JR石川町駅周辺に、また気になるラーメン店を先日ネットで見つけた。豚骨ラーメンを提供する店で、どうやら替玉にスープが付いて来るらしい。ということは替玉と言うよりも、それは素ラーメンと言えそう。

そんなわけで京浜東北線電車に乗ってまた石川町で下車。地図で見るとそう遠く感じ無かった。

しかし実際に歩いて見ると、長い歩道橋を利用しないと危ないルートで、やけに遠いように感じた。とは言えそう遠方とも言えず、一度歩いてしまえば大した距離でもないところか。

と言うわけで店頭に到着すれば、こちらもまた風情のよい雰囲気があるラーメン店だった。

店先には数点だけサンプルが飾られており、それに目を近づけると何とシンガポールやマレーシア等では一般的な麺料理となっているラクサが提供しているらしくともあれ驚くしかなかった。

さっそく入店してラクサは想定外でその気になれず、予定通りおり正油豚骨ラーメンを選んだ。

替玉もオーダーするつもりだったが、セット半チャーハンが250円で愉しめるインフォに半分ならばとなってそれも一緒にお願いすることにした。

すると麺は太麺と細麺が選べるとのことで、そこはもちろん太麺でお願いした。替玉にスープが付いて来る噂を聞いて来たことを告げると確かにその通りだそう。

後でその替玉も注文する予定であることを話すと、ラーメンも半チャーハンもウチはボリュームがいいからそれはどうかなとの事だった。すでにおそるべし。

店内にもラクサの文字が躍っており、こちらのイチ押しメニューらしかった。ラクサと言えばそう遠くない場所にあるカップヌードルミュージアムの4階ヌードルバザールで以前口にしたことがある。

それをヒントに提供しているのか尋ねると、しばらく前に品川で働いていたレストランでその麺料理をよく調理していたのだそう。店主もヌードルバザールは体験済みらしく、その世間話しでも花が咲いた。

2011年にオープンしたこちらのようだが、よくお聞きして見ると現在の店主は一年前に店の権利を引き継いで営業している方のようだった。程なく到着。

それではと行かせ貰えば、なかなか素敵な面持ちの正油豚骨ラーメン。なるほどなかなかのボリュームで、既に到着している半チャーハンも何処が半分なのかと言う嬉しい悲鳴のもの。

そのチャーハンもまた素晴らしく美味しいものと言えた。ふと見ると麺箱があったので、さりげなくロゴを探すと丸山製麺の文字が刻まれていた。その麺がまたなかなかで、気がつけば完食。

スープ付き替玉は次回以降に食すことにした。チャーハンは中華の奥義が感じられる美味さで、中華店に結構長いことおられた経験があるのではとお聞きしてみた。

すると15歳の頃からこうした外食店で働いておられた方だそうで、一番長い期間おられた飲食店はステーキ店で10年勤めていたことを教えてくれた。

そこでご年齢を尋ねて見ると今年で62歳だそうで、ほぼ半世紀のあいだ厨房に立っておられた方らしく、店主から感じられるオーラは流石の一言に尽きた。

いや、絶大に素敵でまさしく果てなく、とんでもなく何処までもかなり良かった。

(左フォト) 正油豚骨ラーメン/セット半チャーハン/店頭外観 (2014.01.24)


 とんこつラーメン 麺屋 かめせん

 住所:神奈川県横浜市中区山下町161-10 マリーゴールド元町103号  TEL045-641-9402

 定休日:水曜日  営業時間:11:00〜15:00/17:00〜24:00

 アクセス:JR京浜東北線石川町駅北口下車。改札口を出たら左手に出て、前方建物前の敷地を
       右手に進んで通りに出たら左折。程ない場所にある歩道を上がって行き、降りた場所の
       前の横断歩道を渡って直進。少し歩いた左側にあり。



長い歩道橋を歩いて行けば、こちらにたどり着く。

こちらのイチオシは店主自信作のシンガポールラクサ。

ラクサ以外にも様々なラーメン類がラインナップしていた。