麺場 浜虎 神奈川・横浜西口



夏に戻ったようなと言うよりは今までとは違う秋になって来た感があり、それだけ地球温暖化が進んでいるのかも知れない、そんな風に思った青空に低い白雲がまたたなびく十月神無月前半の水曜日。今日も仕事ご終わって外に出れば、半袖でちょうど良い穏やかな午後八時過ぎだった。

こちらもまた横浜が勤務先ならば是非とも再訪したかった一店で、実は土日とも店頭に来たがしばらく待ちそうだったのでやむなく回避していた。平日の夜ならば混雑も土日程ではないだろうし、時間にも余裕があるので今夜こそとなってその店頭へやって来た。

幸いタイミングも良かったようで、待ち列も無くすぐに券売機の前に立てた。前回は醤油ラーメンだったので、違うラーメンがあればと見れば、コク塩鷄そばなる提供メニューがありそれで行くかとなった。サイドメニューも行ってしまえと、また叉焼めしのボタンを連打した。

振り返ると目の前のカウンター席に促されて、腰掛けながらチケットを手渡すと大盛無料確認でもちろんそれでお願いした。以前は外も工事現場になっていたが、今回来て見ると外は足場が外されており、また違ったこちらの姿を見るところとなった。ちなみに2002年に開業したこちらのようだ。

また入口の入ったところには、店名の由来なる案内が設けられていた。切々と思いが込められた文章でつづられていたが、要約するとラーメンのルーツ横浜の地の伝統食を目指して命名したものだそう。横浜の伝統食すなわちヨコハマトラディショナルフードから命名したものだそう。

ふと見ると券売機の上にインフォカードがあったので思わず手に取ると、こちらのものでなく何とG麺7さんのインフォカードだった。そう言えばそちらの店主はこちらの創業時のメンバーで、今もこちらと良い交流が続いている証しのように見えた。

先に叉焼めしが来てパクついていると、程なくラーメンもやって来た。どんなラーメンかと思えば、以前にこちらの鷄白湯のつけそばを堪能させて貰ったが、そのラーメン版であった。

それではと行かせてもらえば、もう感動の坩堝の中で愉しめた、実に素敵で素晴らしい味わい。中太やや太めの縮れ麺の絶妙な太さと堅さと言ったらなかったし、揚げネギが入るスープも独特にして何とも王道感のある持ち味の良さと言ったらなかった。

気がつけば完食。なんとも幸せな気分になるラーメンで、横浜駅周辺でお奨めのラーメン店を聞かれたら間違いなくこちらの店名を上げることだろう。いや、かなり絶大に絶妙で素晴らしく何処までも絶え間無く果てしなくとても美味しかった。

(左フォト) 浜虎 コク塩鷄そば/叉焼めし(小鉢) (2013.10.09)


 麺場 浜虎 (ハマトラ) 

 住所:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-12-1鶴屋町第二ビル1階

 TEL045-311-3336  定休日:無休  営業時間:11:00〜24:00

 アクセス:JR横浜駅東京寄り北改札下車。左手のきた西口から外に出て真っすぐ進み車道に出たら
       右手の橋を渡り三つ目の右路地を入り突き当たりを左に曲がって程ない左側にあり。



店頭は足場も無くなり、すっきりとしていた。

入口にはさりげなく店名由来の案内があった。

食べ終える直前に、お酢を入れる提案があった。





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爽やかなだけ放射冷却現象が加速したのか、青空からの陽射しがもたらした寒さで始まった、季節の深まりを感じた12月半ばの木曜日。

そんな今日も仕事が終わって外に出れば、門扉を過ぎて冬と言う名のドアのノブに手を掛けたような寒さの午後8時過ぎだった。

以前こちらのつけそばを堪能して、そこはラーメンの方も気になるところとなっていた。さぞかしそちらもいいに違いない。

そんなわけで一度目の訪問からいつの間にか二ヶ月が経過した仕事帰り、またこちらの店頭へやって来た。そこはもちろん相変わらず工事現場のままのこちらだ。

建物は完成と同時に崩壊が始まるとして、日光東照宮の陽明門には一つの柱だけ魔除けの逆柱なる柱が存在している。そんな意味合いもあるのか定かでは無いが、工事現場の店内にそんな思いを馳せて見るのもまた面白いかも知れない。

ともあれ今日もまた盛況な店内だった。先客二人のチケット購入を待ってから入店。そしてこちらのデフォルト的なラーメンっぽい醤そばのボタンに、前回と同じちゃーしゅーめしのボタンも連打。出て来たチケットを手にして奥へ。

左手の空いたカウンター席へ促されて、そこへ腰掛ける前にチケットを手渡すと、麺大盛サービスだそうでそこはもちろんお願いする事にした。

それにしても工事現場と言うなんとも異質な雰囲気を感じるこちらで、時計が逆回りしていてもおかしくない空気感が漂っている感覚を感じるもの。

そう言えばお店の方の挨拶の言葉が少ない。ラーメン店は味で勝負と言う潔さがいい。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、前回のつけめんとほぼ同じ印象の極上の味わい。今回も独特にして王道感がズバッと来る美味しさだ。チャーシューが鶏チャーシューなのがまた面白い。

何処にも無い何処とも違う、何処かに似せてないそれであれば本来は違和感を感じてしまうものだが、基本的なベースの出汁がかなり王道のスープなのだろう。

太い麺がまたそそる良さがあった。ちゃーしゅーめしも山葵が軽く利いてやはり良かった。今回も気がつけば完食。なかなかとても素晴らしい味わいと言えた。いや、唯一無二のインパクトと、その方向性がたまらない美味しさだった。

(左フォト) 醤そば/ちゃーしゅーめし (2011.12.15)


昨夜の雨を引きずっていた朝方だったが、これから持ち直して行く天気予報に安堵したそんな10月前半祭日の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、海が近い所為なのか定かでは無いが、湿度を感じた午後8時過ぎの夜の横浜界隈だった。

こちらは超らーめんナビの星の数から見つけたラーメン店で、知らない土地で美味しいラーメン店を探す方法は幾つかあるが、複数の歴代ラーメン王が星をつけているお店を選ぶのもいい手段と言えそう。

そんなわけでJR横浜駅きた西口からそう遠くないものの、橋を渡ると西区で無く神奈川区となったらしく区を越えてその店頭へやって来た。

訪問した殆どの方が工事現場をイメージした店内と形容していて、店内だけがそんな風になっているのだろうと思っていた。

ところが実際に来て見ると、まるで外壁改装工事でもするかのように建物全体を囲むように足場が組まれていて、網が建物全体を覆うようにして掛けられていてここまで趣向を凝らすのかと驚いた。

そんなパイプやネットに注意しながら店内へ入って行くと、なるほどまるで改装工事の最中に半分だけ完了した時点で無理やり営業を始めてしまったようなシチュエーションがあって面白かった。

社内の方からつけめんが特に美味しい事をお聞きしていたので、券売機で迷わずそのボタンを選びながらも、手頃なちゃーしゅーめしとあるサブメニューに思わず反応してついそのボタンも連打。

ふと券売機の左上を見ると大盛無料の文字を見つけたが、ちゃーしゅーめしのボタンを押してから気が付きもう後の祭りだった。

先客の奥の空いていたカウンター席へ促されて、そこに腰掛けながらチケットを手渡すと、その大盛無料の案内がありそこは勿論勿体ないので大盛りでお願いした。

BGMは今風なヒップホップが店内に流れていて、厨房には工事現場らしくツナギを着たお兄さんがまるで自動車修理工場の作業者のような姿でラーメンを作っていた。

周辺はピンク色の夜の世界を見せていたが、訪問ルートによっては辿りつけるのか夜だと心配になりそうだと思うのは私だけだろうか。

後続客も続いて入店して来て、なるほど完全無欠な人気店のこちらだった。ヌードルダイニングと言う企業がプロデュースしたお店らしい。メニューは、アートを見るようだ。程なく到着。

つけそばの汁は鶏白湯だそうだが、そのつけ汁は白い湯の割りには香味油で利用した焦げたネギの所為でなのかけっこう黒かった。

それではと行かせて貰えば、なるほどこれは大変に美味しいもの。唯一無二の世界が目の前で繰り広げられているにも係わらず、ここまで王道感を感じる事が出来るのは何故なのか?

例えば香味油の量にしても多からず少なからずかなりの絶妙加減。また麺にしてもありそうでない個性を感じながらも心が芯から和んでしまうもの。

そんな感動はスープ割りに至るまで変わらず、ちゃーしゅーめしもまたビジュアル性に至るまで実に良かった。気がつけば完食。藤沢にも支店があったようだが、今は日吉にある支店だけのよう。ちなみにハマトラと言っても、フェリスとは関係無さそう。いや、凄い個性がありながも、凄い良かった。

(左フォト) つけそば鶏白湯大盛(汁・麺) (2011.10.10)


全てが工事現場のようなこちらの店頭外観。

ちゃーしゅーめし

まるでアートなお品書き。