浜の麺バカ 神奈川・横浜西口 ※閉店





青色した蜃気楼を見るように空は果てしなく青く、春本番を待つ季節の陽射しを街に注がせていた3月も後半となって来た金曜日。今日も仕事終わって外に出れば、また穏やかな午後8時過ぎだった。

今夜はどこへ行くかでかなり迷っていたが、そんな折り周辺のラーメン店を教えて頂いた社内の方が、仕事先の周辺で一緒にラーメンしましょうと来られた。

横浜家のつけ麺などは、その方の情報をもとに訪れたものだ。

それならばと悩んだ何軒かの内のこちらが、ベストと思い立ち寄ることにした今夜だった。鶴見から蒲田に移転した麺バカ息子の、出来てまだまもない支店と言えるこちらだ。

そんなわけで入店して券売機で私は温玉付きとなっていた小肉つけそばを選んで、麺バカ盛とあるボタンに具材トッピングだろうと推測して連打。同行の方は肉つけそばにしていた。

二人客として入店したこともあって普段こちらでは座れないテーブル席に促されて、そこの一席に腰を下ろした。

同行の方に「麺バカ盛ってかなりの盛りじゃないですか?」と言われて、冷静に考えてみればその通りだった。

店名が麺バカだけにトッピングと思ってしまったが、それであれば盛りとはならない。直ぐに振り返り確認すると同行の方が指摘した通りで、麺量が500gに至る麺バカ盛150円だった。

昼間であれば食べられない麺量ではないが、夜も遅くなった時間だけに自重してしまう量。まだテボに麺が入っていないようだったので、深くお詫びして麺量375gの大盛に変更してもらった。

まもなく150円の返金を受けて、大盛が無料なのはその時点でお聞きして判った。やすべえで定着して武蔵で広まったとも語り継がれる大盛無料だが、こちらでもまた定着していた。

先日は気がつかなかったので最近掲げたものか、大きな額に文字が散りばめられたものがあった。

汁の文字の傍には「素材をシンプルに活かす」に「和出汁への新たな挑戦」とあり、麺の文字の傍には「蕎麦より美味しい」や「中華麺より風味がある」とあった。程なく到着。

以前訪問した際に先客のつけそばを見て気がついていたが、蒲田でも見たバカでかい大判の海苔が、さりげなくナルトやメンマが添えられるように、麺が入る容器にさりげなく突き刺さってやって来た。

それではと行かせて貰えば、それは風情豊かな独特な持ち味を有する美味しい和風つけそばと言えるもの。小麦粉の殻もすり潰して提供される全粒粉の仕様に見える中太麺。

しかし額の中にあった「中華麺より風味がある」がそうではないようにも取れ、そうとは違うシフトなのだろうか。

それならば「和出汁への新たな挑戦」とは一体何を意味するのか?そんなカツオが利いたやや濃い醤油ベースのつけ汁は、ラー油が多めに垂らされたスタイル。

そして麺の上には牛肉が小盛りと言えどもたっぷり乗っていた。しばらく前までは肉は豚肉だったそうだが、牛肉に変えたことが券売機に案内されていた。なお揚げ玉が入って面白いトッピングと言えた。

サービス大盛でも充分な量で、これは危ないところだった。それにしてもありそうで無いスタイルのつけそばで、とは言えどこか近くの某店を意識している面が感じられた。

後半になってから、温玉をつけ汁に割り入れた。肉が牛肉だけにスキ焼的な風情となって良かった。いい麺量ながら、気がつけば麺が消えた。スープ割りもいい風合い。いや、なかなかとても良かった。


(左フォト) 温玉付き小肉つけそば大盛(麺・汁)/壁にある額 (2012.03.16)


 頂上和風そば 浜の麺バカ     ※下記データ(2012.03.16)情報更新

 住所:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1-7-21タクエー横浜西口第3ビル1階

 TEL045-314-0880  定休日:月曜日  ★店主ブログはこちら

 営業時間:平日11:30〜14:30/18:00〜21:30◆土日曜11:30〜16:00

 アクセス:JR横浜駅東京寄り北改札下車。左手のきた西口から外に出て直進して車道右手の橋を
       渡る。その道をまっすぐ進んで行き、大通りに出たら右折して歩いて行った右側にあり。

   

青い海原にさざめく波のように青空へわずかだけ雲が浮いて、冷え込みもあって日陰の残雪は昨日とそう変わらなかった1月下旬の水曜日だった。時に鶴見から蒲田に移転した麺バカ息子のネクストブランド店が、どうやら横浜にオープンしたようだ。店主ブログによればブログにだけ告知して、今月17日から静かに営業をスタートさせたらしい。

20日にグランドオープンも済ませたそうだが、夜営業はその時点ではまだ始めていないらしく、その翌日の土曜日に店頭に立てば真っ暗の店内を前に再訪を誓うしかなかった。都内の仕事の所用を終えて横浜の仕事先へ入る前に昼食となって、夜営業が今日から始まるようだが閉店時間が見えないらしく売り切れまでとなっていたので、昼営業なら大丈夫だろうとその店頭へやって来た。

そんなわけで入店すればすぐ左手に券売機があり、入口インフォにオススメは肉つけそばとなって大判海苔が刺さるビジュアルインフォもあったが、気になっていた焼き干しそばの味玉入りを選んで、半肉トッピングボタンとご飯ボタンも連打した。周辺のラーメンフリークらしき方々で、そこそこの先客の店内だった。店主らしき方に本来の庭はこちらなのかお聞きして見るとそうではないことを教えてくれた。程なく到着。

てっきり煮干しを焼いたものを出汁にしたものかと思ってそうお聞きすると、煮ずに焼いた魚を干したものなのだそう。パッケージに入ったそれを見せながら、エグミが少なくなる事も教えてくれた。それではと行かせて貰えば、なるほど煮干しのような味わいながらエグミが確かに少なく、しかも香ばしいシフトも感じられてなかなかの美味しさ。

中細ストレート麺の風情も良く、チャーシューや味玉に穂先メンマも丁寧な作りこみが感じられて味わい深かった。気がつけば完食。つけそばも気になるところ。いや、なかなかの美味し焼き干しそばだった。

(2012.01.25)
  

  2012.01.25 焼き干し玉子そば+半肉増し   2012.01.25 店頭外観



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