ちくらっぽ 神奈川・川崎





冷え込むものの澄み渡る青空からまばゆい陽射しが幾重もの束となって、陽射しだけは冬らしくも春らしかった1月下旬の木曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、豪雪に泣く地方もある日本国内だが、首都圏は今夜も穏やかな午後8時過ぎだった。

社内の方からこちらの店名をお聞きして初めて知ったお店で、かなりの人気を保つラーメン店らしい。聞き慣れない語呂が何とも愛らしい店名で、ちくらっぽをネットで調べて見ると、東関東地方の方言でウソと言う意味があるよう。

なぜゆえに店名がウソなのだろうか?正直に言ってそこが一番気になるところとなって、会社帰りにまたまた夜の川崎を訪れた今夜だった。

そんなわけで店頭にやって来た。さっそく入店すると、たまたまなのかそう混んではいない、そこそこの先客が居る店内。

右手寄りに券売機があって、さて何にするかとなった。ラーメンと丼ものどちらにも同じメニューがあったりして実に多彩なバリエーションのメニューと言えた。

後続が続かない店内もあって、しばし悩んだあげく堂々巡りの果てに選んだボタンは、ラーメンとハーフの方のねぎ丼だった。

振り返ると目の前はカウンター席で、ちょうど店主の目の前の席に腰を下ろした。ふと見ると右側はすぐ壁でそこには店名由来がさりげなく案内されており、思わず見入ってしまった。

「ウソ!何この美味しさ」と自負するラーメンを提供しているところから「ちくらっぽ」を店名にすることを思い浮かんだのだそう。

今でも「ガチ」とか「マジ」とか言った店名があるだけに、そんな流れから来た店名と言えるかも知れないだろう。

店内は嬉しくなるほどの豚骨臭が立ち込めていた。さりげなくいつものように話しかけると、5月で8年目のこちらだそうで、すると平成16年5月にオープンしたこちららしい。

最近周辺にオープンしたラーメン店の話しを、店主と帰って行く常連さんが話しあっていたので、その常連さんが店を出たのを見計らってからその店について知っている事だけをお伝えした。程なく到着。

さりげなくラーメン等を撮影しながらも、店主との世間話しは続いた。

それではとラーメンから行かせて貰えば豚骨臭もあって家系ラーメンをイメージして口にすれば、家系ラーメンとはまったく違うシフトを持つもの。

さりとて鶏油が入っていないかと言えばしっかりと量的には入っており、実にオリジナル性の高い味わいだが、王道一直線な面も感じられる美味しさ。よく利用されるタイプとは違う鶏油が入っていた。

加水低めの某製麺所を意識した風情の太めの中太麺が、とてつもなく猛烈に素晴らしかった。ネットによれば大橋製麺さんらしい。もちろん具材は、どれもがとても良かった。

豚骨スープを鶏油と言う名の霧に紛らせ風合いがなかなか。周辺は石畳の道路があったりするが、これぞ鶏豚達のペイブメントと言いたくなるラーメンだった。(変なダジャレ書かない)

ほぐした肉も入る青ネギたっぷりのねぎ丼も美味しく、気がつけば完食。いや、かなりとても実に素晴らしく良かった。

(左フォト) らーめん/ねぎ丼(ハーフ)/店頭外観 (2012.01.26)


 ちくらっぽ

 住所:神奈川県川崎市川崎区小川町13-1  TEL044-245-2299

 定休日:水曜日・第二火曜日  営業時間:平日・土曜11:45〜翌2:00/日曜・祝日11:45〜0:00

 アクセス:JR京浜東北線川崎駅東口下車。アゼリア川崎地下街に降り出口36を出てまもない信号
       を右折して二つ目の左路地を入って少し進んだ左側にあり。



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