千座の岩屋 神奈川・東神奈川

まもなく弥生というのに冷え込みが強まっていた、そんな冬の一滴がまた表層に放たれた2月下旬の月曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、日が暮れてさらに寒い午後8時過ぎだった。

時にここ最近東神奈川駅周辺のラーメン店を何店か訪れているが、そんな折りに見つけたこちらでその場所は神奈川区役所の直ぐ傍にあった。 初めて見つけた時点で店名は何処かの観光スポットなのだろうとは思ったが、それがまさか訪れたことのある種子島の海食洞窟の名称なのだとは気がつかなかった。

かれこれ20年前の話しになるが、当時あまり観光撮影もせずにいたので、宇宙センターの観光程度しか脳裏に残っていない。立ち寄ったような立ち寄ってないようなと言うところだ。




なおラーメンで種子島と言うと、種子島商店くにがみ屋が浮かんだりするものだが、そちらと何かしらの接点はないのだろうか?

そんなわけで気になるところとなって、会社帰り訪れることにした。京浜東北線電車にまた一駅乗って東神奈川へやって来た。

店頭へ到着すると黄色い大きな暖簾が、折りからの風によりはためいていた。その店先の板壁には、黒豚の比較的大きな文字があって、過日それを見てそれがこちらの訪問を早めた要因だった。

さっそく入って行くと、たまたま先客が誰も居ないフロアーで、厨房に店主が一人の店内だった。特に何にするか確認せずにやって来たが、メニューを見ると醤油豚骨に塩豚骨のラーメンとつけ麺がメインのようで、それ以外にも例の溶き玉子の担々麺もあった。

券売機が無いこちらで悩んだ末に決めた塩とんこつネギらーめんをお願いすると、先払い方式らしく精算を先に済ませたスタイルだった。

ふと半熟味玉も行くかとなって、100円をカウンタトップに置いてそれを追加オーダーした。2006年11月にオープンしたこちらだそうで、それ以前にも違う店名で5年ほど営業していた店主らしい。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、優しい味わいがしみじみと来る素敵なラーメン。中細ストレートの麺もなかなかの風情があって良かった。

煮豚も厚みのある大きなもので、柔らかく美味しかった。やはり出汁に黒豚を利用しているらしい。ネギの他にキャベツが多めに入っていて嬉しかった。

気がつけば完食。なお、くにがみ屋とは何の縁も無いそう。最近は故郷の種子島に帰っていないらしい。屋久島がそう遠くない場所にある種子島だけに、帰るのもかなり大変なのだと思う。

いや、なかなか風情も良く実に美味しい、そんな塩とんこつネギらーめんだった。

(左フォト) 塩とんこつネギらーめん+半熟味玉/過日撮影の店頭外観 (2012.02.27)


 らーめん 千座の岩屋 (チクラノイワヤ)

 住所:神奈川県横浜市神奈川区広台太田町2-4東神奈川共同ビル1階  TEL045-313-5806

 定休日:不定休  営業時間:11:00〜15:00/17:00〜23:00

 アクセス:JR京浜東北線東神奈川駅西口下車。第二京浜を渡って右手の階段を降り、線路沿いの
       通りを横浜方面へ進んで行く。300mほど先の二ツ谷交差点を右折して直ぐ先の十字路
       の左手奥にあり。



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