ぼんくら 神奈川・新川崎





青い遥かな表層に幾重にも綿飴のような白雲が広がって、気温は幾分和らいだものの肌寒さはそれほど変わらなかった一月睦月半ばの金曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、穏やかに冷え込んでいたそんな午後八時過ぎだった。

朝方の通勤電車の中で何気なく新川崎駅周辺のラーメン店の情報を追っていると、何処かで聞いたことがあるラーメン店の名前が出て来た。

この店名は確かと調べるとやはり福生一番たまぞう系のラーメン店で、たまぞう@北府中だけでなく、ぐうたら@三鷹大沢吉法師@福生にまで足を運んでいるだけにその偶然に喜ぶしかなかった。

どうやら日野市旭が丘で2005年4月8日にオープンしたこちらが、昨年の10月31日にこの地へ移転して来られたようだ。そんなわけで今夜はもう、こちらしか考えられず仕事帰り向かうことにした。

普段は横浜から横須賀線電車に乗車するが、ちょうど来た電車は湘南新宿ラインの籠原行きで、次駅の新川崎だからこれでも大丈夫だろうと飛び乗った。

座席が充分に空いていたので腰掛け、スマホを触りながら次停車駅に着くまでしばしの時間。ふとドア上の表示案内を見ると次の停車駅が武蔵小杉となっていて、新川崎を電車は無残にも通過。

武蔵小杉に停車するとうまく横須賀線の下り電車が反対ホームにちょうど来て、戻るようにして新川崎で下車。湘南新宿ラインの一部の電車だけ、新川崎に止まらないことを知るところとなった。宇都宮線直通電車は停車するらしい。

ともあれ改札口を右手に出て、そこにある階段を降りて行くとローソンの前に出た。ローソンの前の道を右手へ150mほど歩いて行く。

こちらでいいのかなと思い始めた頃、前方にこちらの麺と表示された丸い形状した袖看板が見えてあそこかとなった。南武線の鹿島田駅へ向かう途中に、風情も良く闇の中でこちらが営業していた。

さっそく入店すると暖かく湿度の高い店内に眼鏡が2秒で真っ白となり、思わず眼鏡を拭きながら空いていたカウンター席へ腰掛けた。

「たまぞう系のこちらですよね?」と確認すると間違いなくそうだそうで、日野から移転して来たことを教えてくれたので、たまぞうだけでなく吉法師にまで訪れたことを話すと笑顔で迎えてくれた店主だった。

ナッツが土手のように盛られているラーメンがいいことを告げると、それはぼんくら麺だそうでそれをお願いしつつメニューからチャーシューめしも一緒に注文した。

すると前金制のこちらだそうで、先に支払いを済ませた。他の関連店は変わりなく営業しているかお聞きすると、特に変わりなく営業していることを教えてくれた。思えば福生一番系のくくりで言えば、小作一番仁楽えんの助上を向いていこうなどにも訪れたものだ。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、たまぞうらしさ全開のラーメンで、思わずたまぞうで初めて口にした同じビジュアルのラーメンが脳裏に浮かんでオーバーラップした。

チャーシューが分厚くしっかり炙られたもので、このチャーシューがまたかなり良かった。チャーシューめしにも手を付けると、同様のチャーシューが二枚も入るものだけに、感動の嵐が脳裏に吹き荒れるしかなかった。

午後九時まで小ライスがサービスだそうだが、ご飯があいにく切れてしまったので替玉を無料で頂けるそうで、それならばとお願いすると小さいフライパンのような器で来て堪能させて貰った。

たまぞう系のラーメンが川崎でも愉しめるとは、嬉しい以外の言葉が思い浮かばなかった。気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく絶大にとっても果てしなく何とも良かった。

(左フォト) ぼんくら麺/チャーシューめし/替玉 (2014.01.17)


 らーめん ぼんくら

 住所:神奈川県川崎市幸区鹿島田1-4-61  TEL044-522-7544

 定休日:日曜日  営業時間:11:30〜14:30/17:00〜21:30 ※土曜日は昼営業のみ

 アクセス:JR横須賀線・宇都宮線直通湘南新宿ライン新川崎駅下車。改札口を右手へ出て前方の
       階段を降りて行き、ローソンの前の道を右手へ150mほど歩いて行った右側にあり。



新川崎駅前ローソンの前の道路を右手へ歩いて行く。

150mほど南武線鹿島田駅方面へ進んだ途中にあり。

福生一番系のたまぞう系になるこちらのラーメン店。

九州系豚骨ラーメンと醤油豚骨ラーメンがある。

真っ赤な紅生姜が用意されていた。

厨房の上を見上げると、様々なフィギュアが置いてあった。