玉 赤備 神奈川・川崎





青空を隠す雲が日暮れてからの雨の天気予報を予感させていた、春らしいと言えば春らしいそんな3月上旬の週明けの日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、ポツリポツリとだけそぼ降る程度のそう冷え込んでもいなかった午後8時過ぎだった。

今年の元旦に訪れて以来のこちらへまた行ってみたくなり、時間的にやや余裕はなかったもののその気になってしまった事もあって、冷静に計算しても大丈夫だろうとなって立ち寄ることにした。

そんなわけでまた夜の帳が下りた川崎で途中下車。アスファルトがやはり濡れており、小走りしてアーケードへ入って店頭へやって来た。

さりげなく入店して券売機の前に立ち、どうせなら未食メニューにするかとなって、何気なく赤辛つけめんを選んで、そのあとは冷やもりの無料の中盛にした。

そんな選択をする自分に、やっぱり自分はラオタの血が流れていることに気づかされるしかなかった。

チケットを手にとって振り返ると奥のカウンター席へ促されて、お店の方にそれを手渡してからその席に腰を下ろした。

厨房におられる方に確認させて貰うと豚鶏つけめんでは無い、通常仕様のつけめんを辛くしたものだそう。かなり辛いけれど大丈夫ですか?と聞かれて、そんなに辛いのなら辛さ控えめにして貰おうかなと申し出た。

するとちょうど仕上がったばかりで、もう後の祭りだった。まあ、けっこう辛くても、とりあえず色々な経験だけはしてるから大丈夫ですよと、出来上がったばかりのそれを受け取った私だった。

それではと行かせて貰えば、通常よりなかなか辛いものの、痛い辛さと言うほどでもない程度で問題ない範囲の赤辛つけめん中盛と言えた。

後半になってからかなり辛いことを教えてくれた厨房の方が「大丈夫ですか?」と来たので「全然大丈夫です」と返した。

しかし、その時点で頭が汗のせいで洗髪したようにびっしょりだったので、今度は説得力のない自分に気づかされたものだった。

つけめん自体はなかなか味わい深く美味しいもので、粉状になった海苔がアクセントを作って野菜も多めでとても良かった。中太麺は豚鶏つけめんと同じ風合いのものだった。

麺量300gの中盛なるも、あっと言う間に麺が消えた。スープ割りもいい感じで、気がつけば完食。いや、今夜も風情豊かな、とても素晴らしい伸びのある美味しさだった。

(左フォト) 赤辛つけめん中盛(汁・麺) (2012.03.04)







時代の縁から今年も新年がやって来た。皆様が良い年でありますよう願って、新年あけましておめでとうございます。

ひさびさ仕事となった年末年始で、秋葉原で仕事していた時には、既にずいぶん前からその流れに変わって行ったものだ。

元旦営業を初めて実施したのは、てっきり何処かのデパートと思い込んでいたが、調べて見ると1996年からダイエーが始めたのが最初なのだそう。

そんなわけで仕事が終わって外に出れば、やや湿度の高い午後8時過ぎだった。昼過ぎにやや大きい揺れがあり驚いたものだ。

先日は本家の玉を訪れたが、その際にこちらが年末年始も変わらずに通常営業していると知った。それならば今年初のラーメンはこちらで行くかとなった次第だった。

そんなわけで会社帰り京浜東北線電車に乗ってまた川崎で途中下車。なるほど確かに営業しており、元旦だけに有り難い限りと言えた。店頭に立つとちょうど3人のグループ客が券売機の前で、その人たちをやり過ごしてから中に入り味玉中華そばと大盛のボタンを連打。

店内は数席だけ空いていたが先客3人組が外で待つように促されたようで、こうした場合はもちろんその後ろに着くのがセオリーだけにそうすることにした。するとまもなくカウンター席がうまく大きく空いて、その流れから私も直ぐ席へ落ち着くことが出来た。

今まで玉系の店では、つけめんオンリーだった。それだけに、こちらでラーメンは今回が初めて。店頭にはオーダーした中華そばが、魚介風味であることが案内されていた。

後続が続く店内。店内の殆どの方は、つけめんに舌鼓を打っていた。先客3人グループ客の方も、つけめんをオーダーされたようだ。つけめんは太麺だけに茹で時間が掛かり、こちらの中華そばが先に到着しそう。

まもなく厨房のステンレス製のテーブルにラーメンのドンブリが一つだけ置かれて、レードルでカエシが投入されたかと思えばスープがたっぷりと注がれて、引き上げられた麺が湯切りされてから滑るようにその中へ沈んで行った。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、あっさりしながらも魚介が、がっつりと利いた中華そば。青葉の中華そばをあっさりさせたような風合いがたまらないもの。

中太ストレート麺の太さが実に絶妙であり、茹で加減も全く申しぶんなかった。多めに入っていたメンマがまた良かった。味玉も独特な持ち味でいい感じだった。

後半最後のほうになってから、黒胡椒や万能薬味を少量だけ入れて味変を愉しんでみた。気がつけば完食。いや、中華そばもまたなかなか美味かった。

(左フォト) 味玉中華そば大盛/店舗前のアーケード街 (2012.01.01)





もやついた空は薄い雲が青空を隠してその分だけ寒さを加速させて、思わずハーフコートに手が伸びた11月下旬の月曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、そこそこ寒い午後8時過ぎだった。

また若干の残業となって予定していたつけめん店が閉店時間が迫っていたので諦めて、つけめんモードに入ったスイッチを慰めるため思いついたのが濃厚豚鶏(トントリ)つけめんがまだのこちらだった。

そんなわけで東海道線の湘南電車に乗って、川崎へまたやって来た。川崎にもまだ未食店で行きたいラーメン店が幾つもあって、こちらの直ぐ近くにも一軒あり思わず場所を確認してから店頭に立った。

今夜はタイミング良かったようで、待ち客も無くスムーズに入れた。ゴージャス系の券売機で予定通り豚鶏つけめんを味玉入りで選択。

ガッツリモードもいつの間にか被っていて、思わず麺量400gを確認してから大盛ボタンも画面が変わってから押した。

振り向くと目の前のカウンター席に促されて、そこへ腰を降ろしてまもなく後続客がそこまで続くかと思う程に入店して来て、やはりタイミングが良かったようだった。

つい先日の25日に大森駅前に関連店となる、「鶏煮干し三三七」がオープンした模様。こちらでもそのアピールをしているのかと思いきやそんな事も無かった。程なく到着。

太い麺は気持ち細いようにも感じたものだった。それではと行かせて貰えば、もう何この美味さと声を大にして言いたいほど。

シンプルな構成の味わいだけに、好みの違いは始めの2秒で決まる事だろう。私はズッポリとハマる美味しさだった。もう実に素敵な味わいと言えた。味玉も絶妙。

ちなみに後半になってから魚粉や前回ご紹介した万能薬味も入れてみたが、このハマったつけ汁には入れなくても良かったような気がした。気がつけば完食。スープ割りも良かった。いや、とんでもなく感動領域の美味しつけめんだった。

(左フォト) 味玉豚鶏つけめん大盛(汁・麺) (2011.11.28)


 玉 赤備 (ぎょく あかぞなえ) 

 住所:神奈川県川崎市川崎区砂子2-2-1  ※公式サイトはこちら

 TEL044-211-8178  定休日:無休  営業時間:11:00〜23:00

 アクセス:JR京浜東北線川崎駅東口下車。アゼリア川崎地下街に降りて出口37から出てまもない
       銀柳街に入って、少し歩いた右側にあり。



  2011.11.28 こちらの味玉も美味し。   2011.11.28 藤子・F・不二雄ミュージアムは川崎市内。





何処か湿っぽい大気が首都圏の体感温度を上げさせて、地球温暖化と言う名の歯車が軋む音さえ聴こえそうな10月も後半の月曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、天気予報は涼しくなると伝えていたが、やはり秋とは思えない気温の高い午後8時過ぎだった。

今年の2月に人気店である「つけめん玉@川崎」のセカンドブランドである三三七を訪れたものだが、そのレポートでも触れているようにサードブランドとなるこちらが既に営業していて、川崎駅前と言う立地の良さもあって今回早々とやって来た私だった。

そんなわけで会社帰りまた川崎駅で途中下車して、東口に出て京急線の先へ出る為アゼリア川崎地下街へ降りて、この辺かなと言う所でまた上がって銀柳街と言う名のアーケードに入るとまもなく店頭に到着した。

すると丁度5人近いサラリーマンの団体さんが待っていてこれはタイミング悪しと思いきや、お店の人がその方々をまるで旗を持って案内するバスガイドさんのように二階フロアーに促して瞬く間に待ち無しの店先となった。

そこへ立つとどうぞと私も店内に引き入れられ、これはラッキーと言うしか無かった。そんな感じで入店すると最新鋭の券売機が鎮座していた。メインメニューで本家・玉と同じシフトらしい、つけめんを味玉入りで選択。すると画面が切り替わって中盛がサービスらしくそれならばとその中盛を選択。

その後でサイドメニュー画面となって、肉飯200円と言う金額に中盛を選びながらもそれもタッチした。そんな判り易い流れもあって迷う事無くチケットを購入して進めば、数少ない一番奥の空いたカウンター席へ促されてそこへ腰を降ろした。

こちらだけの濃厚豚鶏(トントリ)メニューも気になったが、それは次回に持ち越しにした。目の前には長ネギ・玉ネギ・ニンニク等の素材を使ったこちらオリジナルの万能薬味が容器に入っていた。赤備(あかぞなえ)と言う店名が気になって予め調べて見ると、戦国時代の夫々の将軍に見られた精鋭部隊を指すもののようだった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、いわゆるベジポタ系のつけ汁だがえん寺@吉祥寺とはまた違った感覚が人をグイッと惹きつけた。太麺の風情も印象が深く、なかなかの美味しさと言えた。ラーメンの方は野菜&魚介オンリーだそうだが、つけめんの方はそこに豚鶏で調整を既に加えているのだそう。それもあってベジポタに対して造詣が深いように思えた。

後半になってからこちらオリジナルの万能薬味を少量入れて見たが、これが実に素敵な味変を見せて違うつけめんを愉しんでいるようだった。気がつけば麺が消えた。味玉やチャーシューも良かった。スープ割りを貰うと、魚介感がしみじみとした風合いを魅せていた。その後肉飯を口にしている内にスープ割りをその中へ入れて見る気になって実践すればこれが大正解な美味しさ。

今回は玉つけめんを愉しませて貰ったが、そう遠くない場所にセカンドブランドの三三七があり、そちらが鶏煮干しに対してこちらのオリジナルは濃厚豚鶏と言う事で、各店が夫々に違う味わいを持ちながら臨んでいた。いや、とってもかなり随分素晴らしく良かった。美味し。

(左フォト) 味玉つけめん中盛(汁・麺) (2011.10.17)


  2011.10.17 サイドメニューの肉飯   2011.10.17 川崎銀柳街の中にあるこちら。



喜劇らーめん食べ歩きTOP