らーめん あじ平 神奈川・葉山町





夏の空に夏の色があるように、冬の空に冬の色と春の色も若干だけ滲み出ていた、まもなく二十四節気は大寒で青空からの陽射しが以前より勢いが増していた1月中旬の休日火曜日だった。

時に社内の方から神奈川県内の人気店をお聞き出来る機会も増えて来た。そんな折りこちらが葉山町内でもかなりの人気を誇っているラーメン店と教えて頂き、それが鉄鍋に入った味噌ラーメンと知り最近味噌ラーメンがマイブームだけに耳が江川卓氏のようになってしまった。

店名のあじ平と言うとその昔に包丁人味平と言うビッグ錠氏が書いた漫画が思い出される。ネットで調べて見ると国内に多くの同じ店名が見られて、確かに昔から存在していたラーメンチェーン店のようだ。くるまやラーメンと関係がありそうな情報もあった。

自宅周辺の野田・愛宕や八潮の方など首都圏のあちこちにあるようだが、ともあれこちらはちょっと違う感じで、実はそんな一支店が以前購入したラーメンウォーカー神奈川版2011にも紹介されていて、行き方が直ぐ判ったこともあって葉山の人気店だけに出掛けることにした。

もちろん各支店とも美味しいと思うが、ブランドが同一でも支店が違えばその味わいは変わる妙と言えて、それがラーメンの醍醐味の一つにもなっていると思う。そんなわけで今日もまた、横須賀線直通電車に乗って出掛けた。

逗子に到着すると、前の車両4両を切り離す作業があるようで、そのため前方に人影が多いなか改札を抜けてロータリーへ。ちょうど目の前に路線バスの案内図を見つけて、迷うことなくまもなくやって来た目的地へ向かう路線バスに乗り込んだ。

バスは街道のような国道の狭い片側1車線の道を走り抜け、やがて最寄りバス停の長柄橋に到着。進行方向に3分程歩いて行くと、川沿いのドライブインと言う風情の感じでこちらが営業していた。

なるほど人気店を裏付けるように何処からともなくやって来た入店客が、新興住宅地の中にある老舗中華ラーメン店と同じように、ひっきりなしにドアの中に吸い込まれていた。

それもあって大変な盛況な店内だった。さきほど客が帰ったばかりの容器を下げていない場所の前で待って、それが下げられて冷水のコップが置かれてからそこへ腰を降ろした。

そしてメニューを見ながら、あらかじめ決めていた鉄鍋で提供されるネギ味噌らーめんをお願いした。チャーシューメンは、かなりのチャーシューが入るそうで魅惑的だったが、余裕があればもう一軒行きたかったのでそれは自重してネギ味噌らーめんにした。

ちょうど目の前はガスレンジで、見ているとなるほど宴会で利用するにはごつい、それでも小ぶりな鉄鍋が幾つも火にかけられていた。それにしても店内は昭和の風情がそこかしこにあり、カウンターにはガチャポンがあって、中には球体状のガムが入っていた。おそらくこの支店だけのノウハウで作るからこそなのだろう。程なく到着。

今しがたまで火にかけられていた、手頃なサイズの鉄鍋に入った味噌らーめんがやって来た。細かな気泡が白みを帯びていて、それがとても食欲をそそらせていた。

それではと行かせて貰えば、そこはまた良き時代の街道沿いらしい味噌の味わいがタマらないもの。ネギがラショっぽくなって、中太麺のほどよいコシが泣かせた。甘さも感じる味噌スープは、全般的に辛味が利いていた。

葉山と言うと中学時代からの友人の親が所有する近くのマリーナに、よくその友人の車に乗せられて男だけ3〜4人で出掛けたのを思い出す。

気がつけば完食。店舗の裏側にも駐車場があり、そちらへ入れる人が大半だった。入口前にもあったが、出られなくなる恐れがあるのか止める人は少なかった。いや、かなりとても素晴らしく良かった。

(左フォト) ネギ味噌鉄鍋らーめん/店舗外観/京急バスに乗れば直ぐ (2012.01.17)


 らーめん あじ平 葉山店

 住所:神奈川県三浦郡葉山町長柄4-2  TEL046-875-4234

 定休日:無休  営業時間:11:00〜翌2:00

 アクセス:JR横須賀線逗子駅下車。比較的頻繁に出る逗6系統京急バス長井行きに乗車して
       長柄橋バス停で降車。進行方向へ3分程進んだ右側にあり。



  2012.01.17 こんなガチャポン等があって店内にも味がある。   2012.01.17 直ぐ裏には、森戸川が流れている。

 


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