ラーメン二郎 東京・高田馬場 ※閉店





穏やかな春の陽射しが山手線電車の床に注いで、節電運転の所為で時折り車内は暗くなっては元の明るさに戻り、そして僅かに開いた窓の上部から、春爛漫のそよ風が車内に舞い込んでいた4月下旬休日の月曜日だった。

先週中盤からまた仕事が始まって、久々の定休休日の食べ歩きの週明け月曜日。そんな事もあってガッツリと行きたくなり、それならばこちらへ行こうとなって出掛ける事にした。

昨年初頭に早稲田通り沿いの駅界隈から新目白通り沿いに移転した高田馬場店で、駅から離れたとは言え高田馬場駅周辺だけに支店名そのままに営業しているこちらだった。

2002年5月と言うからちょうど松戸駅前店や府中店にめじろ台法政大学前店と同時期のオープンで8年目に移転した事になる。また行こうと思っていた頃そんな風に移転して、まだ再訪問してなかったので、三田本店か神保町店も考えたが結局こちらとなった。

二郎と言えば、ヤサイ・ニンニク・カラメ・アブラが増量サービスだが、こちらはそれに唐辛子がある事で知られている。そんなわけで秋葉原から山手線電車に乗り換え、また高田馬場駅に降り立った。都内有数のラーメン激戦区の高田馬場。それもこれも大学が周辺に点在するゆえだ。

某べんてんへ向かうように歩いて、そこならば神田川を渡らずに川沿いの道を歩いて行くが、こちらはその神田川の橋を渡って直進し、突き当たりの新目白通りを右手へ歩いて行った場所に在った。

店頭まで着かずともあそこだなと判るこちらで、黄色いビニールシート以上に店頭から続く行列が見えたからで、店頭を越えてその外列の後ろまで歩いてそこについた。その人数を数えるとざっと15人が並んでいた。

それでも大学生の常連さんが多い所為かタイミングが良かったか、スムーズにその列が詰まって行き、そう待つ事なく店頭の目の前まで詰まった。張り紙があったので見ると、月末30日は数量限定営業で来月1日から8日までお休みのインフォメーションだった。

先頭近くに来ると右寄り手前の券売機で事前にチケットを購入するルールらしく、前の人に習って券売機の前に立った。

ふと何気なくしていると、先に入店した方のドカ盛ラーメンが見えた。それを見ると二郎の大盛は凄いのが通例だがそれ程でもなく、券売機にドカ盛麺増し券ボタンもあり、ドカ盛りはそれほど凄い盛りではない事が判った。

それならばと730円のドカ盛ラーメンのボタンを、それでも怖々恐る恐る押した。実は凄いのが来たなんて事になったら夢にさえ出そうだ。ともあれ加速度を増して列は更に詰まって行き、自分の番となって座る前に左手の冷水器で水を汲み、空いた最も右奥のカウンター席へ腰を降ろした。

ちなみに移転と言うことで当然店頭のビニールシートが刷新されたわけだが、そこに表記された二郎のロゴがやたらデカくなっていて、なかなかフレンドリーだった。

厨房の床は客側より高くなっているようで、その分カウンタトップが高くなっていて、それはもう某一蘭味集中カウンターにでも居るような雰囲気だった。

まもなくコールとなって、ヤサイ・ニンニク・唐辛子でお願いした。なにしろドカ盛ラーメンにしただけに、ヤサイをマシマシでコールする勇気は無く、ヤサイの一言を言うのさえも最後まで悩んでいた。程なく到着。

かなりのものだがそれでも松二郎(松戸駅前店)の小程度で、これならばマシマシにしてもヒイヒイ言いながらも口に出来そうなレベルだった。とは言え一般的な量で言えば、やはりかなりのものと言えた。

それではと行かせて貰えば、これが三田本店に近いもので、それはもう実にうんまい。箸に触れるだけで簡単にほぐれて行くブタの塊が、またとんでもなく美味しいものだった。

極太麺はかなりの極太で柔らかさはかなり良く、やはりアブラ多めでトロンとしたスープの風合いは比較的好みのタイプだった。気がつけば完食。いや、かなりとんでもなくとっても良かった。

(左フォト)  ドカ盛ラーメンヤサイニンニク唐辛子/券売機/店頭外観 (2011.04.25)


 ラーメン二郎 高田馬場店

 住所:東京都豊島区高田3-17-8大野マンション1階   営業時間:11:00〜15:00 ※麺切れ終了

 定休日:木曜日・日曜日・祝日/年末年始・ゴールデンウィーク等

 アクセス:山手線高田馬場駅池袋寄り下車。神田川を渡って新目白通りを右折して行った右側。


※以下は新宿区高田馬場3-12-1時代。




今日も爽やかな陽射しが降り注ぐ、大晦日までもうすぐの日曜日。そんな今日は、かねてより行きたかった、こちらへ出掛けて見る事にした。

JR総武線を、飯田橋で東京メトロ東西線に乗り換え、正午少し前に高田馬場駅へ到着した。江戸幕府がこの地に、馬場を設けた事に由来する、地名の高田馬場。

日本でラーメンの、一番の激戦区は何処と尋ねられたら、それは紛れも無く高田馬場で、先日テレビでO氏もきっぱりと言っていた。

駅を出て歩き出すと、何処からともなく、出汁のいい香りがして来る街。店頭に到着すると学生街だがこの時期もあり、数名の待ち人で済んでいた。

見ると今日が本年営業最終日で、来年は6日から営業する様で危なかった。また年明けから、若干営業時間と定休日が変わる案内が入り口付近に成されていた。

券売機でラーメン650円を選び、多少入り口で並んでいると、奥に移動して階段付近でさらに並ぶスタイルだった。しばし後に席が空き、金属性っぽいコップに水を入れて着席。

こちらの大ラーメンは、ドカ盛りラーメンとなっており、普通に大盛りラーメンとすると、知らない人が普通の大盛りをイメージして券売機のボタンを押してしまいそう。だが、このネーミングなら二郎を知らない人は押さないだろうし、いいアイデアだと思った。

しばしして到着前のニンニクの確認があり、皆さんのコールを参考にしながらだが、「野菜ニンニク唐辛子」を告げた。

こちらは唐辛子もコールの対象で、なるほどカウンターには、それが用意されていなかった。唐辛子もピンキリで、結構上級の唐辛子なのだろうか。程なく到着。

おお、唐辛子の赤が鮮烈に映える二郎のラーメンで、これはかなり食欲をそそらせるもの。それではと行かせて貰えば、もうそこは旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い、いや旨い。

二郎らしい鶏に豚の味わいが、優しくもワイルドなコンチェルトを奏でている様。モヤシはモヤシらしく、二郎豚は二郎豚らしい。

脂が強く出ている分これまた二郎らしいが、その分醤油ダレがマイルドになっており、カラメを望む方はそのコールも必要な感じでもあった。

麺が大変個性的な二郎で、かなりの極太で、その食感は結構ヤワ目でそれが好きになれた麺だった。二郎の後ろに二郎はあっても、二郎の前に二郎は無いと言えた。

気が付けば完食。いや、ズドンと来て、これが良かった二郎だった。

(左フォト) ラーメン野菜ニンニク唐辛子増し/店舗外観 (2008.12.28)


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