飯島屋食堂 茨城・つくば ※閉店



三日前にもつくバス小田シャトルに乗車して、その途中でバスの車窓から見えたこちらがいたく気になるところとなった。

このなんとも言い難い店舗の風情は、きっと良いラーメンを提供しているのだろうと思えた。一店目でサイドメニューをオーダーせずに出たのも、もう一軒のこちらへ行くつもりだからだった。

そんなわけで某店を出て帰りのつくバスに乗って、数停留所の栄バス停で途中下車。そこから程ないバス通り沿いに佇む、そんなこちらの店頭に立った。旧家を店舗にしたようなこちらで、和洋中華と記された看板が、なぜかとてもエキゾチックに感じられたものだった。

さっそく入店すれば、先客3名の静かな店内。一人は食事を終えて一息ついていた感じで、見られない私が入って居心地が悪くなったのか程なく精算を済ませてから出て行かれた。

メニューから、ラーメンをオーダー。客席には大型の石油ストープの火が点いていて、大変に暖かい店内となっていた。営業時間と定休日が店内の何処にも記されて無かったので尋ねると親切に教えてくれた。

なんと昼間の二時間半しか、暖簾を掛けていないこちらだそう。とは言え夜も出前の対応はしているこちらだった。程なく到着。なんとも風情のあるラーメンがやって来た。金属製のレンゲが粋なこちらと言えた。

やや厚みのある素敵な仕様のチャーシューが一切れに、濃い色のメンマに海苔が乗ってナルトが2枚、そして小口切りにされた白ネギが多めに散らされていた。

それではと行かせて貰えば、ガラは鶏ガラオンリーらしいシンプルな味わいがラーメン創世記らしい良き時代へといざなう、これぞ昔ながらと言える素敵な中華そば。やや甘味が効いた味わいが良かった。

お聞きするとこれがなんと七代当主が続く飯島屋だそうで、そば屋は三代前から始めた稼業らしく、その昔は映画館を営業していた時代もあったそう。戦中の頃だろうか練炭を売っていた頃もあったそう。

具体的に何年前から何を扱っていたか明確な資料がないらしく、ともあれ推測となるがざっくり言って中華店は創業80年以上は行っている風合いに思えた。気がつけば完食。いや、しみじみとしてなかなか実に良かった。

(左フォト) ラーメン/店舗外観 (2012.12.28)


 和洋中華 飯島屋食堂 (イイジマヤショクドウ)

 住所:茨城県つくば市栄321  TEL029-857-2019

 定休日:日曜日・祭日  営業時間:11:00〜13:30 ※他に出前対応時間あり

 アクセス:つくばエクスプレスつくば駅下車。駅上のつくばセンターバスターミナル3番乗場よりつく
       バス小田シャトルに乗車して栄バス停で降車。進行方向へ200mほど進んだ県道201号
       線沿い右側にあり。バス停より徒歩2分。



周辺にそびえる筑波山。

ラーメン一杯450円。

つくバス栄バス停より徒歩2分。