ハリケンらーめん 茨城・つくば





薄い陽射しを若干だけ空から感じるものの、水蒸気をたっぷりと含んだ蒼白色した薄暗い雲が午後からの冷たい雨を予感させた、季節が加速する12月も年の瀬となって来た午前の遅い時間だった。

市内人気店活龍出身でフレンチの経験も持つ店主が昨年5月11日にオープンさせたこちらで、そんな新店ながら既に市内トップクラスの人気を保っているとして気になっていた。

それだけに月曜定休のこちらへ三日前の休日に意気揚々と店頭に立てば、これが最近設定された追加定休日が火曜日だそうで、しばらくの間だけ隙間風が心の中を駆け抜けて行った。

こうなれば、そこはリベンジしかない。そんなわけでまたつくばエクスプレスを利用して終点のつくばへやって来た。一度来ただけに、そこは迷うこともなく店頭へ到着。

県道200号線沿いにあるこちらで、正午過ぎのいい時間もあってか、ひっきりなしにクルマが入って来てはパーキングが埋まって行った。

さっそく入店すると、入り口に行列が出来ていて、ラスト5人になると椅子が用意されていた。券売機の番となってその前に立つ。

あっさり淡麗系のラーメンから濃厚魚介豚骨系まで幅広い提供メニューのこちらで、さらに鶏白湯の鶏そばもありそれにはフレンチも関与してかフランスパンが入っているらしい。

そんな券売機のボタンにしばし悩んでいると、ツィッターご担当らしい「はりけんのブンのお気に入りです」と言う案内にこれで行くかとなってそのあっさり魚出汁エビ風味醤油を選択。

そしてとろとろバラチャーシューにつくね、さらに燻製ローストポークと味玉も入ると言う特製トッピングのボタンを連打した。

店主のお名前を縮めると「はりけん」らしく、ぱっと見るとハリケーンらーめんと読んでしまいそうな店名と言えた。

行列の後ろに着くとお店の方がチケットを受け取りに来て、しばし待っていると椅子に座れ、まもなく先客の数人が帰って行き壁際の空いたカウンター席に促されて、冷水をコップについでからその席へ腰を下ろした。

菅野製麺所の麺を利用するこちらで、その粉は日清製粉傾奇者を使用するらしく、店先にそれを知らせる札が掛けられていた。

年内は30日昼のみ営業して終了し、年明けは5日から通常営業となるそう。程なく到着。

それではと行かせて貰えばあっさりとした口当たりながら、なんとも言えない満足感が胸を焦がす思いに変わるほど素敵な味わいを感じさせるもの。

複雑な魚介感が多面的な要素で顕れて、七色の輝きを放たせているかのようにコクと深みをスープに与えていた。縮れている平打ちの太麺が、そのスープを大量に絡ませた。

ミディアムレアの燻製チャーシューとバラチャーシュー二枚の肉汁がスープにそのうま味を伝えて、味玉も良かったが端正な作りが光るつくね二個がまた素敵だった。

気がつけば完食。入口に今の定休日と営業時間は年内一杯とあったが、最新のラーメン本にはその定休日と営業時間が記載されていた。

いや、かなりとんでもなくかなり果てしなく素敵だった、実にとても良かったそんなあっさり魚出汁エビ風味醤油+特製トッピングだった。


(左フォト) あっさり魚出汁エビ風味醤油+特製/店舗外観/つくバス (2012.12.28)


 ハリケンらーめん

 住所:茨城県つくば市栗原2857-8  TEL029-886-3833  ※公式ツイッターはこちら

 定休日:月曜日・火曜日  営業時間:11:30〜14:30/18:00〜20:00  

 アクセス:つくばエクスプレスつくば駅下車。駅上のつくばセンターバスターミナル3番乗場よりつく
       バス小田シャトルに乗車してテクノパーク桜バス停で降車。100円ショップセリア方面へ
       ずっと直進して進んで行き、ミニストップがある十字路を右折。その県道200号線を歩い
       て行くと右手にあり。バス停より徒歩およそ13分。



風流な入口がまた良かった。

植物があって清潔で明るい店内。

店主のお名前を縮めた店名だそう。