tonton 千葉・市川 ※閉店





街角にはクリスマスソングが何処からともなく聴こえて来て、クリスマスケーキを売る方の黄色い声が響いていた、12月下旬クリスマスイヴの木曜日の昼時だった。

ところで巷に首都圏のラーメンを紹介するムック本は多々あれど、千葉のラーメンだけを紹介するムック本はそうざらにはない。

そんな中で千葉を代表するラーメンサイト千葉拉麺通信を主宰する山路氏が送る、そんな内容の待望の新刊が本日発売された。早速購入して、そんな中から近場の一軒を選んで出掛ける事にした。

そこで選んだのがこちらで、フレンチ出身店主のラーメン店で、今年の七月にオープンして最近になって無化調ラーメンを提供している事を知り、大変気になっていたお店であった。

正午を過ぎてまもない時間に店頭へ到着。こちらの場所はホープ軒を営業していた方が、店名を佐武と変えて新たに望んでいた所だった。そんな場所だけに、また感慨深いものがあった。

中へ入るとこれが、あれ変だなと思うくらいに、変貌を遂げた店内のこちらであった。盛況な店内で直ぐ券売機があり、そんなボタンの中から特製つけ麺を選ぶ事にした。

つけ麺の盛りは今流行りのスタイルで、並盛の1玉に中盛の1.5玉と大盛2玉のどれも同じ料金だそう。大盛の2玉でお願いして麺量をお聞きすると、400gだそうで他店に負けない麺量を誇っていた。

買ってまもないこちらも紹介されている本日発売のラーメン本を片手にしていたら、それを店主らしき方に見つけられ、本来半裁でつけている味玉を丸ごと一個つけてくれるそうでこれはラッキーであった。

後続客も続いて盛況さが増して行く店内。店名のtontonだが、松戸市内に同じネーミングのチェーン系中華店があるがそことは全く関係ないそう。

それでは豚骨食材を利用するからでしょうと切り返すとそれでもないそう。降参してお聞きすると、なんとお若い頃の渾名に由来しているらしい。

そんなこちらのスープは、ワイルドに炊き出す白濁豚骨スープと、丁寧にしっかり旨みを引き出す澄んだ透明の清湯(チンタオ)豚骨スープの、二つのスープを合わせて提供するラーメンだそうで、それらを足して利用するとは、なかなか聞かない発想だと思う。

そんな発想が出て来る店主が作るつけ麺ならば、さぞかしいいだろうと今回考えてそちらを選んだ私であった。程なく到着。

おお、水菜にミニトマトがあしらわれ、なんともクリスマスチックなビジュアルで、クリスマスイヴの今日にぴったりなつけ麺であった。これはなかなか美味そうだ。

それではと行かせて貰えばこれがもう、いやいや、美味い美味い美味い美味い美味い美味い。煮干しとカツオを利用しているそうで、なかなかの奥行きのある味わい深さで、さすがフレンチ出身。

煮干しは頭などしっかり取り除いているそう。チャーシューがまた特筆ものに良かった。

麺は同じ市内にある早川製麺所にお願いして作って貰っている特注麺だそう。麺家市政さんでも利用している製麺所のようで、風情のいい中太やや太ちぢれ麺だった。

スープ割りもいい感じで、気が付けば完食。さらに杏仁豆腐まで御馳走になったが、これが洋風的な要素を感じるもので、大変美味しいデザートであった。

ここ最近新店オープンが続いているJR市川駅周辺だが、こちらもまた美味しな和風つけ麺だった。


(左フォト) 特製つけ麺2玉(汁・麺)/店頭外観 (2009.12.24) ※2009/12/28閉店


 ラーメン tonton (トントン)

 住所:千葉県市川市市川2-1-12   TEL047-323-2235

 定休日:月曜日   営業時間:11:00〜14:00/18:00〜翌1:00

 アクセス:JR総武線市川駅北口ロータリー奥の左手の路地を入り、しばらく歩いた左側。



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