中国料理 豚珍肝 千葉・成田





四街道市内にもあるラーメンショップ根本を訪れて帰りのバスに乗車したが、せっかくだしとして新勝寺そばのバス停で途中下車して参道を散策。

かつて路面電車が潜ったトンネルを通り、そんな電車道を進んで駅まで歩いて行った。平日ながら場所柄外人観光客が普通に歩いている成田駅周辺だ。

成宗電気軌道として創業して成田鉄道と改称後、太平洋戦争により鉄資材を提供してそのまま廃線されてしまった路線だが、その会社は現在も千葉交通としてバスを運行させている。

今回はもしものことを考えて次候補店を幾つかピックアップしていた。せっかくの成田市内だし、もう一杯なら行けそうとなって、そんな候補店の一つだったこちらへ訪れることにした。

市内の中でもかなりの老舗人気中華店らしく、馬賊ラーメンが人気メニューのようだった。馬賊ラーメンと言えば四街道のラーメンショップねもとでも提供していたメニューで、成田市内の幾つかの中華店でもメニューの一つとして並んでいるよう。

しばらく前に当サイトでも、閉店してしまった発祥店の一番近くの店の船橋ソースラーメンを紹介させて貰ったが、この馬賊ラーメンもまたそんな立派な千葉のご当地ラーメンと言えそうだ。

そんなわけで表参道にまた戻って、鷹匠本店と豆のふくだやの間を入って行き、迷うことなくこちらの店頭へやって来た。

なかなか堂々とした立派な建物のこちらだった。入店すると純中国料理店的な落ち着いた内装が待っていた。お好きな席にどうぞとなって適当に空いたテーブル席へ腰掛けると、おしぼりと冷水にスポーツ新聞まで持って来てくれた。

なかなか行き届いたサービスに、こちらが流行っている理由がさっそく見えて来た。そう言えばネットの店舗インフォメーションによれば、海外の方に喜んで貰えるような外国人向けメニューを用意しているこちらのようだ。

メニューリストを開きながらも、予定通りに馬賊ラーメンをお願いした。馬賊と言うと日暮里駅前にもあるラーメン店が思い出される。

ネットでは創業45年と案内されていたが、今年で既に53年目だそうで昭和34年に創業したこちらだそう。どちらかと言えば上海的な趣を感じる店内には、欧米の香りがするクラシカルな調度品が置いてあった。

こちらの店名だが当て漢字は違っても、東珍康@新尾道、豚珍館@近鉄四日市、頓珍館@長野中込など現在では各地で見られるポピュラーな店名と言えそう。程なく到着。

ニンニクがフワリと香って来るもので、様々な野菜がたっぷりと入っており、スープは先述のソースラーメンのようにくすむものだった。

それではと行かせて貰えば、ソースは中濃ソース等と違って塩分の際立ちは無いもの。チャーシューもかなり本格的で美味しく、細ストレートの麺もコシが強くなかなか。

醤油ベースにニンニクを利かせて中華調味料も入れた感じの風味で、強いコクがありながらも何処かあっさりしていて食べ易いタンメンと言う印象を持ち、マイルドな風合いがソースラーメンとはまた違ったクセになる味わいとなってたまらないもの。

気がつけば完食。スタミナラーメン的な要素を感じながらも、どこか中国本土の風を感じた美味し馬賊ラーメンと言えた。いや、かなりとても良かった。

(左フォト) 馬賊ラーメン/店内/店舗外観 (2012.06.04)


 中国料理 豚珍肝 - CINESEN RESTAURANT TONCHINKAN -

 住所:千葉県成田市上町521-4  TEL0476-24-3344

 定休日:火曜日  営業時間:11:30〜14:30/17:00〜21:00

 アクセス:JR成田駅東口下車。東口ロータリー奥のJR成田駅交差点を左折して表参道を歩いて
       行き、200m程先の鷹匠本店と豆のふくだやの間の左路地を入って行った右手にあり。

 

  2012.06.04 かつて成宗電気軌道の電車が潜っていた隧道。   2012.06.04 表参道のこの路地を入って行けばこちらだ。



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