松戸中華そば 富田食堂
千葉・松戸 ※移転





ぐずついた空は雲が塞いで青空が隠れているものの淡い陽射しが注いでいて、昨日とそう変わらない強めの風が吹き荒れていたそんな9月上旬週明け日曜日の午前遅い時間だった。

こちらの限定の味噌ラーメンがいいらしい。なるほどネットを見ても好評のよう。そんなわけで気になるところとなって本日はこちらへ出掛ける事にした。

昨年11月16日にオープンした、朝7時営業開始で朝向けのラーメンも提供する、中華蕎麦とみ田4号店のこちらだ。

路線バスで松戸駅前に到着。バスロータリーと目と鼻の距離にあるお店で店頭には数歩で着いた。さっそく店内へ入ると今日は知らない方ばかりで、味噌ラーメンは限定Bのボタンを押せばよいらしくそれを炙り肉飯のボタンと共に連打。

チケットを待ち構えていたお店の方に手渡し、中ほどの空いたカウンター席へ腰を降ろした。7席ほどの席に先客4名が座って、そこそこ盛況と言える店内だった。程なく到着。

見た目にも美味そうな味噌らーめんがやって来た。富田食堂オリジナルの限定味噌だそうで、当分提供して行くお奨めのラーメンだそう。

それではと行かせて貰えば、出だしはやや強めの味噌ダレの良質な味噌の味わいが来て、中盤からズンズンと感じられる決して薄くはないニボニボ感を楽しむ事ができるもの。

くっきりと映る煮干しスープに、焼いた味噌を溶かしたものだそうで、なかなか冴え渡る美味しい食堂の味噌並盛と言えた。

具材は炙りチャーシューに鳴門わかめ、多めのメンマにコーン、モヤシに刻みネギが入ったものでチャーシューは相変わらず良く、つるんと来るワカメがまた良かった。隠し味程度にニンニクと言う感じだろうか。

煮干しがガツンと来る味噌ラーメンが食べたいとここ最近思っていたが、ここで思い通りのものが食せてかなり嬉しかった。炙り肉飯も美味しくする工夫が見られてこちらもまた良かった。

先客の驚きの声で振り向けば、いつのまにか外は陽射しが見えながらも土砂降りの雨が落ちていた。しかしそう経たない内に直ぐ止んで行った。気がつけば完食。良かった事を告げて店を後にした。

帰りがけとみ田本店の前を通ると、今日も20人近い行列だった。先程の雨で若干行列が乱れていて、並んでいた方も急な雨にさぞかし驚いた事だろう。

地元民はほぼ待つ事なく富田食堂で気軽に楽しめ、本店では周辺や遠方の方々が舌鼓を打つ。いい構図になっていると思う。いや、それにしてもなかなか美味しい、富田食堂の味噌らーめんであった。


(左フォト) 食堂の味噌(並)/炙り肉飯 (2011.09.04)


  2011.09.04 最近話題を呼んでいる富田食堂オリジナルの限定味噌。   2011.09.04 本店の中華蕎麦とみ田からそう遠くない4号店のこちら。









真夏が暑かった分だけ冬の到来を感じさせる、寒さと落ち葉の数が青い空をそれだけ透明にして、陽射しが季節の分だけ陰を長くしていた、そんな11月霜月も後半の休日金曜日だった。

大勝軒ROZEO」「雷本店」に続く、「中華蕎麦とみ田」の4店舗めの店舗が出来るとして例によって気になっていたが、本来より少し遅れてつい先日の16日にオープンを果たした。

松戸を代表する「とみ田」の駅前支店だけに初日はかなりの混雑が予測されたのでパスして、味の最終調整も落ち着いて来たようだったので本日訪問する事にした。

そんなわけでまた松戸駅まで路線バスに乗って、その「とみ田」が経営する新店のこちらへやって来た。何度となく店名が変わって来た外食店の建物で、今回こそこちらに落ち着いて欲しい処だった。

なんと朝七時から営業するそうで、その時間から午前10時までは限定として朝ラーメンを意識した具が何も入ってないあっさり煮干し系らしい、かけそばなるメニューを提供しているそう。

そして夜中は二時まで営業しているそうで無休営業らしく、店が閉まっている時間はなんと5時間だけでおそるべしと言うしかなかった。

コンビニのセブンイレブンが国内で営業を始めた時、営業時間をそのまま店名にしてしまう奇抜さが逆にいつでも営業しているイメージを世に広めて成功したものだった。

そんな朝七時から営業が始まるのだからひと昔前なら考えられない事で凄いと思う。さしづめ同じ戦略で行けば「富田食堂セブンミッドナイト」と言った処だろうか。セブンと言えばカウンター席も七つのみで、系列店の中で一番狭い店舗となる。

さて待ち列も無かったので、店頭を撮影するなら今のうちとばかりにデジカメのシャッターを切っていると、後続が何人も入店してしまいそれが終わって券売機に立とうとすれば、しばらく外で待つように促される始末だった。(泣)

それでも回転のいいこちらで程なく券売機に促されて、さて何にするかと一考してから麺量230gの中華そば(中)に、炙り肉飯と半ギョーザ(三個)がセットのB定食のボタンも連打した。

しばし再度外で待ってから間もなく店内に入ると、雷本店を任せられていた上江洲さんがヘルプで来られたのか新たにこちらを任されたのか目の前におられて、思わず挨拶し合う我々であった。

少し開店日が遅れていたと思ってお聞きすると、つけめん博などのイベントの関係で思うように動けなかったそうでオープンがずれ込んでしまったそう。

店内には、なかなかの煮干し臭が立ち込めており、オープンまもないこちらの当初のスタンスは、「朝らーめん」&「濃厚煮干し系」と言えそう。

2号店の「大勝軒ROZEO」はファミリー層を意識した店舗だが、「雷本店」では一転二郎系を提供してその帆先を若者中心のニーズに変えて行った。

こちらでは駅から程近く本店とみ田にも近い事から、その本店では出来ない事を実践するアンテナショップ的な役割を担うスタンスに持って行く処だろうか。

なお券売機のボタンには、朝らーめんを提供するだけに予測出来た納豆の他に、黒烏龍茶、刻み柚子、おろし生姜などの文字が躍っていた。程なく到着。

なるほど朝らーめんはアッサリらしいが、これは如何にもなコッテリな濃厚な中華そばで、それはもうなかなかのビジュアル。顔を近づければ、怒涛の煮干しが迸って来た。

チャーシューは焦げ目が付いたもので実に美味しそう。ワカメも入っていて、小口切りの白ネギが多めに添えられており、メンマにもまたいい風情が感じ取れた。

それではと行かせて貰えば、ここ最近の濃厚煮干しをとみ田がやればこうなると言うもので、なかなかの骨太な煮干し感に醤油と出汁のうま味バランスが妙なる相乗作用を示していた。

中太ストレートの麺がそれほどの太さでもないのに、ムチモチ ムチモチと来るもので、そんな至福の食感にチャーシューがまた別次元の食感で波状攻撃を仕掛けて来るからさぁ大変と言う満足感。

餃子にも手を伸ばせば、見るからに厚い皮でくるまれた東京サイズが三個あるもので、楕円の皿には「心の味」と刻まれた演出が演歌の花道を連想させた。

それを顔を皿に寄せてほお張って噛み締めれば、汁がじゅわじゅわっと口内に広がって肉のうま味の海が遥か太平洋にも通じていそうなほど美味かった。

炙り肉飯も中華そばに乗っていたチャーシューと同じく焼き目が付いていて、これまたかなり良かった。

煮干しと言えば市役所周辺にある某永福町系店が脳裏を過るが、そことはまた違ったシフトだけに新しい味がまた松戸でも愉しめることになりそう。気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく良かった。


(左フォト) 中華そば(中)/セット半ギョーザ/セット炙り肉飯/店頭外観 (2010.11.19)


 松戸中華そば 富田食堂 (とみたしょくどう)    ※公式サイトはこちら

 中華そば麺量:(並)150g(中)230g(大)300g/つけそば麺量:(並)220g(中)280g(大)350g

 住所:千葉県松戸市松戸1240-3エクセル松戸103  TEL047-312-3120

 定休日:なし  営業時間:7:00〜翌2:00

 アクセス:JR常磐線松戸駅東口下車。正面階段を降りて直進し、突き当たりの道を右折して、
       バスのロータリーを越えて行き、右に入る路地角の手前にあり。



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