台湾料理 天天 千葉・千葉中央



昨日の雨がすっかりやんで、青空から眩いばかりの陽射しが注いでいた10月下旬の月曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな午後7時過ぎだった。

1週間前に訪れたこちらへまた行って見ようとなってやって来た。先客はゼロだったが、程なく常連さんらしき後続客が来られた。

今回は葱麺と表記されていたネギラーメンに、点心類は全て皮から作っていると言うことで、焼餃子の特選もち豚餃子もお願いした。

中国式手延麺のこちらながら、店頭には手打拉麺とだけしか案内されておらず、前回来て見てそれは驚いたものだった。それでお店の方に思わずそこら辺のことをお話ししたが、先日入店した方も表現を変えた方が絶対にいいと説得されたそう。

そんなことをお聞きしていると、また例によってバンバンと音がして麺打ち作業が聴こえて来た。最初は延ばしては縄状によって行き、それを延ばしてはまたよってを繰り返していた。

その後2本が4本となって、さらに8本16本32本63本と増えて行きその度に麺が細くなって行った。馬賊さんでは数人分をいっぺんに打って行くだけに、うるさいくらいけたたましい音が店内に響くが、こちらでは一人分だけにその鳴り響く音は大してうるさくは無かった。

もち豚は、いいエサを与えた子豚の肉を利用しているこちらだそうで、その仕入れ価格は通常のほぼ倍近いものらしい。程なく到着。

ネギラーメンは辛味を利かした赤みを帯びた醤油スープに、そぎ切りのように白葱を刻んだものをチャーシューと和えた具材などが多めに乗せられたもの。

それではと行かせて貰えば、そこはやはり素晴らしいその麺の面持ちに、しみじみとしたスープの味わいもたまらなかった。特選もち豚餃子も特選の冠に偽りの無い、素敵な美味しさの焼き餃子と言えた。気がつけば完食。

先日北千住某店を訪れた際には、その店主から中国式手延麺営業の難しさをお聞きしたものだ。それだけに数少ないそんな提供店は、是非とも人気店になって貰いたいものだと思う。

精算時に入口ドアの貼り紙を何気なく見ると、可愛いワンちゃんや猫ちゃんのフォトが沢山紹介されていた。一体これは?とお聞きすれば、ボランティアで犬や猫の里親をされているそうで、引き取り手を探しているのだそう。

近年都内では少し前までは大変珍しかった、練った小麦粉の塊を肩に乗せて麺状に削って行く刀削麺を提供する中華店が増加傾向にある。それもまた中国伝来の麺の製法の一種だ。

そんな中で中国式手延べ麺は、まだまだ珍しい手法の麺と言えるだけに貴重な一店と言えるだろう。いや、それにしても今夜も実になかなかの素晴らしい拉麺と餃子だった。

(左フォト) 葱麺(ネギラーメン)/特選もち豚餃子 (2012.10.29)


  2012.10.29 ボランティアでちば犬猫里親会のお手伝いをされているそう。   2012.10.29 国内でも珍しい中国式手延麺のこちらだ。






バス通り沿いに在った店先のノボリが秋風で軽く揺らめいていた、好天の10月下旬の月曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、寒くもなく暑くもない、そこはまた穏やかな午後7時過ぎだった。

先日コンビニで何気なくラーメンウォーカー千葉2013と言うラーメン本を見つけお買い上げ。帰り道に広げると、某館長氏がさりげなく出ており大変驚いた。マンダム。

そんな本の中で紹介されていた一店がこちらで、本格的な手打ち麺に無化調スープのラーメンが楽しめるとして気になるところとなり、今回会社帰りに店頭へやって来た。

場所は千葉モノレールの葭川公園駅から少し歩いたビジネス街の路地裏の一角にあった。さっそく入店すると中国小物がそこかしこで純中国料理店の様相を呈していたこちらだった。

先客が二人おられて、ご夫婦で営業している中国料理店のよう。冷水を持って来られた奥さんに、さりげなくラーメン本を見て来たことを告げた。

そこから切り取ったこちらの店の丸得クーポンを手渡して、予定通り台湾ラーメンをお願いした。クーポンは、もち豚水餃子三個がサービスされるこちらだ。

台湾ラーメンと言うと辛いイメージが先行するそんなラーメンだが、それを奥さんにお話しすると何度となく説いておられるらしく直ぐにこう教えてくれた。

名古屋から広まった台湾ラーメンと言うラーメンがあるからそう思うのでしょうけど、実際の台湾のラーメンは辛いものではなくて、名古屋は土地柄辛いラーメンがウケるところからそうなったものだそう。

1997年頃に千葉・作草部で創業したこちらだそうで、何度か移転した後に現在のこの地へ2007年11月にやって来られたそうだ。先客のオーダーは提供し終えたらしく、私のラーメン作りが始まった。

バシン!ドスッ!厨房からそんな音が、軽く響いて来た。もしや?と目を厨房に向ければ、店主が練り上げた小麦粉を叩いては延ばしてを繰り返す作業をしておられた。

直ぐに浅草に本店がある馬賊と同じ製法の麺であることが脳裏に及んだ。そこで奥さんに「馬賊と同じですね」と言うと、やはりそちらで修行した店主であることを教えてくれた。

手打ちと言うから包丁などで切る日本的手法かと思って来たが、なんといわゆる中国式手延べ麺の手打拉麺のこちらで、これは嬉しい誤算と言うしかなかった。

手延べと言っても、索麺とも書くそうめんとはまた違う製法だ。おそらく千葉県内では、こちらだけではないだろうか。ちなみに手打ち麺とは本来機械を使わないで作る麺だが、近年意味合いが変わって来ているようだ。程なく到着。

このオーラは一体なんなんだと言えるほどに、輝いているように見えた。デジカメのモニターで確認するとこれが普通で、それがビジュアル的な要素で無いことが判った。

それではと行かせて貰えば、久々解禁と言うわけで、これはもう美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。なんと言う美味さなことか。

麺もスープも、添加物を一切入れてないのだそう。食材は信頼出来るものを仕入れているらしい。なるほど、モヤシや挽き肉の風情も実にいいものと言えた。

もち豚水餃子も熱い内にタレにつけずにどうぞとのことで頬張れば、これまた実に美味しいもの。それはそれはそれは、気がつけば完食だった。

点心類は皮から手作りだそうで次回是非どうぞと教えてくれた。再訪必至。いや、これはとてつもなくとんでもなく凄く美味かった。


(左フォト) 担仔麺(台湾ラーメン)/もち豚水餃子三個/店舗外観 (2012.10.22)


 台湾料理 天天 (テンテン)

 住所:千葉県千葉市中央4-3-2  TEL043-222-3330  公式ブログはこちら

 定休日:日曜日  営業時間:11:00〜15:00(14:30LO)/17:00〜22:00(21:30LO)

 アクセス:JR千葉駅東口下車。駅前ロータリー7番バス乗り場より京成バス大学病院行又は南矢作
       行きに乗り、中央3丁目バス停で降車。千葉中央駅方面に進み中央三丁目交差点で県庁
       方面の横断歩道を渡る。少し進んだ場所にある左路地を入りまもない右側にあり。
       京成電鉄千葉中央駅から徒歩およそ4分。



  2012.10.22 豊富な提供メニューの台湾料理店だと直ぐ判るリスト。   2012.10.22 中国的な満艦飾な店内が異国情緒豊かだ。