中華料理 宝家 千葉・千葉中央



爽やかな青空から気持ちの良い陽射しが注いで、穏やかに麗らかな時季が過ぎ行く、そんな五月皐月前半の休日金曜日だった。

本日は半年に一度の定期検診の日で、また久しぶりに千葉市内へ出掛けた。そんな所用も無事済んで、千葉市内のノスタルジックなラーメン巡りを考えて、その一軒目としてこちらの店頭へやって来た。

その建物はちょっとないくらいに歴史を持つ佇まいだった。そんな店先に揺れる真新しい赤い暖簾には、中華そばの文字が染め抜かれており、それが軽いそよ風に揺らいでいた。

さっそく入店すると開店したばかりのようで、まだ照明が点いてなかったが、ほんの数秒待っていると蛍光灯がゆっくりと点き始めて辺りをぼんやりと照らし出していた。

そこに見るフロアは、どう見ても築50年はゆうに経っている感じの建物で、昔ながらの竈があったので、もしかしたら戦前に建っているのかも知れない。

竈はもちろん現在は使ってないそう。壁面のメニューから、中華そばをお願いした。三代目の店主だそうで、創業してから70〜80年になるこちらだそう。

70〜80年と言う言葉は、80年近い歴史を持つ意味で伝わって来るもので、おそらく昭和10年頃に創業したところだろうか。

まもなくすると周辺に住む常連さんが入店して来て、挨拶を店主と交わして傍のカウンター席に腰掛けた。それにしても時間が止まった店内は、ちょっとないくらいに味のあるものだった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、既に幾度となく戦前から営業する店の中華そばを口にして来たが、なるほどまさしくその風情があるそんな味わいを示す美味しさを感じるもの。

麺は中太気味のいい風合いがあるもので、チャーシューやメンマにナルトもまた良き昭和を語るもの。麺はやや多めだったが、不思議とサクッと軽く愉しめた。

それだけに、気がつけば完食。いや、戦前の風情が残る店内で戦前から受け継がれて来た、実にしみじみとして味わい深いそんな素敵な中華そばだった。

(左フォト) 中華そば/店先 (2013.05.10)


 中華料理 宝家 (タカラヤ)

 住所:千葉県千葉市中央区本町1-5-15  TEL043-222-1529

 定休日:不詳  営業時間:11:30頃〜不詳 ※おそらく夕方前

 アクセス:千葉駅東口6番バス乗り場よりちばシティバス星久喜線川戸都苑行きに乗車して二つ目
       の広小路バス停で降車した目の前にあり。

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悠久の時が過ぎゆく、千葉市内の中華店。

かなり歴史がありそうな建物のようだ。

場所は広小路バス停の目の前。