開拓ラーメン すすきの一番 千葉・稲毛

昨日の日食が気温を下げさせて呼び込んだのか冷たい雨が朝からそぼ降っていた、スカイツリー開業に沸く5月下旬の火曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、若干気温は数度上がったもののそれでも寒く雨の降雨量も上がっていた午後8時近くだった。初夏の陽気が続いていただけに今日はやはり震える寒さだ。

こんな日はそれこそ味噌ラーメンを堪能したくなるもの。札幌で味噌ラーメンが生まれたのも、至極自然な成り行きだったように思える。そう言えば訪問予定リストの中に、如何にも味噌ラーメンがウリであろう店名があった。それがこちらでこんな寒い雨の日ならばと、駅前と言う立地もベストとなって立ち寄ることにした。




そんなわけでまた稲毛で途中下車して、こちらの店頭へやって来た。暗い店先だがそれでも風情の良さが、何とも伝わって来る雰囲気があった。見上げれば北海道にクマの影絵だけに説明不要だ。

先客1人の店内に入ると特に席へ促されることも無く、空いていた厨房前のテーブル席へ腰を降ろした。メニューを広げるとホタテバターラーメンやらトウキビバターラーメン、さらにはじゃがいもバターラーメンと北海道が連想出来そうなメニューが色々あった。

ともあれ予定通り味噌ラーメンにして、誘い文句に誘われてギョーザも一緒にオーダーした。お聞きすると創業20年になるこちらだと教えてくれた。オーナーが札幌の村一番で修業して、暖簾分けによりオープンさせたラーメン店だそう。

村一番とは札幌にあった有名人気店で、現在でも暖簾分け店が札幌のほか国内に幾つか点在しているようだ。

ちなみに帰宅してから所有する古いラーメン本を開くと、村一番の開拓ラーメンと言う名物ラーメンが紹介されていた。清湯の塩ラーメンの中にはズワイガニの足が2本と、中型の有頭海老2本に生ホタテやイカが豪勢に乗るものだった。

現在ではオーナーが修業した村一番は閉店してしまったそうで、製麺所も無くなってしまっただけに違う製麺所から仕入れているのだそう。ちなみに西山製麺では無かった。

なお店内には千葉市動物公園のロゴが入ったレッサーパンダなどの大判の動物フォトが壁のそこかしこに貼られていた。動物好きの店主なのだろうか。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、卵麺による加水低めの太め平打ちちぢれがなかなか素敵で、やや酸味を感じるスープは合わせ味噌を利用した感じでその基本は昭和50年代系の味わい。

実に往年のと形容したくなる。カイワレがそれに拍車を掛けさせた。ギョーザは自家製だそうで、肉餡が通常の倍近くあるもので、これがまたかなり良かった。気がつけば完食。

正直言って今まで村一番のラーメンを口にしたことは無かったが、どこかそんな風を感じたようなこちらの味噌ラーメンであった。いや、なかなか往年的でとても良かった。

(左フォト) 味噌ラーメン/ギョーザ (2012.05.22)


 開拓ラーメン すすきの一番

 住所:千葉県千葉市稲毛区稲毛東3-8-13  TEL043-244-9837

 定休日:水曜日 営業時間:11:00〜23:00

 アクセス:JR総武線稲毛駅西口下車。ロータリー奥右斜めの道路を進んでまもない左側にあり。



  2012.05.05 JR総武線稲毛駅西口ロータリー。   2012.05.05 西口ロータリー交番並びのこちら。



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