つけめん らぁめん 宗庵 千葉・千葉中央





青空から目映いばかりの陽射しがさして、放射冷却現象もあって季節が加速する11月下旬の週明け日曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな秋の夜長の午後7時過ぎだった。

時に先月は駅からやや離れたこちらの船橋店を訪れて、はんつ遠藤氏コラボメニューの正油らーめんを愉しんだものだった。

そう言えば千葉駅周辺にも支店があるとして以前から気がついていたが、未訪だけにそれをきっかけにして気になるところとなった。そんなわけで今夜辺り立ち寄って見るかとなった。

と言うことで、そんなこちらの店頭へやって来た。2001年8月にオープンして、こちらもまた2008年にリニューアルしているようだ。

船橋店の時にも触れたように、株式会社スパイスシードが展開するラーメン店だ。リニューアル時に株式会社パシオのプロデュースが入ったところから、その企業の名前ばかりが表出するこちらだった。

お洒落な雰囲気がある店先には、つけ麺の麺量であろう並盛340gと大盛510gが、同じ価格であることが謳われていた。ご時世である。さっそく入店すると直ぐ左手に券売機が待ち構えていた。

今夜はつけ麺かなと思いながらそこに立ち尽くすと、それをまるで見切ったかのようにカツオ入荷として「宗庵鰹つけ麺」に、「豚チーズつけ麺」のインフォもあった。

王道で行くか変化球で行くか、もうどちらでもどうぞと言わんばかりの案内ではないか。

ともあれ少し考えてから豚チーズつけ麺を選んで、奥へ進んでチケットを手渡しながら大盛でお願いしつつ目の前のカウンター席へ腰を下ろした。

周囲を見回すと盛況な店内で、後続客も続々と続いており、なかなかの人気店であるようだ。一度立席して、冷水を注いでから元の席へ戻った。程なく到着。

つけ汁には背脂がこれでもかと浮いており、チーズの存在感を示すためかそれをわざとカセットバーナーで炙って焦げ目を作っていた。

太麺の方ははカルボナーラのような感じでクリームスープの上に乗せられていて、その中央には生玉子が添えられてあった。何と言う奇抜なつけ麺なことか。まずは麺をしっかりと掻き混ぜる。

それではと行かせて貰えば、チーズは良質なチェダーチーズを使用しているそうで、汁の中に感じるニンニク感もあってこれがなかなかの素敵なシフト感だ。

ラーメンが出汁の奥深さが命なら、つけ麺やあえそばはタレの絶妙感が命と言えて、そうした意味合いで実に目新しさも手伝って楽しくも美味しいそんなつけ麺と言えた。

それだけに、気がつけば麺が消えた。残ったつけ汁を見て、これはさすがスープ割りを貰う気がしなかった。

つけ麺だけでも種類が豊富なこちらで、この豚チーズつけ麺のほかデフォルトの通常の濃厚タイプに、カツオ風味やたたき背脂シフトに、豚をさらに濃厚にした仕様と辛い仕様もあるようだった。

B級グルメが花盛りの国内だけに最近ではつけナポリタンなる麺メニューが話題だが、そんなイタリアンシフトを意識したところがなんとも素敵だった。

そんなよりグローバル化したつけ麺に、将来の方向性さえも変えてしまう勢いを感じたニュースタイルなつけ麺と言えた。いや、なかなかとても良かった。

(左フォト) 豚チーズつけ麺大盛(汁・麺)/店舗遠景 (2012.11.25)


 つけめん らぁめん 宗庵 - SHUAN - 千葉店

 住所:千葉県千葉市中央区本千葉町16-5  TEL043-225-5573

 定休日:無休  営業時間:平日・土曜11:30〜翌5:00◆日曜11:30〜21:00

 アクセス:JR千葉駅東口下車。JR外房線側ガード左下の道路を歩いて行き、国道16号の交差点を
       渡って更に直進してその道路がカーブする場所の少し先の右手にあり。千葉中央駅そば。

   

  2012.11.25 千葉中央駅周辺に位置するこちらだ。   2012.11.25 千葉駅からでもJRガード沿いに歩いて行けば着く。