自家製太打麺 勢拉 千葉・稲毛





蒼色掛かった空ながら青空も顔を出して淡い陽射しが注いでいた、また暑い夏の1日が始まった7月半ば世間は3連休真ん中の週明け日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、やはり今夜も湿度の高いそんな午後8時近くだった。

豚骨魚介つけめんモードとなって、こちらがふと浮かんで稲毛で途中下車。改札口を出ると この土日は国道14号寄りに位置する稲毛浅間神社の大祭の所為かいつもより人手が多い界隈。

浅間神社は県内だと流山市内と船橋市内にも存在している。富士信仰に基づいて富士山を神格化した神社であり富士山本宮浅間大社が総本宮とされている。

浴衣を着る人々がうちわを片手に行き過ぎては、仕事帰りのサラリーマンやオフィスレディと交錯していたJR稲毛駅周辺だった。

東口側へ出るとロータリー奥の少ない木々から大量の鳥の鳴き声。これが恐ろしいほど聞こえて来て驚いた。どうやらムクドリが以前から大量発生しているようだ。

こちらへ向かう途中にはその稲毛浅間神社大祭の為の自治会による御神酒所が設けられていて、カラフルな提灯が夜の帳が下りた界隈を照らしていた。

そして店頭に到着する頃、風がやや強くなって来た。さっそく入店して券売機に立った頃、そう言えばこちらのラーメンが未食だったことに気づいた。

とはいえつけめん気分だっただけにどうしたものかと案じ、そうだ未食ならばカレーつけめんもそうだしそちらにするかと再考。

しかしそうなるとそこは魚介豚骨が捨てきれず、それならば魚介豚骨のラーメンでいいのではないかと帰結。かくてめでたくその特製のせで落ち着き、そのボタンを選んだ私であった。

振り返って空いたカウンター席を見つけてチケットを手渡し、並盛麺量150gか大盛麺量225gが選べるようだったのでそこは大盛麺量225gの方でお願いした。

今夜も盛況な店内。つけめんに未練を残していると、ちょうど隣りの先客がオーダーしていて魚介豚骨つけめんが目の前を通過して行った。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、そこはこちらの風情豊かな豚骨魚介スープに、つけめんと同じ感じの太麺だけになかなかの持ち味。

魚介風味の香味油に豚骨鶏ガラを強火で炊き出して魚介を合わせているそうで、そこは魚介好きにはたまらないシフトとなっていた。

大盛ながら気がつけば完食。チャーシューも良かった。いや、とても素敵な豚骨魚介らーめんだった。

(左フォト) 特製らーめん大盛/界隈にあった大祭自治会御神酒所 (2012.07.15)







梅雨時らしい薄曇りの空に湿度の高い風が、これからの雨模様を予測させていた夏至を迎えた6月後半の木曜日。

そんな雨も天気雨で霧雨がわずかに落ちた程度で済んだようで、仕事が終わって外に出ればそよ風が心地よいそんな午後8時近くだった。

京成線みどり台駅のそばにある勢拉がJR稲毛駅のそばにもあるとしばらく前から気がついていて、今夜こそとなってまた稲毛で途中下車してその店頭へやって来た。

それがこちらで2010年6月に「つなみ」としてオープンしたが、昨年4月にみどり台店と共に現在の店名である「勢拉」に改称している。東日本大震災は、ラーメン店の名前さえも変えさせた。

少し前にそのみどり台店へ訪れて、つけめんを堪能したものだ。その際に店内のほとんどの方が口にしていたのが油そばで、思わず次回は油そばだなと何気なく思ったものだった。

そんなこちらでも一番人気のメニューとして「極上油そば」を謳い文句にして店先で大きく紹介されていた。「国内産の一等粉をブレンドした自家製麺と秘伝のタレと温泉玉子を絡めて味わう一杯、品質保証・満腹保証」と言うことらしい。

実は今夜は仕事疲れもあってか魚介豚骨醤油らーめんのモードにスイッチが入っていて、それもあってこちらへやって来た。そこは初心完徹で行くべきとして入口の券売機に立つ。

らーめんのボタンの位置は一番下の方にあった。一番上の方は油そばの文字一色に染まっており、店先だけでなく券売機までもが「ブルータスおまえもか」状態。

初心完徹の胸の誓いをもとに、手を下の方へ持って行こうとした瞬間、私の後ろに常連さんらしき二人組が立った。「今夜はどうする?」 「やっぱここは油そばだよなぁ」 「おまえも?ああ、やっぱそうだよなぁ、じゅる」

そんなやりとりが、後ろから聞こえて来るのだからたまらない。思わず心の中の初心完徹の文字が、石化して大きくガラガラと音を立てて崩れて行くのが判った。

そんなわけで気がつけば、特製油そばのボタンを押していた。まぁこんな夜もたまにはあるだろうと自分に言い聞かせていたら、うっかり大盛無料サービスなのに追加大盛券のボタンを押してしまった。

ともあれ奥の空いたカウンター席に腰掛けながらチケットを手渡して、無料の大盛375gでお願いしながら買った追加大盛券をキャンセルさせて頂き100円をカウンター越しに受け取った。

後続客もやはり油そばで、先客も油そばを口にする方が多かったが、つけ麺を口にする方も少なくなかった店内だった。程なく到着。

近くにあった案内に途中からニンニク多め・お酢少々・唐辛子少々を入れると良いことがあったので、温泉玉子を割り入れて記念撮影を済ませてからこの際だからと直ぐに初めからそれらを麺の上へ投入。

しっかりと掻き混ぜてからそれではと行かせて貰えば、むっちりもっちりの極太麺の風情がとんでもなく良く、タレと粗微塵の魚粉の風合いもなかなか素晴らしく、今日はこれにして正解となった店内だった。

ふと見ると厨房の奥には「味は品質、量は満足、味・量揃えばそれは上質」というアピールの文字が見つけてまさしくその通りだと唸ってしまった。気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく良かった。

(左フォト) 特製油そば大盛/店内インフォ/店頭外観 (2012.06.21)


 自家製太打麺 勢拉 - Sei Ra - 稲毛店

 ★つけめん麺量:並盛225g/中盛300g/大盛375g ★らーめん麺量:並盛150g/大盛225g

 住所:千葉県千葉市稲毛区小仲台6-2-1  TEL043-207-2727

 定休日:無休  営業時間:平日・土曜11:00〜翌3:00◆日曜11:00〜翌1:00

 アクセス:JR総武線稲毛駅東口下車。ロータリー左手にある稲毛ヤングボウル裏手の稲毛駅東側
       交差点から小仲台坂通り(市道幕張町弁天町線)を新検見川駅方面へ少し歩いた左側に
       あり。徒歩およそ3分。