三代目 一平 千葉・佐貫町

本日は以前テレビで紹介されていた、JR浜金谷駅の傍で営業する食堂のラーメンが気になって久々富津市内にやって来た。そしてロープウェイで鋸山の頂上にも初めて登った。こうなればせっかくだしと、もう1軒予定通りこちらにも訪れることにした。時間を潰してお腹にも余裕が生まれた。

そんなわけで浜金谷からUターンして、途中の佐貫町で途中下車。今回住所を知らずにやって来たが、なるほど駅から見える場所にあると知っていたので迷うこともなくその店頭へやって来た。ふと気が付くとその店先に雑誌が置かれていて、見るとこちらを紹介するページが開かれていた。




それを手に取るとなんと先日購入したばかり雑誌で、そうかこちらも掲載されていたのか、だった。

さっそく店内へ入店するとランチタイムをとうに過ぎた時間だったが、先客が多めに居て盛況なフロアが広がるこちらだった。

それでもまだ空いたテーブル席があったので、そこに腰を下ろして気にかけていた塩ラーメンをお願いした。ちなみにネットで見て来たことを告げると、じゃ塩ラーメンでしょう?と先手を打たれてしまった。

こちらは戦後まもない頃初代店主が神奈川県平塚市内で開業したお店だそうで、その後昭和38年にその二代目鈴木ひろし氏が現在の場所からそう遠くない周辺に再開業させたらしい。

地名は富津市内に残るものの行政町は昭和30年既に消滅してJRの駅名だけが残る佐貫町は大昔讃岐と漢字で書いたそうで、四国地方からの移住者に由来する地名らしい。

応仁年間に築城された佐貫城が大昔にあった為、城下町の色が濃いそんな周辺のようだ。

江戸時代佐貫町はその昔宿場町でありつつも佐貫藩主は1万石規模の小藩だったが、歴代藩主は徳川家譜代の家臣が勤めて、それゆえに城主格を得て城はその時点で城址しかなかったものの城下町としても栄えたと言う。閑話休題。

その三代目が君津にある中華料理店で30年間キャリアを積んだ末に、2011年10月20日オープンさせたこちらだそう。これは期待に胸が高鳴るところだ。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、さらっとしながらも味わい豊かなコクが素敵なシフトを表わす美味しさ。麺は木更津の製麺所である、文明軒の特注麺を使用しているそう。

甘塩を効かせたスープは、鶏ガラと豚ガラをベースにしたものらしい。そこに宗太鰹と煮干しに昆布、さらに香味野菜である生姜も効かせたものだそう。

季節はすでに秋の面持ちを感じる今日この頃だが、スープには何処か夏の煌めきさえも感じそうになってしまった。

気がつけば完食。いや、実に味わい深くも、かなり素晴らしい王道感の高い塩ラーメンだった。

(左フォト) 塩ラーメン/店舗外観 (2012.09.26)


 三代目 一平

 住所:千葉県富津市亀田547-2  TEL0439-66-2220

 定休日:木曜日及び毎月20日直前の水曜日  営業時間:11:30〜15:00/17:00〜20:30

 アクセス:JR内房線佐貫町駅下車。駅ロータリー前から垂直に延伸する道路を80mほど進んだ
       左側にあり。



  2012.09.26 JR佐貫町駅から少し歩けばこちらがある。   2012.09.26 昭和38年から富津市内で親しまれて来た一平だそう。