ラーメンショップ根本 千葉・成田





煌めく初夏の表層が遥かな青空から注ぐ陽射しの向こうに見えて、白い雲が優雅に浮遊する気球のように浮かんでいた6月前半の休日月曜日だった。

先日こちらを訪れその後四街道店にも訪れて、そしてまたこちらをもう一度食べたいとなった。いやでもちょっと遠いし、我慢するべき・・・でも行きたいと帰結して出掛けることにした。

駅から遠いがまたレンタカーと言うのは避けたいところ。観光地だけにレンタサイクルが利用出来ないかとネットで調べれば地域性からなのかこれが無い様子。

徒歩圏内には成田メモリアルパークがあり、そこまでコミュニティバスを利用しても行けることなどが段々判って来た。

1時間に1本程度の路線バスも周辺を運行していることが判り、時間の都合でそれを利用して出掛けることにした。

そんなわけで今回は京成電車を利用して、また成田へやって来た。かつては路面電車を運行していた千葉交通の路線バスに乗り換えて米塚団地バス停で降車。

少し戻ればこちらが風情のある建物で今日も営業していた。大型トラックがまた数台駐車しており、運転手さんにとっては、かなりありがたい存在のこちらであることだろう。

厳しいとは言えまだ大したことはない陽射しの中さっそく入店すると、今日は店主の変わりに息子さんか親戚の方か若い男性と女将さんの二人体制のこちらだった。

冷水にコップを汲んで入り口寄りのカウンター席へ腰を降ろし、予定通りネギチャーシューメンをオーダー。後続客が続いて、また俄に活気づく店内。

喫煙は許されている店内だけに、吸う方が居なくても灰皿のそばは後から来る場合もあるので避けておいた方が良さそう。

ちょうど目の前にグツグツと煮えたぎるズンドウがある場所で、かなりグツグツとなっていて泡が外へ跳びはねるほどワイルドに煮えたぎっていた。

若い方がズンドウからスープをすくって、脂を調整しながらドンブリに入れていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、第一印象程ではなかったが、それでも自然な瀞みも豊かに味わいが実に嬉しいもの。チャーシューも抜群に良かったし、麺の風情はやはりいいものがあった。

白胡椒が利いたネギがしんなりとしてやはりいい風情に、思わずドンブリを持つ手が止まってしまった。

気がつけば完食。帰りのバスがかなり待つ時は成田メモリアルパークまで歩いてそこからバスを利用も考えたが、判らなかった帰りのバスの時間を見れば若干待てば来るようだった。

ふと見上げれば新緑の小山の向こうに、旅客機が着陸体制に入っている姿が見えて、すぐ近くに成田国際空港がある周辺であることに気付かされた。

いや、何はともあれ、やはりまた来たくなるだろう、絶大な説得力を感じるそんなラーメンだった。


(左フォト) ネギチャーシューメン/着陸体制の旅客機/利用路線バス (2012.06.04)


 ラーメンショップ根本@成田

 住所:千葉県成田市東金山142-1  TEL0476-24-3909  ※データ情報更新(2012.06.04)

 定休日:火曜日  営業時間:10:00頃〜19:30頃か

 アクセス:京成成田駅中央口バス2番乗場より佐原方面行きの千葉交通バス(下記参照)に乗車
       して米塚団地バス停で降車。100m程戻って行った右側にあり。

 ※千葉交通京成成田駅[中央口2番乗場]〜佐原粉名口間路線バス時刻表(2012.06.04現在)
   下り京成成田駅バス停〜9:42佐原行/11:10鳥羽行/12:22佐原行/13:22土日休佐原行
   上り米塚団地バス停京成成田駅行〜10:19/10:54/11:59/12:43/13:29








やや曇り気味の空から初夏の陽射しが薄く注いでいた、朝方は日本各地で金環日食に沸いた5月後半の休日月曜日。かくいう私も自宅ベランダから見ると丁度曇り空が幸いして、肉眼でも綺麗に金環日食が見えた午前7分30頃だった。

そんな朝方であったがさて今日は何処へ行くかとなって、少し前から四街道市中台の国道51号沿いにあるラーメンショップネモトがいいとして、気になっていたそこへ向かうことにした。しかし駅から遠く自動車が無いと不便な場所。

しかももしかしたら今日は営業していない可能性があるとして、一度はその訪問を思い直して断念。そんな時に最近乗用車を運転していないことに気づいて、たまには運転しないと勘も鈍くなるしとなった。車ならばそこが休業していたら別の場所にも気軽に行ける。

駄目元精神無くして、ラーメン道無しだ。(勝手に決めない) そんなわけでいつも利用するレンタカー店に電話で予約を入れると、ビッツの禁煙車がうまく空いており出掛けることにした。

かくて湾岸寄り一般道から穴川経由で渋滞に会いながらも、国道51号沿いにある先述の四街道のラーメンショップネモトの店頭へやって来た。

ところが現在は月曜・火曜の定休日らしくなんとお休み。主人がいない厨房を覗くと、カレンダーに定休日が囲ってあり誰もが直ぐに休日が判るようになっていた。

それを見て感心している場合ではなかった…。ともあれ想定内だけにそれなら他所へ行こうと国道51号をさらにひた走る。ここまで来ると渋滞もなく天気も良いだけに、ドライブ気分に拍車が掛かった。

それだけに途中には家系の山岡家数店やお馴染みの珍来、また千成ラーメンの青森発味噌牛乳カレーラーメンの案内等とあったがさらに佐原方面へ車を進めて行った。

するとラーメンショップの看板を偶然見つけ思わずここだとなって、広い駐車場の隅にレンタカーを停めて入口に立ち尽くした。そこには根本の名前があった。途中からここを探していた。

実は四街道のラーメンショップネモトには関連店が他に2軒あるとネットで気付いていて、車を走らせている内にその内の1軒に偶然の中だが出くわした次第だった。今回は本当に行き当たりばったりで、何とかなるだろうと気まぐれで出掛けたもの。

車載のカーナビがあれば何処かへ辿り着くだろうと地図本も持たずに出発していた。今回は何とかなったが、やはりある程度は計画を持って行動する方が良いだろう。それにしてもこれ以上ない偶然に辿り着いたこちらだった。

店頭には「開業昭和五十五年、根本のネギラーメン」と表記された看板があった。入店すると広い厨房の回りにぐるりとカウンター席が設けられていて、右奥が空いていたのでそこへ回り込んでその奥の席へ腰を降ろした。

そして振り返ってメニューから、ネギラーメンをオーダーすることにした。厨房テーブルには木製の麺箱が無造作に置いてあり、そこには大木屋製麺と刻まれていて後で調べて見ると近隣の佐倉市にある製麺所だった。

厨房の女将さんにお聞きすると、やはり四街道の関連店だと教えてくれた。最初にラーメンショップを開業させたのが次男の四街道店だそうで、長男のこちらより4〜5年早く開業したのだそうでするとそちらは昭和50年頃の開業だろうか。

ちなみに富里市根木名の県道106号線沿いにもラーメンショップネモトがあって、そちらは3男の方が営業しているそう。.3兄弟それぞれがラーメンショップを営業しているようだ。周辺のラーメンフリークの方々には、既にそれが知れ渡っているらしく食べログにもそうしたコメントを見つけた。

それにしても盛況なこちらだ。10トン車クラスのトラックや大型バスでさえ駐車できる、広い駐車場も強みとなっているのだろう。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、ここまで感動できる味わいは、久々と言える程とんでもない旨さ。いやもう美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い以下省略の美味しさだ。

チャーシューも泣ける旨さだし、白胡椒が利いたネギが震える旨さ。中太の麺はヤワメだけに好みが分かれそうだが、その風情はかなり素敵なものと言えた。

気がつけば完食。いや、実に超絶にかなり果てしなく、美味しさ無限大で感動的に良かった。

(左フォト) ネギラーメン並盛/壁のメニュー/店舗外観 (2012.05.21)


  2012.05.21 朝方の金環日食は曇り空が幸いして普通に撮影できた。   2012.05.21 国道51号沿いにある駐車場が大きいこちら。



喜劇らーめん食べ歩きTOP