パンケ 千葉・京成大久保





昨日の雨雲が洗い流された車の泥のように消え去って、また朝から夏らしい灼熱の陽射しが燦々と降り注いでいた8月前半の火曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、昨日の雨もあってかやけに湿度の高い午後8時近くだった。

先日は女優・岩崎ひろみさんの実家でもあるパンケ@八千代台を訪れて幌@新検見川にも再訪した。こうなれば必然的にこちらにも行かなければラオタ魂が泣いてしまう。

そんなわけで幌店主の実兄が営業している、そんなこちらへ仕事帰り立ち寄ることにした。

幕張本郷駅で総武線電車から京成電車に乗り換え、京成津田沼で降りて更に成田方面の電車に一駅だけ乗って夜の京成大久保にやって来た。

駅からそう遠くないこちらだけに、程なくして店頭に到着。昭和51年に北海道から千葉・八千代台にやって来たパンケの暖簾分け店となるこちらだ。

さっそく入店するとそこそこに盛況な店内。カウンター席の一番奥には家族連れの常連さんらしき方。その前にいかにも老練そうな店主が居て笑顔でやり取りしておられた。

メニューを手繰り寄せて、やはりここは味噌らーめんで行くかとなって餃子と共にオーダー。しばらくしてから店内の雰囲気を確認するため周囲を眺めた。

餃子は半人前があれば良かったなと注文した時に思ったが、すると壁面にその提供メニューが紹介されており、その時点で気がついただけに当然そこは後の祭りだった。

ふと天井を見上げると天井カセットタイプのエアコン吹き出し口から白い霧のような冷気が出ていた。乗用車のエアコン吹出し口や、湿度の高い夏の夜に外食店へ行くと見られる現象だ。

これは飽和水蒸気の量が温度が高い時ほど多くなるため、暑い日に空気を一気に冷やすと水蒸気が空気上でそこからあふれて小さな水滴となるため霧状に見えるもの。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、豚骨ベースらしい味噌スープは甘味を比較的表に出しており、それが味噌ダレの辛味の持ち味を押し上げる方向性を示すものとなっていた。

ハンドミキサーを利用する手法も本家ゆずりらしい。刻まれた長ネギの辛味さえ、優雅に感じることが出来た。モヤシも艶やかな肌合いが素敵だった。西山製麺の中細ちぢれの麺がやはり良かった。

餃子がまた果てしなく美味しいもので、食べる前は3個入りの半餃子で良かったと思ったが、こうして口にすると一人前にして大正解でいつまでもその絶妙な味わいをゆっくりと堪能させて貰った。

たっぷりの肉餡がジューシーで、皮が焼き目はパリッとして蒸した面はプリプリして肉餡が透けて見えてそれが食欲を進めさせた。

昭和56年頃に本家から暖簾分けが認められ、この界隈で営業を始めたこちらだそう。その後平成2年頃に現在の場所に少しだけ移動して今日に至っているらしい。

ちなみに船橋のコタンは本家の八千代台店では無く、こちらの京成大久保店だけで修業した方が始めたラーメン店なのだそう。

気がつけば完食。いや、とんでもなく実に味わい深い、これぞこだわりの美味し味噌ラーメンと言えた。


(左フォト) みそ/餃子/店舗外観 (2012.08.07)


 本場札幌らーめん パンケ 京成大久保店

 住所:千葉県習志野市大久保2-1-1 TEL047-478-9191

 定休日:月曜日※祝日の場合は翌日  営業時間:11:30〜23:30

 アクセス:京成本線京成大久保駅下車。下り上りホームとも津田沼寄り改札口を出たら踏切りの
       道路を右手に進んで行き、まもない十字路を右折。約100mほど歩いた右側にあり。



  2012.08.07 メニユーはこんな感じ。   2012.08.07 京成大久保駅近くにあるこちらの店舗遠景。