ラーメン パンケ 千葉・八千代台





今日ばかりは陽射しも準備中の札が掛けられお休みのようで、薄い曇り空が蒼く淀んでいた7月後半の久々連休となった涼しい金曜日だった。

そういえば千葉のラーメンを語る上で外せないラーメン店が八千代台駅から程ない場所に在る。それが訪問してなかったこちらで、それこそ大いなる宿題店だった。

北海道・滝川から昭和51年に移転してやって来たラーメン店だそう。パンケとはアイヌ語で川の下流を意味するようで、道内の山や沼に温泉の名前としても利用されている。

女優岩崎ひろみさんの実家としても有名なこちらで、幌@新検見川コタン@船橋、暖簾分けのパンケ@京成大久保の修業先として知られている。

そんなわけで本日こそと勝田台某店の近況を確認しつつもその店頭へやって来た。このホームページを始めた頃から知っていただけにその思いも感慨だ。

ちょうど味噌ラーメンを食すには打ってつけの天気だなと思いつつ、大ぶりの深紅の暖簾を潜った。たまたまなのか開店まもない時間もあって先客ゼロの店内。なるほど岩崎ひろみさんのポスターがひとまとめに貼られていて、そのことを表していた店内だった。

現在放映中の堀北真希さん主演の「梅ちゃん先生」では、近所の食堂「食事処みかみ」を営業する三上康子役を演じているが、実家がこのような同じ飲食店だけにやり易い役なのかも知れない。

フジテレビ系列の3年前に放送された、昼ドラ「嵐がくれたもの」では主役に抜擢されたこともあったようで、その時のドラマの紹介が店内に張り出されていた。

手前の奥へ座ろうとすると、ズンドウの熱気がきやすい場所だけに右奥の涼しい方へどうぞと促してくれた。そこは素晴らしいご配慮で、そちら側へ移動してからカウンター席へ腰掛けた。壁のメニューから味噌ラーメンと餃子をお願いした。

一人二人と入店客が来られて、しばらくすると後続客がさらに続いて盛況な店内となった。厨房の女性の一人は女将さんかと思いきや従業員さんだそうで、店主は月曜日と火曜日以外の夜9時以降に厨房へ入られるそう。程なく到着。

小型の俵型オムスビが2個来てランチサービスだそうで、それと一緒にラーメンと餃子が到着した。

それではと行かせて貰えば、なるほど一世を風靡した昭和50年代の味噌ラーメンの味わいから1ミリたりともぶれてないスタイルがたまらないもの。

豚骨ベースの出汁らしく、北海道と東北地方の味噌をブレンドしたものだそう。そう言えば味噌を溶かす際にハンドミキサーを使っていたが、昔はそんな小道具はあまり見掛けなかった。

ふと気がつくとそこは昭和55年元旦の札幌市内。昨日の雪の所為で足元がおぼつかないなか路面電車を利用して札幌ラーメン横丁へやって来た。正月だけに営業していない店もあったが数店舗だけやっていた。

その内の一店舗に入って味噌ラーメンを口にした。外は厳寒の札幌市内だけに旨さもひとしおだった。ハタと我に返れば、元の店内に居た。餃子もキツネ色にこんがりと焼き上がって美味しかった。

昭和55年頃の一人旅の際に札幌ラーメン横丁を訪れて味噌ラーメンを食したものだが、その時のイメージに近かった。西山製麺のごわっとしたこれぞ札幌ラーメンの麺がまた良かった。

野菜のボリュームもよろしく、もう気がつけば完食。味噌ラーメンが国内で流行の最先端だった時代の味噌ラーメンを堪能できた。いや、なかなかとても良かった。

(左フォト) みそ/ぎょうざ/店頭外観 (2012.07.20)


 ラーメン パンケ

 住所:千葉県八千代市八千代台北1-9-3  TEL047-483-6436  定休日:無休

 営業時間:平日・日祝11:00〜翌1:00◆金曜・土曜11:00〜翌2:00

 アクセス:京成本線八千代台駅西口下車。ロータリーから右斜めの道路を少し歩いた右側にあり。



  2012.07.20 ランチサービスでやって来た可愛いおむすび。   2012.07.20 こちらは女優・岩崎ひろみさんの実家。